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甘美な音色でベルカントのように歌うヴァイオリン~カンポーリのサラサーテ:スペイン舞曲集がLP復活!

カンポーリのサラサーテ

イタリア、ローマ出身で、6歳から移住したイギリスで活躍したヴァイオリニスト、そしてカードゲーム“ブリッジ”の名手、アルフレッド・カンポーリ(1906~1991)。流麗なテクニックと甘美な音色を駆使したベルカントのように旋律を歌わせる演奏で有名でした。13歳でメンデルスゾーンのヴァイオリン協奏曲を弾いてデビューし、大歌手のネリー・メルバやクララ・バットについて演奏旅行するなど、当時の天才少年の典型的なキャリアの積み方で演奏活動をスタートしました。1920年代末から1930年代にかけて、自らサロン・オーケストラを組織し、軽音楽の演奏で録音や放送に活躍しました。戦後は英デッカと契約し、クラシックのレパートリーを次々に録音し、同時にソリストとして世界的な演奏活動を開始しました。日本へも1960年と1966年に来日しています。

1976年に英オワゾリールに録音したサラサーテの作品集(スペイン舞曲集+2つのヴァイオリンのためのナバーラ)は、難技巧を難技巧と感じさせない、流麗かつ味わい深い演奏で、録音の素晴らしさでも知られているものです。ユニバーサル・ミュージックのオリジナル・マスターテープよりエミール・ベルリナー・スタジオの名エンジニア、ライナー・メイラードがアナログ・マスタリングとカッティングを担当、ドイツ・パラス社にて180グラム重量盤にプレスされています。
(タワーレコード)

【曲目】
サラサーテ:8つのスペイン舞曲集
第1番“マラゲーニャ” OP. 21 NO. 1
第2番“ハバネラ” OP. 21 NO. 2
第3番“アンダルシアのロマンス” OP. 22 NO. 1
第4番“ホタ・ナバーラ” OP. 22 NO. 2
第5番“祈り” OP. 23 NO. 1
第6番“サパテアード” OP. 23 NO. 2
第7番 OP. 26 NO. 1
第8番 OP. 26 NO. 2

サラサーテ:2つのヴァイオリンのためのナバーラ OP. 33

【演奏】
アルフレッド・カンポーリ(ヴァイオリン)
ダフネ・イボット(ピアノ)
ベリンダ・ブント(ヴァイオリン、Op.33のみ)

【録音】
1976年11月8日、ロンドン、ロスリン・ヒル教会でのアナログ・ステレオ録音

アルフレッド・カンポーリ プロフィール
1906年10月20日、ローマ生まれのヴァイオリニスト。サンタ・チェチーリア音楽院のヴァイオリン科の教授だった父から手ほどきを受ける。1911年 一家はロンドンに移り、10歳で正式デビュー。少年期には各地のコンクールで上位入賞をさらった。その後全世界で演奏活動を行ない、1702年製のストラ ディヴァリから醸し出される美しい音色と、イタリア人らしいベルカントの情感溢れる演奏で聴衆を魅了。1960年、66年に来日している。
(音楽出版社)

カテゴリ : ニューリリース | タグ : 高音質(クラシック) クラシックLP

掲載: 2017年06月15日 00:00