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メジューエワ日本コンサートデビュー20周年記念第3弾!2アルバムを同時リリース!!

メジューエワ2017年7月新譜


若林工房 2017年7月22日リリース
メジューエワ日本コンサートデビュー20周年記念、第3弾。 2アルバムを同時リリース!

玲瓏たるCFXの響き――シューベルト晩年の深まりゆく孤独をうたう

メジューエワによる2017年3月のライヴ録音、初登場となったヤマハホールで得意のシューベルトを披露したリサイタル。繊細かつ強靭なタッチはヤマハCFXから玲瓏な響きを引き出し、作曲家晩年の深まりゆく孤独の世界を 見事に描きます。清澄で古典的な佇まいと、抒情の奥にひそむ始原の混沌(カオス)の暗翳が絶妙にバランスされた演奏。シューベルト・ファン必聴の一枚で す!

ライナノートより
「…(変ロ長調ソナタ)第一楽章のダ・カーポを誘導する部分が今回ほど意味をもって語られたことはない。ま た反復を終えて次の天国的なくだりにいたると、ここがこれほど懇ろ念入りに奏でられるのをついぞ聴いた覚えがないのである。得も言われぬ色合いの彩なすこ の急所こそは、ますます遅くなる、その必然性は、ファウストの、留まれ汝は斯くも美しい、の求めに委ねるに如くはない。」(須永恆雄)
若林工房

【曲目】
シューベルト:
3つのピアノ曲 D946
ピアノ・ソナタ 第21番 変ロ長調 D960
3つのピアノ曲 D946 第1番変ホ短調より(アンコール曲)

【演奏】
イリーナ・メジューエワ(ピアノ)

【録音】
2017年3月17日、東京、ヤマハホールにおけるライヴ録音

リストの苦悩と偉大の結晶――彼岸へ思いを馳せる巡礼の旅

メジューエワによるリスト「巡礼の年」全曲録音がスタートしました。第1弾とな る今作は、有名な「エステ荘の噴水」を含む「第3年」。レチタティーヴォや不協和音を多用した調性の曖昧な音楽は、難解・晦渋とされる一方で、リスト晩年 の深い精神性をたたえた傑作として近年は高く評価されています。メジューエワの一音一音をかみしめるような演奏からは、作曲家の苦悩と諦観が痛々しいまで に伝わってきます。アンコール風に置かれた「聖ドロテア」も魅力的な一曲。

ライナノートより
「…低音のふとい和音から、こまかく 繊細なパッセージまで、しっかりピアノを響かせ、鳴らしきっている。その歩みは作曲家の孤独な後姿さえ髣髴とさせる。とくに第6曲の後半、 trionfare(勝利を告げるように)の神々しい昂揚感は圧巻だ。それはリストその人の苦悩と偉大を結晶化したかのような音楽だ」(國重裕)
若林工房

【曲目】

リスト:
巡礼の年 第3年S.163 (全7曲)
聖ドロテア S.187

【演奏】
イリーナ・メジューエワ(ピアノ)

【録音】
2017年4月8~9日、新川文化ホール(富山県魚津市)

カテゴリ : ニューリリース

掲載: 2017年07月11日 00:00