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タワレコ・オリジナル企画~ワーナー「デトゥール・コレクション」第9弾

ワーナー・デトゥール・コレクション

 

タワーレコード・オリジナル企画盤
WARNER × TOWER RECORDS

2012年7月発売の第8弾に続き、好評Detour Collectionの最新盤が早くも登場!

デトゥール・コレクション第9弾 全6タイトル
9/14(金)リリース

企画・販売:TOWER RECORDS
制作・発売:株式会社ワーナーミュージック・ジャパン

株式会社ワーナーミュージック・ジャパンのご協力によるタワーレコード・オリジナル企画盤シリーズ「デトゥール・コレクション」第9弾、6タイトルを2012年9月14日に発売いたします。前回のエラート・レーベルに対し、今回は全てテルデック・レーベル原盤です。
今回発売の6点はいずれも発売当時話題になったものの、その後一部を除いて市場に流通していない名作ばかりをセレクトしました。たとえ当時話題になった盤であっても、発売後数年間は市場に流通していますが、その後は廃盤というケースが多いのが実情です。中には発売後17年も廃盤のままのものもありました。今回発売の6タイトルは一部のディスクを除いて、輸入盤を含め現在入手不可能なものを中心に選定しました。今回もオリジナルを尊重し、できるだけ発売当初のスタイルのままでの再発売を心がけました。

ミルシテインのラストリサイタルは日本では発売時ベストセラーになった名盤。技巧的なことよりむしろミルシテインの音楽性に惹かれる方が多いのでしょう。その真摯な音に対して、今でも熱烈なファンがいることが十分頷けます。
2012年秋に来日するシフは、2013年60歳を迎え、ますます精力的な活動をしています。今回復刻する3点はどれも40代前半の、まさに壮年期の魅力溢れる名盤ばかりで、発売当時好評を持って迎えられました。ソロのみならず、室内楽でも定評がある現代を代表する傑出したピアニストの重要な記録です。今回、来日記念盤としてリリースいたします。
最後にTELDECの重要アーティスト、2012年12月に83歳となる鬼才アーノンクールの2作。ガンバ奏者としての活動初期からTELDECレーベルと深い繋がりを持ち、いつの時代も聴衆の度肝を抜いてきた彼の、TELDECレーベルとしてのひとつの到達点がブルックナーであったことは興味深い事実です。その後別レーベルで継続していますが、録音順にTELDECに収録した全4作をBOX化しました。最後に稀少な全曲盤である「プロメテウスの創造物」。ベートーヴェンにも並々ならぬ力を注いできた彼の貴重盤です。

 

最後のリサイタル/ナタン・ミルシテイン
[WQCC-312]
【収録曲】
1.ベートーヴェン:ヴァイオリン・ソナタ第9番イ長調作品47「クロイツェル」
2.J.S.バッハ:シャコンヌ(無伴奏パルティータ第2番ニ短調BWV1004より)
3.ヘンデル:ヴァイオリン・ソナタ イ長調作品1-3
4.J.S.バッハ:アレグロ・アッサイ(無伴奏ソナタ第3番 ハ長調BWV1005より)
5.サラサーテ:序奏とタランテラ作品43
6.プロコフィエフ(ミルシテイン編曲):ピアノ曲集「年老いた祖母の物語」作品31より第2曲、第3曲
7.チャイコフスキー(ミルシテイン編曲):マリアのアリア(歌劇「マゼッパ」より)
8.パガニーニ:カプリース第13番(24のカプリ―ス作品1より)
9.リスト(ミルシテイン編曲):コンソレーション第3番変ニ長調
【演奏】
ナタン・ミルシテイン(ヴァイオリン)
ジョルジュ・プリュデルマシェール(ピアノ)(1,3,5,6,7,9)
【録音】
1986年6月17日 ストックホルム ベルワルド・ホール (ライヴ録音)
【原盤レーベル】
TELDEC
ロシア・ヴァイオリン楽派、最後の巨匠ミルシテイン、伝説となった感動のラスト・リサイタル。没後20年記念再リリース

その73年にもわたるキャリアに終止符を打った伝説のコンサートの記録。当時82歳だった彼の演奏は、80代のヴァイオリン奏者として史上に類を見ない域にまで達している稀代のコンサートの記録です。82歳だから素晴らしいのではなく、どの年齢においてもその年代で最高水準の演奏をしてきたことが凄いと言わざるを得ない、まさに人類の遺産的演奏。
※ソロモン・ヴォルコフ氏による解説入り:「ナタン・ミルシテイン:ハーモニーとパラドックス」
※解説:クリストファー・ヌーペン氏(栗田洋氏訳)、ソロモン・ヴォルコフ氏(栗田洋氏訳)、栗田洋氏

