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NAXOS~2017年7月発売予定新譜情報(14タイトル)

naxos②

幅広いレパートリーと実力派アーティストの録音を楽しめる事で人気の廉価レーベルNAXOSレーベルの新譜情報です。このレーベルでしか聴けない珍しい曲も多数含まれており興味深い作品も多数。良質な演奏を安価でお求めいただけます!

クライスラー(1875-1962):完全録音集 第7集
フリッツ・クライスラー(ヴァイオリン)

第一次世界大戦では陸軍中尉として戦争に参加、しかし重傷を負い除隊となったクライスラー。その後はニューヨークに戻り演奏活動を再開したものの、様々な事情で活動は軌道に乗らず、結局はヨーロッパに戻ることとなり、1923年には日本を含む極東ツアーを行い、1924年から1934年まではベルリンに拠点を置くこととなります。この第7集はそんな波乱万丈の時代の録音集。特に重要なのはHMV録音で聴ける、クライスラーの9歳離れた弟で才能あるチェリスト、フーゴとのアンサンブルです。フリッツの影響を受けたと思われる豊かなカンタービレに満ちた音は、まさに典型的なウィーン風。素晴らしく息のあった演奏です。ピアニスト、ラムソンと行ったビクター・トーキング・マシーンへの録音は、初のエレクトリカル・レコーディングであり、いくつかのテイクを失敗するなど、新しいシステムでの試行錯誤がうかがわれるものの、1733年製のストラディヴァリの豊かな響きが余すことなく記録されました。
(ナクソス・ジャパン)

ラースロー・ライタ(1892-1963):交響曲第7番、組曲第3番 Op.561、他
ニコラ・パスケ(指揮)ペーチ交響楽団

ブダペストに生まれ、ライプツィヒ、ジュネーヴ、パリで学び独自の作風を身につけながらも、第一次世界大戦後にはハンガリーの民族音楽の研究に力を尽くし「20世紀の最も重要なハンガリーの作曲家」の一人として認められたラースロー・ライタの作品集。1956年に起きた「ハンガリー動乱」の印象をもとに作曲された交響曲第7番は、ソヴィエト連邦の抑圧と支配に苦しむハンガリー国民の反乱が描かれた作品。全体に悲劇的な雰囲気が漂っていますが、最後は希望への祈りを現すように明るく終わります。ディヴェルティメントのように楽しい組曲第3番も聴きものです。
(ナクソス・ジャパン)

ロッシーニ(1792-1868):歌劇《シジスモンド》2幕
アントニーノ・フォリアーニ(指揮)ヴィルトゥオージ・ブルネンシス

愛する妻アルディミーラが自分を裏切ったと誤解し、彼女に死刑宣告を出したポーランド王シジスモンド。しかしやはり後悔に苛まれ、ついには精神を病んでしまいます。しかし、アルディミーラは生きており、エジェリンダと名を変え王の前に現れます。黒幕は王の腹心、宰相ラディスラオ。全てが明らかになって王はようやく正気を取り戻すというお話です。1814年に初演されたロッシーニの歌劇《シジスモンド》。しかしその後はほとんど演奏される機会のない「失敗作」でした。しかし、21世紀になって巻き起こった“ロッシーニ・ルネサンス”はこのような光の当たらない作品も発掘。人々は作品の素晴らしさを再確認することとなります。この演奏はヴィルトバート・ロッシーニ祭のライヴ収録。バランスの良い歌手たちの配役が光ります。。
(ナクソス・ジャパン)

ポール&ポーリーヌ・ヴィアルド:ヴァイオリンのためのソナタとソナチネ集
レート・クッペル(ヴァイオリン)、ヴォルフガング・マンツ(ピアノ)

19世紀の音楽界、文学界において、極めて特異な存在感を放った女性ポーリーヌ・ガルシア=ヴィアルド。スペインの高名なテノール歌手マヌエルを父に持ち、自身も声楽家としてデビュー。ショパン、シューマンの親友でもあり、またロシアの文豪ツルゲーネフの相談相手として、多くの芸術家たちに影響を与えたことで知られています。作曲家としても才能を示し、ショパンのマズルカを歌に仕立てた曲や、オリジナル曲など数多くの作品が残されています。彼女の一人息子ポールも音楽的才能を受け継ぎ、ヴァイオリニストとして活躍。しかし、偉大すぎる母を越えることができず、最終的には音楽を離れてしまいました。ヴァイオリン・ソナタの他にもいくつかの作品が残されていますが、どれも息の長い美しいメロディに彩られています。
(ナクソス・ジャパン)

他、新譜タイトルの詳細は下記の「関連商品」をご参照ください。

カテゴリ : ニューリリース

掲載: 2017年06月27日 00:00