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タワレコ・オリジナル企画盤~EMI“クラシカル・トレジャーズ”VOL.4

 

クラシカル・トレジャーズ

タワーレコード・オリジナル企画盤
EMI×TOWER RECORDS~“CLASSICAL TRESURES”
5/18(水)リリース
企画・販売:TOWER RECORDS
制作・発売:株式会社EMIミュージック・ジャパン

「レコード芸術」7月号にて、『マーラー:交響曲第4番/プレヴィン、ピッツバーグSO、アメリング』が“特選盤”に選ばれました。『シベリウス:交響曲第2番、他/プレヴィン』、『モーツァルト:交響曲集/ヴァンデルノート』、『J.S.バッハ:ヴァイオリン協奏曲、他/ミルシテイン、他』は“推薦盤”となりました。

EMIミュージック・ジャパンのご協力のもと、タワーレコード・オリジナル企画盤“クラシカル・トレジャーズ”の第4弾のリリースが決まりました。 今回は全8タイトルです。ます、プレヴィンの70年代の録音。ロンドン響首席指揮者時代のベートーヴェンとショスタコーヴィチ、ピッツバーグ響音楽監督時代のマーラーとシベリウス。いずれも指揮者として充実したキャリアを築きあげた時代の録音です。マゼールとベルリン・フィルの蜜月のひと時の濃密なブルックナー2曲の演奏は聴きものです。また、ヴァンデルノートの2タイトルは、彼の代表盤にふさわしいもので、パリ音楽院管とのモーツァルト後期交響曲集[仏EMIのオリジナル・マスターテープを使用した最新のCD化!]、ベルリン・フィルとのベートーヴェン、ともに必聴です。ホルスト・シュタインの1枚は、十八番ともいえるワーグナー&ドイツ・ロマンティック序曲を合わせた2枚組で、NHK響との息の合った演奏です。そして、ミルシテインのバッハとヴィヴァルディの協奏曲。モリーニと共演の2台ヴァイオリンの協奏曲を含め、ミルシテインが得意として、定評あるバロック作品演奏です。今回の8タイトルはいずれも聴き応え十分のラインナップです。

クラシカル・トレジャーズ

ベートーヴェン:交響曲第5番《運命》&第7番/アンドレ・プレヴィン(指揮)、ロンドン交響楽団<1973>
[QIAG-50061 (1CD)]

【収録曲】
ベートーヴェン
交響曲第5番 ハ短調 作品67 《運命》
(1) 第1楽章:アレグロ・コン・ブリオ
(2) 第2楽章:アンダンテ・コン・モート-ピウ・モッソ-テンポ・プリモ
(3) 第3楽章:アレグロ
(4) 第4楽章:アレグロ-プレスト

交響曲第7番 イ長調 作品92
(5) 第1楽章:ポコ・ソステヌート-ヴィヴァーチェ
(6) 第2楽章:アレグレット
(7) 第3楽章:プレスト-アッサイ・メノ・プレスト
(8) 第4楽章:アレグロ・コン・ブリオ

【演奏】
アンドレ・プレヴィン(指揮)
ロンドン交響楽団

【録音】
1973年1月10~11日&11月26日(1-4)
1973年12月19日&1974年1月17日(5-8)

プレヴィン&ロンドン響のベートーヴェンを再発売。プレヴィン流美学に貫かれた《運命》&第7番。
ロンドン交響楽団との蜜月時代に録音されたベートーヴェン。後にロイヤル・フィルと再録音される2曲ながら、この録音は、それまでのベートーヴェン演奏のイメージを覆すようなスタイルの演奏で、プレヴィン流の美に徹したものです。落ち着いたテンポ感に支えられた新鮮な響きは、ベートーヴェンの演奏スタイルが話題となりつつあった時代の先鞭のひとつともいえます。オリジナル・スタイルとも違う味わいにあふれた1枚です。

クラシカル・トレジャーズ

マーラー:交響曲第4番/アンドレ・プレヴィン(指揮)、ピッツバーグ交響楽団、エリー・アメリング(S)<1978>
[QIAG-50062 (1CD)]

