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キングインターナショナルが独自で音源を調達した『戦中のフルトヴェングラー(6CD)』

フルトヴェングラー

フルトヴェングラーの苦悩と爆発!
1942年第九、1942年グレイト、1943年ベト7、
1943年ブラ4、1944年ブル8 など9 曲、
戦中(1942-45年)の凄絶ライヴを
最新リマスター音源で集成

戦中のフルトヴェングラー(6CD)

【CD 1】 原盤:米オリンピック(P)1974
ベートーヴェン:交響曲 第4番 変ロ長調 作品60
ベルリン・フィルハーモニー管弦楽団
録音:1943 年6月27-30日 フィルハーモニー、ベルリン
(第1・2 楽章はライヴ、第3・4 楽章は聴衆不在の放送用録音)
ベートーヴェン:交響曲 第7番 イ長調 作品92
ベルリン・フィルハーモニー管弦楽団
録音:1943年10月31日-11月3日 フィルハーモニー、ベルリン(ライヴ)
【CD 2】 原盤:米エヴェレスト(P)1969
ベートーヴェン:交響曲 第9番 ニ短調 作品125「 合唱付き」
ベルリン・フィルハーモニー管弦楽団、ブルーノ・キッテル合唱団、
ティラ・ブリーム(ソプラノ)、エリーザベト・ヘンゲン(アルト)、
ペーター・アンデルス(テノール)、ルドルフ・ヴァッケ( バス)
録音:1942 年3月22-24日 フィルハーモニー、ベルリン(ライヴ)
【CD 3】 原盤:米オリンピック(P)1975
ブラームス:交響曲 第2番 ニ長調 作品73
ウィーン・フィルハーモニー管弦楽団
録音:1945年1月28-29日 ムジークフェラインザール、ウィーン(ライヴ)
【CD 4】 原盤:英ジャブリン(P)1997
ブラームス:交響曲 第4番 ホ短調 作品98
ブラームス:ハイドンの主題による変奏曲 作品56a
ベルリン・フィルハーモニー管弦楽団
録音:1943年12月12-15日 フィルハーモニー、ベルリン(ライヴ)
【CD 5】 原盤:英ジャブリン(P)1997
シューベルト:交響曲 第9番 ハ長調 D944「 ザ・グレイト」
ベルリン・フィルハーモニー管弦楽団
録音:1942年12月6-8日 フィルハーモニー、ベルリン(ライヴ)
ラヴェル:バレエ音楽「ダフニスとクロエ」第2 組曲
ベルリン・フィルハーモニー管弦楽団
録音:1944年3月21日 フィルハーモニー、ベルリン(ライヴ)
【CD 6】 原盤:英ジャブリン(P)1997
ブルックナー:交響曲 第8番 ハ短調( ハース版=原典版)
ウィーン・フィルハーモニー管弦楽団
録音:1944年10月17日 ムジークフェラインザール、ウィーン(放送用録音)

ヴィルヘルム・フルトヴェングラー(指揮)

「フルトヴェングラーの最高の演奏というと、戦時中の録音に着目するのが習いとなっている」(ジョン・アードイン『フルトヴェングラー・グレート・レコーディングズ』藤井留美訳、音楽之友社刊)

 戦火まじえる激動の時代にあっても、自らの芸術活動に命を懸けたフルトヴェングラー。1942 年3 月の「第九」から、戦時中最後のコンサートとなった45 年1 月の「ブラームス2 番」まで、巨匠の“最高の演奏" 9 曲をCD6 枚組に集成。ファン必携!壮絶な爆演の数々が最新デジタルリマスター音源でよみがえります!

