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豪エロクアンス~ベイヌム、ジェニファー・ヴィヴィアン、プレストンなどの名盤が復活!

豪エロクアンスシリーズ①


DG、Deccaの名盤復刻シリーズとして絶大なる人気を誇る「オーストラリア・エロクアンス」シリーズ。今回もエドゥアルト・ファン・ベイヌムのバロック管弦楽曲集、J.S.バッハの“管弦楽組曲”の2タイトル、ソプラノのジェニファー・ヴィヴィアンのパーセル“歌劇『妖精の女王』”などデッカ初CD化を含む5タイトル、プレストン&オックスフォード・クライスト・チャーチ大聖堂聖歌隊の合唱曲集など名盤揃いの8タイトルです。

ベイヌムのバロック、ロココ作品の旧フィリップス録音を新規リマスタリング

エドゥアルト・ファン・ベイヌム~ヘンデル、J.S.バッハ、クラーク:作品集

オランダ人指揮者のエドゥアルト・ファン・ベイヌムがバロック、ロココのレパートリーを演奏した珍しい作品集が旧フィリップス録音から新規リマスタリングされて発売されます。
今回のアルバムにはロンドン・フィルハーモニー管弦楽団との演奏で、イギリスの指揮者サー・ハミルトン・ハーティによりオーケストラ編曲された『水上の音楽』からの組曲が収録されており、温かな弦のレガートを引き出す指揮が、ハーティの華やかな編曲を引き立てています。『王宮の花火の音楽』も同じくハーティの編曲で、ジェレマイア・クラークの『トランペット・ヴォランタリー』とともにコンセルトヘボウ管弦楽団との演奏で録音されたものです。
このJ.C.バッハの『シンフォニア』を録音した半年後、1959年4月13日にベイヌムはコンセルトヘボウ管弦楽団とのブラームスのリハーサル中に亡くなりました。
(ユニバーサルミュージック)
【曲目】
ジェレマイア・クラーク/サー・ヘンリー・ウッド編:
1) トランペット・ヴォランタリー
ヘンデル/サー・ハミルトン・ハーティ編:
2) 組曲『王宮の花火の音楽』*
3) 組曲『水上の音楽』*
J.C.バッハ:シンフォニア
4) 第2番変ロ長調Op.18 No.2*
5) 第4番ニ長調Op.18 No.4*

*DECCA世界初CD化

【演奏】
エドゥアルト・ファン・ベイヌム(指揮)
ロイヤル・コンセルトヘボウ管弦楽団(1, 2, 4, 5)
ロンドン・フィルハーモニー管弦楽団(3)
【録音】
1950年5月5日、ロンドン、キングズウェイ・ホール(3)
1952年5月19日(1, 2)
1958年10月6、7日(4, 5)
アムステルダム、コンセルトヘボウ

感動的な「アリア」が聴けるベイヌムによるバッハ演奏

エドゥアルト・ファン・ベイヌム~J.S.バッハ:管弦楽組曲全曲

ベイヌムのバッハ演奏は聴く者を元気にさせてくれます。多くの現代版演奏に見られる非常に速いテンポも、コンセルトヘボウ管弦楽団の前任者であるメンゲルベルクの大げさなクライマックス、ロマン的なポルタメントもなく、ベイヌムは作品への深い愛情が感じられる陽気な演奏を聴かせてくれるのです。有名な組曲第3番の「アリア」は、トランペット主導の堂々とした第4番の「序曲」と同様に感動的です。
このフィリップスのモノラル録音はファン・ベイヌムのキャリアの1955年6月から1956年4月という比較的後期に行われました。
(ユニバーサルミュージック)
【曲目】
J.S.バッハ:管弦楽組曲
1) 第1番ハ長調BWV1066
2) 第2番ロ短調BWV1067
3) 第3番ニ長調BWV1068
4) 第4番ニ長調BWV1069
【演奏】
フーベルト・バルワーザー(ソロ・フルート)(2)
エドゥアルト・ファン・ベイヌム(指揮)
ロイヤル・コンセルトヘボウ管弦楽団
【録音】
1955年5月31日-6月2日(1, 2)、1956年4月3日(3)、10日(4)
アムステルダム、コンセルトヘボウ