【収録曲】
マーラー
交響曲第4番 ト長調
(1) 第1楽章:慎重に、急がずに
(2) 第2楽章:ゆったりとした動きで。あわてずに
(3) 第3楽章:平穏に (ポコ・アダージョ)
(4) 第4楽章:くつろいで

【演奏】
アンドレ・プレヴィン(指揮)
ピッツバーグ交響楽団
エリー・アメリング(ソプラノ)

【録音】
1978年5月15&16日

国内盤初発売、プレヴィン唯一のマーラー録音。アメリングの美声も堪能、マーラー没後100年記念。
自然な流れに乗って音楽が鳴り響くプレヴィン唯一のマーラー正規録音です。プレヴィンがオーケストラから紡ぎだした豊かな響きは印象的です。大げさな振る舞いを極力抑え、マーラーの交響曲の中でも最も編成の小さな作品をストレートでシンプルな表現で聴かせる極めてスタイリッシュな演奏です。第4楽章のアメリングの美声はまさに天上の美を思わせます。

クラシカル・トレジャーズ

シベリウス:交響曲第2番(※)、ショスタコーヴィチ:交響曲第6番/アンドレ・プレヴィン(指揮)、ピッツバーグ交響楽団(※)、ロンドン交響楽団<1973&1974、1977(※)>
[QIAG-50063 (1CD)] (※)世界初CD化

【収録曲】
シベリウス
交響曲第2番 ニ長調 作品43
(1) 第1楽章:アレグレット
(2) 第2楽章:テンポ・アンダンテ、マ・ルバート
(3) 第3楽章:ヴィヴァチッシモ
(4) 第4楽章:フィナーレ (アレグロ・モデラート)

ショスタコーヴィチ
交響曲第6番 ロ短調 作品54
(5) 第1楽章:ラルゴ
(6) 第2楽章:アレグロ
(7) 第3楽章:プレスト

【演奏】
アンドレ・プレヴィン(指揮)
ピッツバーグ交響楽団

【録音】
1977年1月17日(1-4)
1973年12月1日&1974年4月8日

「シベリウス:交響曲第2番」は世界初CD化!プレヴィン・ファンはもちろん、クラシック・ファン待望の復活。
シベリウスは世界初CD化でプレヴィン・ファン待望のリリースです。プレヴィンらしいスマートな組み立てで進行しながらも聴きどころを押さえた名演です。ピッツバーグ交響楽団も良質なアンサンブルでプレヴィンの指揮に応えています。ショスタコーヴィチも国内盤初CD化で、こちらも作品の特徴を余すところなく聴かせています。

クラシカル・トレジャーズ

ワーグナー:管弦楽曲&ドイツ・ロマンティック序曲集/ホルスト・シュタイン(指揮)、NHK交響楽団<1983&1984>
[QIAG-50064/65 (2CD)]

【収録曲】
<DISC 1>
ワーグナー
(1) 歌劇《さまよえるオランダ人》序曲
(2) 楽劇《神々の黄昏》より ジークフリートの葬送行進曲
(3) 歌劇《ローエングリン》第3幕への前奏曲
(4) 楽劇《ワルキューレ》第3幕より ワルキューレの騎行
(5) 楽劇《トリスタンとイゾルデ》より前奏曲と愛と死
(6) 楽劇《ニュルンベルクのマイスタージンガー》第1幕への前奏曲
(7) 歌劇《タンホイザー》序曲

<DISC 2>
(1) ニコライ:歌劇《ウィンザ-の陽気な女房たち》序曲
(2) メンデルスゾーン:序曲《フィンガルの洞窟》作品26
(3) ウェーバー:歌劇《オベロン》序曲
(4) シューベルト:《ロザムンデ》序曲
(5) ウェーバー:歌劇《魔弾の射手》序曲
(6) フンパーディンク:歌劇《ヘンゼルとグレーテル》前奏曲

【演奏】
ホルスト・シュタイン(指揮)
NHK交響楽団

【録音】
1983年2月26&27日(DISC 1)
1984年2月16&17日(DISC 2)
ホルスト・シュタイン&NHK交響楽団名演集

シュタイン&NHK響の名盤復活。両者十八番のワーグナー&ドイツ・ロマンティック序曲集。
シュタインが最も得意とするドイツ音楽のレパートリーから十八番ともいえるワーグナーの管弦楽作品集と、ドイツ・ロマンティック序曲集を合わせたもので、名誉指揮者として活躍したNHK交響楽団との録音。バイロイトでも活躍したシュタインらしく序曲や管弦楽作品が全曲のスケール感を持って組み立てられています。また、ドイツ・ロマンティック序曲集では、堅実なスタイルと絶妙なニュアンスが合わさる上手さが光る演奏です。

