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ミリアム・フリード、20年振りにバッハの無伴奏ソナタ&パルティータを再録音!

ミリアム・フリード

イスラエル出身のアメリカの女性ヴァイオリニスト、ミリアム・フリード(1946~)が2度目のバッハ/無伴奏全曲を録音しました。前回は20年前、フランスのリランクス・レーベルへの録音で、一部で評判を呼びましたが、残念ながら廃盤となっています(品番:LYR187/188)。フリードはテル・アヴィヴでヴァイオリンを学んでいるところを大ヴァイオリニストのアイザック・スターンに見出され、ジュネーヴに留学してロラン・フェニヴス(フーバイ門下。アンセルメ時代のスイス・ロマンド管弦楽団のコンサートマスター)に師事。その後、渡米してインディアナ大学でジョセフ・ギンゴールド(イザイ門下)に学び、ジュリアード音楽院でイヴァン・ガラミアン(カペー門下)の元で総仕上げを行いました。

1968年のパガニーニ国際コンクール、1971年のエリザベート王妃国際コンクールで優勝して一躍その名を世界に轟かせ、後者でのライヴ録音であるシベリウスのヴァイオリン協奏曲はドイツ・グラモフォンからLPレコードで発売されました。

私生活ではアメリカでヴィオラ奏者のポール・ビスと結婚。夫の母はロシア出身で、バーバーからチェロ協奏曲を献呈された名チェリスト、ラヤー・ガールブゾヴァ(1909~1997)でした。また、夫ビスとの間に生まれたジョナサン・ビス(1980~)は、現在若手ピアニストとして注目を集めている俊才です。

ミリアム・フリードは現在インディアナ大学ジェイコブズ音楽院の教授を務め、世界中でマスタークラスを開催。また演奏活動も続けています。今回の録音では、彼女のバッハ解釈の総決算が聴けることでしょう。
(タワーレコード)

ミリアム・フリード

フリードのコンクール時代(左)とデビュー後(右)


1968年のパガニーニ国際コンクール、1971年のエリザベート王妃国際コンクールを制した名ヴァイオリニスト、ミリアム・フリード。
ニューイングランド音楽院で教授として後進の育成にあたり、その門下にはペッカ・クーシストやナンシー・ゾウも名を連ねるなど、アメリカのヴァイオリン界を代表する名教師の1人としてもその名を知られています。
2016年に70歳を迎えたミリアム・フリードは、ヴァイオリン奏者にとってのバイブル、J.S.バッハの「無伴奏ヴァイオリンのためのソナタとパルティータ」の約20年振りとなるレコーディングを決断。
18世紀にはルイ・シュポアが所有していたと伝わる銘器、1718年製作のストラディヴァリウスで奏でたバッハの無伴奏は、まさにミリアム・フリードのソリストとしての集大成と呼ぶに相応しい見事な演奏です。
(東京エムプラス)

【曲目】
J.S.バッハ:無伴奏ヴァイオリンのためのソナタとパルティータ BWV.1001-1006(全曲)
【演奏】
ミリアム・フリード(ヴァイオリン)
【録音】
2016年12月、エルサレム音楽センター(イスラエル)
※当タイトルは、高品質メディア(SONY DADC/Diamond Silver Discs)を使用した、レーベル・オフィシャルのCD-R盤となります。

カテゴリ : ニューリリース

掲載: 2017年10月17日 00:00