  1942 年よりフルトヴェングラー指揮の演奏会が全欧に向け放送されるようになり、ドイツ帝国放送局がコンサートのライヴ録音や聴衆不在の通し録音を行いました。この9曲はその“戦中のマグネットフォン録音" として有名なものです。音質自体は、76cm/ 秒速のテープにメインマイク1 本によるワンポイント録音と、アナログ・テープ録音方式としては理想的といってよいかもしれません。これらの録音テープは終戦後ソ連に持ち帰られ、露メロディアからLPが発売されました。この板おこしで英ハンター社がユニコーン・レーベルのLPを発売。また、一部の曲はコピーテープが西ドイツ内の放送局に遺されていて、このテープ系音源をもとに仏ターラ等がCD を制作しています。有名な録音だけに、これまで各社から盤おこし系、テープ系と数多くの復刻CDが発売されてきましたが、今回、“復刻CD の決定盤" とすべく、キングインターナショナルが独自で音源を調達して復刻するものです。戦時中の巨匠の内奥にまで迫った衝撃の音再現にご注目ください。

・ベートーヴェン「4 番& 7 番」(1943)・・・ともに、5種類ある同曲の録音のなかで、最初の録音。米オリンピック原盤「ベートーヴェン交響曲全集」(5CD,KKC4107/11)から編集。最初期LPのマスターテープからつくられた極上の復刻です!

・ベートーヴェン「9 番」(1942)・・・緊迫感にみちたドラマチックな指揮、オーケストラとコーラスの傑出したできばえから、ファンの間では「バイロイトの第九」をも凌ぐ評価の「ベルリンの第九」。1969 年に米エヴェレストが発売したLP のマスターテープを96kHz/ 24bit でデジタル化。LP1 枚に詰め込むため、テンポを上げていますが、音質そのものは最初期のLP らしく芯のしっかりした音!キング関口台スタジオでピッチを修正したうえでリマスタリング、初CD 化!

・ブラームス「2 番」(1945)・・・3 種あるうち最初の録音。「最も引力が強い演奏」(アードイン、前掲の書より)。1975 年に米オリンピックが発売したLP のマスターテープを96kHz/ 24bit でデジタル化し、さらにキング関口台スタジオでピッチを修正したうえでリマスタリング、初CD化するもの。以下5曲(CD3 枚)の音源は、英ジャブリン社の原盤デジタルマスターを使用。1997年に海外でMAGIC TALENTレーベルで発売されたことがあります。今回、キング関口台スタジオで最新リマスタリング。鮮度アップして国内盤化!

・ブラームス「4 番&ハイドンの主題による変奏曲」(1943)・・・それぞれ4 種、7 種あるうち最初の録音。「(4 番)最も望ましいのは戦時中のベルリンでのもの」(アードイン、前掲の書より)。

・シューベルト「9 番」(1942)・・・5 種あるうちの最初の録音。42 年盤「グレイト」として、あまりにも有名な演奏。

・ラヴェル「ダフニスとクロエ」第2 組曲(1944)・・唯一の録音。

・ブルックナー「8 番」(1944)・・・4 種あるうちで最初の録音。壮大な構築の内にウィーン・フィルの美質を収めた名演。

6枚収納のマルチケース+12 pブックレット(解説:平林直哉)+ オビ付。

【関連商品】

フルトヴェングラーの、これは名盤?迷盤?
あの「ベートーヴェン交響曲全集」(米オリンピック原盤)
ついにCD化発売!
最初期LPのマスターテープ音質はまさに本物、極上!

1974年9月に米オリンピック・レコードから発売されたフルトヴェングラー史上初の「べートーヴェン交響曲全集」。同年12月に日本のフォノグラムからも国内発売され(SETC7501~7)、世界中のファンを驚愕させました。当時発見されていなかった「第2番」が収録されていたためでもありますが、「サンフランシスコの研究家が秘蔵していた戦前のベルリン・フィルの放送用録音」と解説に書かれていたこの音源、じつはエーリッヒ・クライバーの演奏であることが後年米「ハイ・フィデリティ」誌の調査で判明、この「全集」は再製造されることなく、“幻"の「全集」となりました。・・・往年のファンならだれでも知っているフルトヴェングラーレコード史上最大の事件となったこの「全集」、「2番」以外の曲は音源・音質ともに"まとも"で、『捨て置けぬLP』と、平林直哉氏は著『フルトヴェングラーを追って』(青弓社2014年刊)のなかで、3ページを割いて大きく紹介しています。