クラシカル・トレジャーズ

J.S.バッハ&ヴィヴァルディ:ヴァイオリン協奏曲集/ナタン・ミルシテイン(Vn、指揮)、エリカ・モリーニ(Vn)、室内アンサンブル<1962-1966>
[QIAG-50066/67 (2CD)]

<DISC 1>
J.S.バッハ
(1)-(3) ヴァイオリン協奏曲第1番 イ短調 BWV1041
(4)-(6) ヴァイオリン協奏曲第2番 ホ長調 BWV1042
(7)-(9) 2つのヴァイオリンのための協奏曲 ニ短調 BWV1043
(10)-(13) 2つのヴァイオリンのためのソナタ ハ長調 BWV1037 (ゴルトベルク編曲)

ヴィヴァルディ
(14)-(16) ヴァイオリン協奏曲 イ長調 RV352 (マデルナ編)
(17)-(19) ヴァイオリン協奏曲 ニ短調 RV242

<DISC 2>
ヴィヴァルディ
(1)-(3) 2つのヴァイオリンのための協奏曲 ニ短調 作品3-11 RV565
(4)-(6) ヴァイオリン協奏曲 ハ長調 RV186 (マデルナ編)
(7)-(9) ヴァイオリン協奏曲 イ長調 RV350 (マリピエロ編)
(10)-(12) ヴァイオリン協奏曲 イ長調 RV343 《スコルダトゥーラ》
(13)-(15) ヴァイオリン協奏曲 ニ長調 RV213 (マリピエロ編)
(16)-(18) ヴァイオリン協奏曲 イ長調 RV340 (マリピエロ編)
(19)-(21) ヴァイオリン協奏曲 ニ長調 RV233 (マリピエロ編)

【演奏】
ナタン・ミルシテイン(ヴァイオリン、指揮)
エリカ・モリーニ(ヴァイオリン)(DISC 1;7-9 / DISC 2;1-3)
弦楽オーケストラ&通奏低音(チェンバロ)(DISC 1;1-9、14-19 / DISC 2)
ベティ・フィッシャー(ピアノ)(DISC 1;10-13)

【録音】
1962-1966年
一部オリジナルマスターテープに起因するノイズ等が有りますがご了承下さい。

ミルシテインのバッハの協奏曲に、モリーニとの2台ヴァイオリン協奏曲を組み合わせたベスト盤。
確かな技巧と作品そのものを見通したようなミルシテインの演奏は、派手なパフォーマンスばかりを披露するのはなく、その人柄を思わせるような真摯な演奏で、ロマン派の大曲も印象的でした。今回は、「無伴奏ソナタ&パルティータ」など定評あるバロック作品の録音で、ミルシテインの演奏スタイルによる協奏曲は聴きものです。モリーニを迎えての2台ヴァイオリンの協奏曲も好演です。

クラシカル・トレジャーズ

ブルックナー:交響曲第7番&第8番/ロリン・マゼール(指揮)、ベルリン・フィルハーモニー管弦楽団<1988、1989>
[QIAG-50068/69 (2CD)]

【収録曲】
ブルックナー
<DISC 1>
交響曲第7番 ホ長調 (ノヴァーク/ブルックナー協会版)
(1) 第1楽章:アレグロ・モデラート
(2) 第2楽章:アダージョ (非常に荘厳に、かつ、ゆっくりと)
(3) 第3楽章:スケルツォ (非常に速く) & トリオ (ややゆっくりと)
(4) 第4楽章:フィナーレ (快速に、しかしあまり速くなく)

<DISC 2>
交響曲第8番 ハ短調 (1890年ノヴァーク版)
(1) 第1楽章:アレグロ・モデラート
(2) 第2楽章:スケルツォ (アレグロ・モデラート) & トリオ (ゆっくりと)
(3) 第3楽章:アダージョ (厳かにゆっくりと、ただしひきずらないように)
(4) 第4楽章:フィナーレ (厳かに、速くなく)