ベートーヴェン:ピアノ協奏曲全曲&ピアノ・ソナタ第23番《熱情》/アンドラーシュ・シフ、ハイティンク
[WQCC-313/315]
【収録曲】
ベートーヴェン:
<CD1>
1.ピアノ協奏曲第1番ハ長調作品15
2.ピアノ協奏曲第2番変ロ長調作品19
<CD2>
3.ピアノ協奏曲第3番ハ短調作品37
4.ピアノ協奏曲第4番ト長調作品58
<CD3>
5.ピアノ協奏曲第5番変ホ長調作品73《皇帝》
6.ピアノ・ソナタ第23番ヘ短調作品57《熱情》
【演奏】
アンドラーシュ・シフ(ピアノ)
ベルナルト・ハイティンク(指揮)
ドレスデン・シュターツカペレ
【録音】
1996年3、11、12月 ドレスデン
【原盤レーベル】
TELDEC
モダン楽器による現代ベートーヴェン演奏のスタンダード!伝統と格式を兼ね備えたオケの響きも秀逸
録音当時40代初めのシフが1996年に満を持して録音したベートーヴェン。伝統的な演奏であるにもかかわらず、時代の様式も反映された見事な出来。その絶妙なバランス感溢れる演奏は、今後長きにわたって聴き継がれてゆく名盤です。オケの響きも要求を十分満たし、まさに秀逸。何度も録音しているハイティンクの手によるサポートも見事です。
国内盤のセットとしては1997年以来久々の復活。発売当時封入されていたシフ、ハイティンクそれぞれのインタビュー記事も忠実に再現。
※インタビュー記事付き(シフ、ハイティンク)
※解説:高橋昭氏、西原稔氏、ヴァルター・ドープナー氏(石井宏氏訳)

シューベルト:ピアノ三重奏曲第1,2番、アルペジオーネ・ソナタ、他/シフ、塩川悠子、ペレーニ
[WQCC-316/317]
【収録曲】
シューベルト:
<CD1>
1.アルペジオーネ・ソナタ イ短調D.821
2.ピアノ三重奏曲第1番変ロ長調作品99 (D.898)
<CD2>
3.ノットゥルノ変ホ長調作品148(D.897)
4.ピアノ三重奏曲第2番変ホ長調作品100(D.929)
【演奏】
アンドラーシュ・シフ(ピアノ)
塩川悠子(ヴァイオリン)
ミクローシュ・ペレーニ(チェロ)
【録音】
1995年9月 モントゼー
【原盤レーベル】
TELDEC
極めて純度の高いシフのピアノと、シューベルトの歌心が融合した類稀な名演!
シフが主宰するモントゼー音楽祭と連動して1995年に録音されたピアノ・トリオ集が待望の復活。お互いに完全に気心が知れた3人だけに、天衣無縫で密度の高いアンサンブルを満喫することができます。ピアノ・トリオ2曲に加え、ペレーニによる「アルペジオーネ・ソナタ」がカップリングされているのも大きな魅力!極めて純度の高いシフのピアノが、つぎつぎと「歌」を紡ぎ出していく様はまさに室内楽の醍醐味。尚、当盤ではスケルツォ楽章のダ・カーポ後のリピートを除き、基本的に全てのリピートを履行していることは特筆される事項です(また新全集に従いD.929の第四楽章でカットされていた100小節も復活)。発売当時話題になった覇気溢れるシューベルトの名盤が、1997年以来久しぶりに復活します。
※解説:小林宗生氏

モーツァルト自身の楽器による三重奏曲集/シフ、塩川悠子、ペレーニ、他
[WQCC-318]
【収録曲】
モーツァルト:
1.ピアノ三重奏曲変ロ長調作品15の1 K.502
2.クラリネット三重奏曲変ホ長調K.498《ケーゲルシュタット・トリオ》
3.ピアノ三重奏曲ホ長調作品15の2 K.542
【演奏】
アンドラーシュ・シフ(フォルテピアノ:アントン・ワルター、1870年頃製作)
塩川悠子(ヴァイオリン:製作者不詳、1700-1750年頃ミッテンヴァルト)(1,3)
エーリヒ・ヘーバルト(ヴィオラ:カルロ・アントニオ・テストーレ)(2)
ミクローシュ・ペレーニ(チェロ:ミッテンヴァルトのセバスチャン・クロッツ、1770年頃製作)(1,2)
エルマー・シュミット(クラリネット:アウグスト・グレンザーのレプリカ)(2)
【録音】
1995年1月 ザルツブルグ、モーツァルテウム
【原盤レーベル】
TELDEC
モーツァルト自身が所有していた楽器を含む、稀代のアンサンブル!名手シフが現代に蘇らせた貴重な演奏
ヴァイオリンとピアノ、恐らくヴィオラもモーツァルト自身が所有していた楽器を使って演奏された稀にみる貴重な盤です。現代の名手達によってどのように蘇ったのか非常に興味が沸くこれらの演奏は、ある意味モーツァルト直伝の演奏再現といっても差し支えないかも知れません。
発売当時かなり話題になりながらも長らく廃盤であった当盤が1996年以来久しぶりに復活。
※解説:フェアー・ファーガスン氏(加藤博子氏訳)、加藤博子氏