1974年に制作されたこの「全集」のマスターテープの所在をつきとめ、96kHz24bitでデジタル変換された音を入手しました。世界初出LPとなった「1番」「3番」「5番」「6番」、2番目のLP登場となった「8番」「9番」、戦前の壮絶名演ライヴとして有名な「4番」「7番」の全8曲。最初期LPのマスターテープ音質はステレオ・リバーブ感をもたせた、非常に雰囲気豊かなしっかりした音!ほとんど「整音」していないだけに、音の真実味が増しています。この音源をキング関口台スタジオでリマスタリング、一部の曲には修復を行い(「3番」「9番」のピッチ見直し、「7番」第4楽章冒頭欠落和音の補てん)、エーリッヒ・クライバー指揮の「2番」はボーナストラックとして組み込み、オリジナルのカプリングによる「全集」で発売! 国内製造で、フルトヴェングラーファン垂涎の貴重な「名盤」を蘇らせます。EMIの「全集」とは、8番しか音源がかぶらないので、稀少価値ある「全集」と申せましょう。5枚収納のマルチケース+12pブックレット(解説:平林直哉)+オビ付。

(キングインターナショナル)

ベートーヴェン:交響曲全集/フルトヴェングラー(& E・クライバー)

【CD 1】TT: 76'28
交響曲 第1番 ハ長調 作品21
アムステルダム・コンセルトヘボウ管弦楽団
録音:1950年7月13日 アムステルダム(ライヴ)

交響曲 第3番 変ホ長調 作品55 「英雄」
ローマ・イタリア放送交響楽団
録音:1952年1月19日 ローマ(ライヴ)

【CD 2】TT: 68:09
交響曲 第4番 変ロ長調 作品60
ベルリン・フィルハーモニー管弦楽団
録音:1943年6月27-30日 フィルハーモニー、ベルリン
(第1・2楽章はライヴ、第3・4楽章は聴衆不在の放送用録音)

<ボーナストラック>
交響曲 第2番 ニ長調 作品36
エーリヒ・クライバー (指揮) ベルリン国立歌劇場管弦楽団
録音: 1929年 ベルリン、スタジオ(SP収録)

【CD 3】TT: 73:48
交響曲 第5番 ハ短調 作品67 「運命」
ローマ・イタリア放送交響楽団
録音:1952年1月10日 ローマ(ライヴ)

交響曲 第7番 イ長調 作品92
ベルリン・フィルハーモニー管弦楽団
録音:1943年10月31日~11月3日 フィルハーモニー、ベルリン(ライヴ)

【CD 4】TT: 71:19
交響曲 第6番 ヘ長調 作品68 「田園」
ローマ・イタリア放送交響楽団
録音:1952年1月10日 ローマ(ライヴ)

交響曲 第8番 ヘ長調 作品93
ストックホルム・フィルハーモニー管弦楽団
録音:1948年11月13日 ストックホルム・コンサートホール(ライヴ)

【CD 5】 TT: 約74分
交響曲 第9番 ニ短調 作品125 「合唱付き」
ストックホルム・フィルハーモニー管弦楽団・合唱団
ヒョルディス・シンベリ(ソプラノ)、
リサ・テュネル (アルト)
ヨースタ・ベケリン (テノール)
シーグルド・ビョルリンク (バス)

録音:1943年12月8日 ストックホルム・コンサート―ホール(ライヴ)

ヴィルヘルム・フルトヴェングラー(指揮)[2番を除く]

カテゴリ : ニューリリース | タグ : ボックスセット(クラシック)

掲載: 2017年11月21日 00:00