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キューバの伝統と革新を象徴する天才シンガー=ダイメ・アロセナ、2枚目のアルバム『Cubafonía』

Dayme Arocena

 

デビュー・アルバム『Nueva Era』は世界的評価を獲得し、その人柄と才能に惚れ込んだジャイルス・ピーターソンはもちろん、ロイ・エアーズやブラジルのスーパースターであるエヂ・モッタらからも愛され、ここ日本ではピーター・バラカン監修の音楽フェスティバル〈LIVE MAGIC〉で来日も果たしている。

しかし素晴らしい成功を手にした今も、彼女の音楽に対する真摯な姿勢には少しのブレもない。彼女が生まれ育ったのは、2部屋に21人が暮らす家。そこではありとあらゆるものにルンバのリズムが刻まれていた。そんな独自の音楽文化の中で生を受けた彼女は、キューバ独特の音楽的方言が凝集した"音楽言語”を作り上げることを目指し、今も懸命に努力を続けている。

デビュー作での成功と世界ツアーを経て完成させた今作は、母国の豊かで多彩な音楽要素を網羅しつつ、〈Soundway〉のアーティスト、デクスター・ストーリーを共同プロデューサーに迎え、ミゲル・アトウッド・ファーガソンがストリングス・アレンジを担当するなど、本格派シンガーとして見事な成長を遂げたダイメのスケールアップした魅力が詰まったより完成度の高い作品となっている。

 

 

掲載: 2017年02月02日 10:58