史上初の完全録音、デッカ初CD化

ジェニファー・ヴィヴィアン~パーセル:歌劇『妖精の女王』(2枚組)

初期のオワゾリール録音がデッカから初めて再発売されます。
1957年2月デッカのウェスト・ハムステッド・スタジオで録音されたこのアルバムは史上初の『妖精の女王』の完全録音でした。パーセルの仮面劇からの組曲と個別の舞曲は室内アンサンブルや交響楽団により演奏、録音され、「One Charming Night(ある魅力的な夜)」のような歌はイギリスの歌手たちにも聴衆にもよく知られていました。しかしパーセルの音楽にはたいてい典礼式の場面がつきもので、そこでは彼の聖歌や時に頌歌の荘厳で堂々とした演奏が与えられました。
劇作曲家としてのパーセルの機知と創作力は、アンソニー・ルイスが意欲的にこの録音の準備を始めるまで音楽界ではすっかり見過ごされてきました。ルイスはパーセル学会の名誉幹事として、バーミンガム大学の音楽教授として仕事をし、それにより学術的な視点と同じくらい実技的な視点からも初期のバロック音楽の研究を可能にしました。
(ユニバーサルミュージック)
【曲目】
パーセル:歌劇『妖精の女王』

DECCA初CD化
パーセルの『妖精の女王』初の完全録音

【演奏】
トマス・ヘムズリー(酔っぱらった詩人 他/バス)
ジェニファー・ヴィヴィアン(第1の妖精 他/ソプラノ)
エルジー・モリソン(第2の妖精 他/ソプラノ)
ピーター・ピアーズ(ポイボス、第1の中国人 他/テノール)
ジョン・ウィットワース(第2の中国人 他/テノール)
トレヴァー・アンソニー(眠り 他/バス)
ピーター・ボジス(Mospa/テノール)
セント・アンソニー・シンガーズ
アンソニー・ルイス(指揮)
ボイド・ニール管弦楽団
【録音】
1957年2月6, 17, 23、24日、ロンドン、ウェスト・ハムステッド、デッカ・スタジオ

オワゾリールのアルバムの再発売。J.C.バッハとスカルラッティの作品集

ジェニファー・ヴィヴィアン、エルシー・モリソン~ヴォクソール・ガーデンズのバッハ

オワゾリールのアルバムの再発売。デッカ世界初CD化の曲も含まれています。
ソプラノのジェニファー・ヴィヴィアンはロンドンの王立音楽アカデミーで、キャスリーン・フェリアーの声楽教師であったロイ・ヘンダーソンに師事しました。ヘンダーソンにより、安定したテクニックを身につけ、さまざまなレパートリーにおけるオペラとオラトリオ双方の役に賞賛をもって迎えられました。ブリテンお気に入りの歌手として知られているヴィヴィアンは、バロックのレパートリーの復活における立役者でもありました。
指揮者のサーストン・ダートはJ.C.バッハのチェンバロ協奏曲でソリストも務めています。
(ユニバーサルミュージック)

【曲目】
J.C.バッハ:
1) チェンバロ協奏曲ヘ長調Op.7 No.2*
2) ヴォクソール・ソングズ(Come, Colin、Would you a female heart inspire、Ah, why should love、Lovely yet ungrateful swain、Cease awhile)*
3) 二重唱による6つのカンツォネッタOp.4
スカルラッティ:
4) カンタータ『Clori e Lisa』*
5) カンタータ『Floro e Tirsi』*

*DECCA世界初CD化

【演奏】
ジェニファー・ヴィヴィアン(ソプラノ)(2-5)
エルシー・モリソン(ソプラノ)(3-5)
デズモンド・デュプレ(ヴィオラ・ダ・ガンバ)(4, 5)
サーストン・ダート(オルガン&指揮/1、チェンバロ&指揮/2,3、チェンバロ/4,5) ボイド・ニール管弦楽団(1-3)
【録音】
1956年(1-3)、1957年(4,5)、ロンドン