ベートーヴェン:「プロメテウスの創造物」全曲/アーノンクール指揮ヨーロッパ室内管弦楽団
[WQCC-319]
【収録曲】
ベートーヴェン:バレエ音楽「プロメテウスの創造物作品43(全曲)
【演奏】
ニコラウス・アーノンクール(指揮)
ヨーロッパ室内管弦楽団
【録音】
1993年11月 ウィーン
【原盤レーベル】
TELDEC
後の「英雄」交響曲に使われた主題を含むベートーヴェンの稀少バレエ曲の全貌が、アーノンクールにより解明される!
ベートーヴェンの生涯で2作しか残されなかった稀少なバレエ音楽作品のうちの1作。プロメテウスの主題はその後「英雄交響曲」や「エロイカ変奏曲」にも引用されました。「プロメテウスの神話、物語、音楽・・・この世界は、ベートーヴェンの最初期の創作から作曲家としての経歴の絶頂期に至るまで、彼の音楽的発想の源泉であり続けた」と語るアーノンクールによる、徹底したスコアリーディングの成果がこの盤には表出されています。
発売当時話題になりながらも長らく廃盤であった当盤が1995年以来久しぶりに復活します。
※解説:岡本稔氏

ブルックナー:交響曲第3,4,7,8番(TELDEC録音集成)/アーノンクール
[WQCC-320/323]
【収録曲】
ブルックナー:
<CD1>
1.交響曲第3番ニ短調WAB103[第2稿/1877年(ノヴァーク版III-2)]
<CD2>
2.交響曲第4番変ホ長調《ロマンティック》[1878/80年版]
<CD3>
3.交響曲第7番ホ長調
4.交響曲第8番ハ短調[1890年ノヴァーク版] 第1楽章
<CD4>
4.交響曲第8番ハ短調[1890年ノヴァーク版] 第2楽章-第4楽章
【演奏】
ニコラウス・アーノンクール(指揮)
ロイヤル・コンセルトヘボウ管弦楽団(1,2)、 ウィーン・フィルハーモニー管弦楽団(3)、 ベルリン・フィルハーモニー管弦楽団(4)
【録音】
1994年12月 フェラーラ(ライヴ録音)(1)
1997年4月 アムステルダム(ライヴ録音)(2)
1999年6月 ウィーン(3)
2000年4月 ベルリン(ライヴ録音)(4)
【原盤レーベル】
TELDEC
TELDECに残した全ブルックナー録音を集成。3つのオケを振り分けた、アーノンクールにしかない至高のブルックナー観が炸裂!
1994年に録音された3番より突如始まったアーノンクールによるブルックナー録音は、予想通り様々な意味で話題になり、その論争は未だに現在も継続中です。スコアの意味を解きほぐしてゆくその音は、従来のブルックナー演奏史を覆すくらいスリリングで、また魅力的なものです。コンサートにおける単なる音の饗宴を排除した、明晰な理論と確信に基いたその解釈は一点の曇りもありません。全ての音楽ファンに捧げる、歴史を変えた貴重な演奏です。
録音年代順にTELDECに残した全4曲を網羅。ディスクの順番も録音順となっています。4番以外は入手が難しくなっておりました。「アーノンクール、ブルックナーを語る」の読み物も収録。今回、初出時の各盤の国内盤解説も全て収録しました。
※アーノンクール、ブルックナーを語る(栗田洋氏訳)付き
※解説:平林直哉氏、モニカ・メルトゥル氏(城所孝吉氏訳)、レナーテ・ウルム氏(城所孝吉氏訳)、ヴォルフガング・モーア(城所孝吉氏訳)
※解説書合計25ページ

カテゴリ : ニューリリース | タグ : タワーレコード オリジナル企画 ワーナー・デトゥール・コレクション

掲載: 2012年08月09日 16:27

更新: 2012年08月09日 17:30