【演奏】
ロリン・マゼール(指揮)
ベルリン・フィルハーモニー管弦楽団

【録音】
1988年2月24&25日(第7番)
1989年6月4&7日(第8番)

マゼール&ベルリン・フィルによる渾身の第7番と濃密な第8番。第7番はマゼールの代表盤としてもおススメ。
マゼール&ベルリン・フィルの蜜月時代の圧倒的な第7番と、濃密な第8番を組み合わせたアルバムです。第7番はオーケストラとの息の合った演奏で、マゼールの雄大で徹底した組み立てが際立つ演奏です。80年代のこの組み合わせの録音中、ベスト盤ともいえる第7番です。また、第8番は、他にないほどの濃密な演奏で、フル・パワーで押し寄せるオーケストラ・サウンドはまさに圧巻で、マゼールの特徴的な演奏です。

クラシカル・トレジャーズ

モーツァルト:交響曲第35番、第36番、第38番~第41番/アンドレ・ヴァンデルノート(指揮)、パリ音楽院管弦楽団<1957>
[QIAG-50070/71 (2CD)]

【収録曲】
<DISC 1>
(1)-(4) 交響曲第35番 ニ長調 K.385 《ハフナー》
(5)-(8) 交響曲第36番 ハ長調 K.425 《リンツ》
(9)-(11) 交響曲第38番 ニ長調 K.504 《プラハ》

<DISC 2>
(1)-(4) 交響曲第39番 変ホ長調 K.543
(5)-(8) 交響曲第40番 ト短調 K.550
(9)-(12) 交響曲第41番 ハ長調 K.551 《ジュピター》

【演奏】
アンドレ・ヴァンデルノート(指揮)
パリ音楽院管弦楽団

【録音】
1957年
※一部オリジナルマスターテープに起因するノイズ等が有りますがご了承下さい。

没後20周年、ヴァンデルノートの名盤「モーツァルト:交響曲集」。質素で端正なたたずまいをうかがわせる代表盤。
ヴァンデルノートの名盤中の名盤「モーツァルト:後期交響曲集」の復活です。ハイドシェクとの協奏曲録音も高評価を得ていましたが、この交響曲集こそ、ヴァンデルノートの本領発揮の演奏といえます。録音当時、若手有望株として注目を集めていたヴァンデルノートの才気煥発なスタイルで生き生きと聴かせながら、簡潔さを保ったモーツァルトです。
※仏EMIのオリジナル・マスターテープを使用した最新のCD化!

クラシカル・トレジャーズ

ベートーヴェン:序曲集/アンドレ・ヴァンデルノート(指揮)、ベルリン・フィルハーモニー管弦楽団<1960頃>
[QIAG-50072 (1CD)]

【収録曲】
ベートーヴェン
(1) 《レオノーレ》序曲 第3番 作品72
(2) 《エグモント》作品84 序曲
(3) 序曲《コリオラン》 作品62
(4) 《プロメテウスの創造物》 作品43 序曲
(5) 歌劇《フィデリオ》序曲 作品72b

【演奏】
アンドレ・ヴァンデルノート(指揮)
ベルリン・フィルハーモニー管弦楽団

【録音】
1960年頃
※一部オリジナルマスターテープに起因するノイズ等が有りますがご了承下さい。

没後20周年、ヴァンデルノート&ベルリン・フィル唯一の録音、「ベートーヴェン:序曲集」復活。
1951年のブザンソン指揮者コンクールで注目を集たヴァンデルノートのベルリン・フィルとのステレオ・レコーディング。シンプルなスタイルながら、推進力のあるオーケストラを上手く機能させて聴かせるセンスが光る全5曲です。同時期にケンペがBPOと同じ曲を録音していながらも録音ということで、EMIからの期待の大きさもうかがえます。50~60年代ヨーロッパの若手指揮者の注目株であったヴァンデルノートの1枚です。

 

カテゴリ : タワーレコード オリジナル企画 | タグ : EMIクラシカル・トレジャーズ

掲載: 2011年06月28日 16:20

更新: 2011年07月06日 09:33