ラ・フォル・ジュルネ・オ・ジャポン「熱狂の日」音楽祭2017~LFJ2017の聴きどころ
日本クラシック史上最大級となる舞曲の祭典。
太古の昔より、人が踊るところにはいつも音楽が奏でられていました。最も原初的な表現行為であるダンスは、常に音楽とともに民衆の中から生まれ、ごく早い時期からクラシック音楽に影響を与えてきました。
今回のラ・フォル・ジュルネでは、ルネサンスから今日まで600年間にわたるダンスと音楽の密接な関係をたどります。舞曲のワクワクするような躍動感と爆発的なエネルギーが、会場全体にみなぎることでしょう。
日本クラシック史上最大級となる舞曲の祭典を、どうぞお楽しみに!
アーティスティック・ディレクター ルネ・マルタン
日本クラシック史上最大の舞曲フェス!
「舞曲」と「リズム」を切り口に、ルネサンスから今日まで600年間のパノラマを展開する今年のLFJ、宮廷舞踊や民俗舞踊を取り入れた傑作から、20世紀以降のジャズやロック、ワールド・ミュージックに触発された作品、さらにはタンゴやフラメンコ、和太鼓やジャズまで、躍動感あふれる多彩なプログラムが目白押しです。打楽器が大活躍する曲や、スペイン・中南米の作曲家の曲がたくさん演奏されるのも今年の特徴。
ゴールデン・ウィークは東京国際フォーラムで日本のクラシック史上最大の舞曲フェスを、存分にお楽しみください!
LFJならではのユニークなコンサート
※[数字]はプログラム番号を現します
20世紀の合唱音楽の大傑作!ルネ・マルタンの今年のイチオシは、オネゲルの音楽劇「ダヴィデ王」[343]
アルゼンチンの作曲家バカロフによるバンドネオンをフィーチャーした南米の宗教曲「ミサ・タンゴ」[144]
和太鼓奏者林英哲が今年も大活躍。東西打楽器バトルを展開[215、346]
二胡と中国琵琶による中国の伝統舞曲[361]
アコーディオンの世界的巨匠リシャール・ガリアーノによるタンゴへのオマージュ[145、216、245、322]
脱ジャンル音楽パフォーマンス集団渋さ知らズによる渋さ版「舞曲の祭典」[247]
LFJの芸術監督ルネ・マルタンがご案内する「ル・ク・ド・クール〜ハート直撃コンサート」[216]
【演奏曲目】マルケス:ダンソン 第2番を収録
「舞曲の祭典」の最後を華やかに飾るLFJ版ガラ・コンサート[316]
【演奏曲目】ブラームス:ハンガリー舞曲第1番・第3番・第17番・第5番を収録
掲載: 2017年03月18日 00:00