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CPO レーベル~2017年12月発売予定新譜情報(7タイトル)

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知られざる名曲の発掘、古楽から現代まで幅広く揃えたコレクション、高品質の録音で人気を誇るドイツのCPOレーベル。今回もシューマンの弟子だったアルベルト・ディートリヒの室内楽作品集、カリッシミのオラトリオ集、R.シュトラウスのヴァイオリン協奏曲、レズニチェクのオペラ“ガソリン”など、興味深い作品が揃っています!

アルベルト・ディートリヒ:室内楽作品集
アレクサンダー・ヴィル(チェロ)、フリードリヒ・トーマス(ピアノ)

現在、アルベルト・ディートリヒの名前は、かろうじて「F.A.E.ソナタ」の第1楽章の作曲家として知られるのみです。彼はブラームスの友人であり、またシューマンの作曲の弟子でした。その関係から前述の「F.A.E.ソナタ」が生まれたのですが、彼自身の作品はごくわずかが知られるのみで、ほとんど耳にする機会もありません。しかし最近では研究が進み、当時は称賛された音楽家であったことが証明されました。このアルバムではチェロのための作品とピアノ独奏曲が収録されており、その個性豊かな作風を知ることができます。
(ナクソス・ジャパン)

ジャコモ・カリッシミ(1605?-1674):オラトリオ集
マンフレート・コルデス(指揮)、ブレーメン・ヴェーザー=ルネサンス

イタリア・バロック時代の作曲家カリッシミ。詳細な生年月日などの生い立ちは不明ですが、20歳頃にアッシジの礼拝堂の指揮者となり、1628年にはローマのドイツ人神学校付属教会の楽長になり、亡くなるまでその任務を全うしました。ローマの音楽界だけでなく、ヨーロッパ中の名声を集め、ケルル、クリーガーなどドイツの音楽家たちも彼の指導を受けにやってきたとされています。カリッシミの功績は「初めてオラトリオの形式を確立した」ことで、ほとんどが旧約聖書から題材がとられた彼の作品は、その後の宗教作品に多大な影響を与えました。現在カリッシミのオラトリオは13曲あるとされていますが、今後更に研究が進めば、その作品数は増えるかもしれません。
(ナクソス・ジャパン)

レズニチェク(1860-1945):音楽劇《ガソリン》(2枚組)
フランク・ベールマン(指揮)、ロベルト・シューマン・フィルハーモニー管弦楽団

チェコ貴族の末裔としてオーストリア帝国に生まれたレズニチェク(マーラーと同じ年生まれ)。グラーツで法学と音楽を学び、ライプツィヒ音楽院で音楽の勉強を続けた後、各地で指揮者として活躍。プラハの楽長を務めてから、1902年にベルリンに定住。1909年からはベルリン・コーミッシェ・オーパーの首席指揮者に就任し、リヒャルト・シュトラウスと親交を結びました。彼の作品はマーラーやワインガルトナーら、同時代の指揮者たちによって初演されましたが、この1929年に作曲された《ベンジン=ガソリン》は全く演奏されることなく、2010年にケムニッツ歌劇場での上演が世界初演となりました。原作は17世紀の劇作家デ・ラ・バルカの作品ですが、ここでは物語を飛行船「ツェッペリン号」に起きる出来事に置き換えながらも、古代神話のエッセンスを取り入れた面白いものとしています。赤道直下で燃料不足を起こした飛行船「ツェッペリン号」。神秘的な島に不時着した「ツェッペリン号」は果たして…。
(ナクソス・ジャパン)

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カテゴリ : ニューリリース

掲載: 2017年11月28日 00:00