モトリー・クルー(Motley Crue)の傑作『Girls, Girls, Girls』30周年記念盤が登場
1983年にリリースしたセカンド・アルバム『シャウト・アット・ザ・デビル』で全米にLAメタル旋風を巻き起こし、ワイルドで破天荒なロックンロール・ライフを突き進んだ伝説のバッド・ボーイズ・ロック・バンド、モトリー・クルー。狂気の頂点にして、その後のロック・シーンを一気に変えてしまった傑作『Girls, Girls, Girls』にボーナストラックを収録した30周年記念盤が登場!
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1987年5月にリリースされた4作目『Girls, Girls, Girls』は、全米アルバム・チャート初登場5位、最高2位まで上り詰めた大ヒット作。プロデューサーは『シャウト・アット・ザ・デビル』から3作連続となるトム・ワーマン。音楽的にはたいへん充実しており、ヘヴィ・メタリックなサウンドにさらに磨きをかけ、都会的なサウンドを演出している。本作からシングル・カットされた「ガールズ、ガールズ、ガールズ」、「オール・アイ・ニード」のミュージック・ビデオは、放送禁止となったにも関わらずチャートを駆け上り、このことからも当時の彼らの勢いが伺える。米ポルノ界の大スター、トレイシー・ローズのことを歌った「オール・イン・ザ・ネーム・オブ…」や、ドラッグ漬けの日々を歌った「ダンシング・オン・グラス」など、歌詞の内容はどれも刺激的なものばかり。当時のロサンゼルスの街の空気をそのままパッケージしたかのようなサウンドと歌詞で、頂点を極めたのだった。
今作にはボーナス・トラックとして未発表曲「ロデオ」を含む5曲が追加収録され、初回生産限定盤に付属のDVDにはトミー・リー、ニッキー・シックス、ドック・マギーによるインタビューが収録される。