4世紀にまたがる幅広いレパートリーが魅力

ジェニファー・ヴィヴィアン、ノーマ・プロクター~イギリスの歌

ソプラノ歌手ジェニファー・ヴィヴィアンがイギリスの歌を録音したオリジナルのデッカ録音。もう一人、1950年代、60年代に大人気を博したイギリス人歌手ノーマ・プロクターの伝承歌をカップリング。ヴィヴィアンのよく通る澄んだソプラノ、劇の機知に富む印象的な存在はベンジャミン・ブリテンの目に留まり、プロ・デビューはブリテン編曲の『乞食オペラ』の初演でした。
《イギリスの歌》には多くの魅力が詰まっています。そのレパートリーは作者不詳のリュートの歌、トマス・モーリーのワシントン州のマドリガル「時は花祭りの5月」から、ブリテン、クィルター、ヴォーン・ウィリアムズの現代の歌まで4世紀にまたがります。
1955年デッカからメッゾ・ソプラノ、ノーマ・プロクターとの《伝承歌》が10インチLPで発売されました。プロクターはヴィヴィアンと同様、王立アカデミーでイギリスの声楽教師の第一人者ロイ・ヘンダーソンに師事しました。プロクターは2017年5月に亡くなり、彼女の初のソロ・リサイタルCDで、「すばらしいコントラルト」と評された当盤が、この歌手の思い出を偲び、再発売されることになりました。
(ユニバーサルミュージック)
【曲目】
1) 作者不詳:ライ・スティル・マイ・ディア
パーセル:
2) ニンフと羊飼い
3) 美しき島
4) モーリー:時は花祭りの5月
5) 作者不詳:恋人に林檎をあげよう
アーン:
6) 蜜蜂の吸う蜜を
7) オ・ラヴィシング・ディライト
伝承歌
8) ボビー・シャフトー
9) 熟したサクランボ
10) タチジャコウソウの春
11) 伝承歌/ブリテン編:かわいいポリー・オリヴァー
12) ヘッド:ジギタリス
13) ハウエルズ:ガヴォット
14) ヴォーン・ウィリアムズ:ニュー・ゴースト
15) ホプキンス:憂鬱な歌
16) クィルター:愛の哲学
伝承歌:
17) ランダル卿
18) 日曜日が来ればわたしは17歳
19) How Deep in Love am I
20) 作者不詳:no John
伝承歌
21) Jan
22) Soldier, Soldier
23) 作者不詳:O can ye sew Cushions?

DECCA世界初CD化

【演奏】
ジェニファー・ヴィヴィアン(ソプラノ)(1-16)
ノーマ・プロクター(ソプラノ)(17-23)
アーネスト・ラッシュ(ピアノ)(1-16)
アレック・レッドショウ(ピアノ)(17-23)
【録音】
1953年4月27日、5月4、12日、ロンドン、キングズウェイ・ホール(1-16)
1955年9月21日、ロンドン、ウェスト・ハムステッド、デッカ・スタジオ(17-23)

ヴィヴィアンの美声が光るモーツァルトの教会音楽

ジェニファー・ヴィヴィアン~モーツァルト:リタニアK.195&243

オワゾリールのアルバムの再発売。
ザルツブルクの教会音楽家だった若きモーツァルトは、なじみのあるミサ曲を作ることと、晩祷と連祷(リタニア)に音楽をつけることを依頼されました。祝日の午後に歌われるリタニアは、18世紀にはカトリックの礼拝用の音楽として好まれていた形式でした。この2つの『リタニア』が最初に完全録音された時、イギリスのソリストによる四重唱がメロディと声の両方の美しさに注目すべき貢献をしました。『グラモフォン』誌は、モーツァルトの『リタニア』K.195とさらに大規模な『リタニア』K.243で主導的な役割を果たしていたジェニファー・ヴィヴィアンについて、「澄んだ声と鋭い感性を持ち、見事なフレージングの歌唱」と評価しています。
(ユニバーサルミュージック)
【曲目】
モーツァルト:
1) リタニア(聖母マリアの祝日のために)K.195
2) 聖体の祝日のためのリタニア K.243
【演奏】
ジェニファー・ヴィヴィアン(ソプラノ)
ナンシー・エヴァンス(コントラルト)
ウィリアム・ハーバート(テノール)
ジョージ・ジェイムズ(バス)
ラルフ・ダウンズ(オルガン)
セント・アンソニー・シンガーズ
アンソニー・ルイス(指揮)
ボイド・ニール管弦楽団
【録音】
1955年、ロンドン

