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初出音源!シェリング弾き振りのヴィヴァルディ&モーツァルト1969年ステレオ・ライヴ

シェリング弾き振り


シェリング:ヴィヴァルディ/モーツァルト
1969年録音 オリジナル・リマスター

ヘンリク・シェリング(1918-1988)はポーランド出身でメキシコに帰化した、20世紀を代表する名ヴァイオリニストでした。名教師カール・フレッシュに学んだ完璧無類のテクニックを駆使して、楽曲を真正面から捉えた格調高い演奏で一世を風靡しました。商業録音はステレオ期のフィリップス(現デッカ)に数多く残していますが、戦前、彼自身がライヴ録音を発表することはありませんでした。今回登場するのは1969年12月のライヴ録音ですが、彼は同じ曲目を同時期に商業録音しており(《四季》は1969年1月、モーツァルトは1966年4月録音)、当時発売されたLPレコードはそれぞれ大きな話題を呼び、高い評価を得た録音でした。シェリングのライヴが、商業録音よりも熱を帯びたものになっていることは、これまでにリリースされたライヴCDでも確認でき、今回のCDの2曲でも、演奏の素晴らしさだけでなく、商業録音との違いも注目されるところでしょう。録音では共演が少なかったドイツのオーケストラを弾き振りしていることも興味深いポイントと言えます。
(タワーレコード)

【収録曲目】
ヴィヴァルディ(1678-1741):ヴァイオリン協奏曲「四季」Op.8
モーツァルト(1756-1791):ヴァイオリン協奏曲 第5番 イ長調

【演奏】
ヘンリク・シェリング(ヴァイオリン&指揮)
プフォルツハイム・南西ドイツ室内管弦楽団

【録音】
1969年12月7日 ライヴ収録(ステレオ)

カテゴリ : ニューリリース

掲載: 2017年07月13日 00:00