ソプラノ歌手ヴィヴィアンがハイドン管、ロンドン・フィルと共演

ジェニファー・ヴィヴィアン~モーツァルト&ハイドン:シェーナ&アリア

ソプラノのヴィヴィアンを洒落た演奏で支えているのは、ハイドン管弦楽団の名のもとにロンドンで集められた楽団、指揮は英国でハイドンの交響曲の先駆的録音を数多く残しているハリー・ニューストーンです。モーツァルト指揮者として世界的に評価されているペーター・マークとロンドン・フィルハーモニー管弦楽団と共演したアルバムから3曲が加えられています。
(ユニバーサルミュージック)
【曲目】
ハイドン:
1) ベレニーチェのシェーナ「ベレニーチェ、何をしようとしているのか?」Hob.XXIVa:10
2) 聖チェチーリアのミサHob.XXV:5
モーツァルト:
3) アリア「ああ、私はそれを知っていた…ああ、私の眼の前から去って」K.272
4) アリア「どうしてあなたを忘れられようか…恐れないで、愛する人よ」K.505
5) アリア「ああ、やさしい星よ、もし天に」K.538
6) クレド:エト・インカルナトゥス・エスト(『大ミサ曲ハ短調』K.427より)
7) アレルヤ(『エクスルターテ・ユビラーテ』K.165より)
【演奏】
ジェニファー・ヴィヴィアン(ソプラノ)
ピーター・ウォルフィッシュ(ピアノ)(4)
ハリー・ニューストーン(指揮)
ハイドン管弦楽団
ペーター・マーク(指揮)
ロンドン・フィルハーモニー管弦楽団
【録音】
1957年5月7、8日、ロンドン、キングズウェイ・ホール(1-3)
1958年4月14、15日、ロンドン、ウォルサムストウ、アッセンブリー・ホール(4, 5)、不明(6-8)

クライスト・チャーチの聖歌隊による合唱曲

サイモン・プレストン&オックスフォード・クライスト・チャーチ大聖堂聖歌隊~ストラヴィンスキー&プーランク:合唱作品集

1975年にストラヴィンスキーの『詩篇交響曲』と『カンティクム・サクルム』を収めたArgoのLPが初めて発売された時、センセーションが巻き起こりました。それまでは高音部に女声が使われていたのが、ストラヴィンスキーは特別にこの交響曲に子供の声を求めました。そして『カンティクム・サクルム』の古いスコアにもそれと同じよく通る声が念頭にあったと思われます。
クライスト・チャーチのミサ曲の録音はおそらく1973年に他のArgoのLPに収録されていて、プーランクの『4つのモテット』がカップリングされていました。プレストンはちょうどその3年前に弱冠32歳でクライスト・チャーチのオルガン奏者、聖歌隊指揮者となっていました。
(ユニバーサルミュージック)
【曲目】
ストラヴィンスキー:
1) 詩篇交響曲
2) カンティクム・サクルム
3) ミサ曲
4) プーランク:悔悛のための4つのモテット
【演奏】
オックスフォード・クライスト・チャーチ大聖堂聖歌隊
サイモン・プレストン(指揮)
アンドリュー・ジャイルズ(アルト)(3)
フィリップ・ケイヴ、アーサー・リンドレー(テノール)(3)
ピーター・ヘロン(バス)(3)
ニコラス・ジョーンズ(トレブル)(3)
フィリップ・ジョーンズ・アンサンブル(1, 2)
ロンドン・シンフォニエッタ(3)
【録音】
1973年4月16‐18日(3)、4月20、21日(4)、オックスフォード、マートン・カレッジ
1974年12月17‐19日、ロンドン、トゥーティング、オール・セインツ(1, 2)

カテゴリ : ニューリリース

掲載: 2017年09月19日 00:00