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Naxos~2017年12月発売予定新譜情報(14タイトル)

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幅広いレパートリーと実力派アーティストの録音を楽しめる事で人気の廉価レーベルNaxosレーベルの新譜情報です。このレーベルでしか聴けない珍しい曲も多数含まれており興味深い作品も多数。良質な演奏を安価でお求めいただけます!

今月は準・メルクル&リール国立管によるサン=サーンス:交響詩集に、人気シリーズ、スーザの吹奏楽作品集第17集、ハンガリーの作曲家セーチェーニの管弦楽のための舞曲全集(世界初録音)、こちらもすべて世界初録音となるイギリス近現代ヴァイオリン協奏曲集、ドイツ・ロマン派時代の作曲家フリードリヒ・ザイツ:ヴァイオリンとピアノのためのコンチェルト集第1集など多彩な14タイトルがリリースされます。

サン=サーンス(1835-1921):交響詩集
準・メルクル(指揮)リール国立管弦楽団

交響詩というジャンルは、リストが始めたとされますが、フランス音楽の伝統の中では、ベルリオーズのいくつかの作品も「交響詩」と呼ぶべきものがあります。またフランクの一連の交響詩もその流れの中に位置するものでしょう。そしてサン=サーンスの作品が続きます。彼の4曲の交響詩中、最も知られているのが詩人アンリ・カザリスの詩からインスパイアされた「死の舞踏」です。こちらは真夜中に不気味に踊り狂う骸骨の姿が迫真の音楽で描かれています。「ファエトン」と「ヘラクレスの青年時代」はギリシア神話を題材にした作品で、それぞれ“誇り”と“英雄主義と快楽の煩悩”が表現されていると作曲者自身が語っています。第1番である「オンファールの糸車」はリストからの影響が強い作品。こちらもギリシア神話が題材となっており、後にピアノ独奏版も作られたほどサン=サーンス自身のお気に入りでもありました。どの曲も精緻なオーケストレーションが施されており、準・メルクルが見事に演奏しています。
(ナクソス・ジャパン)

ジョン・フィリップ・スーザ(1854-1932):吹奏楽作品集 第17集
キース・ブライオン(指揮)ギルドホール・シンフォニック・ウィンド・バンド

19世紀末から20世紀初頭にかけて、数多くのマーチを作曲し「マーチ王」と呼ばれたスーザ。1892年に自身が結成した「スーザ吹奏楽団」は最初の7年間で3500回のコンサートを行い、前例がないほどの高い人気を誇りました。しかしスーザはマーチだけを書いていたのではなく、オペレッタの分野でも素晴らしい功績を残しています。ただし、全曲が上演されることは滅多にないのは残念です。この第17集で紹介されているのはガラス工場を舞台にした《アメリカン・メイド》からの組曲と、初演後数回で舞台から姿を消した《密造者たち》の五重奏曲。他には、ワーグナーのメロディが用いられた「シカゴ博覧会」のための行進曲や珍しい「パン・アメリカン行進曲」など、他では聴くことのできないスーザの珍しい曲満載の1枚です。
(ナクソス・ジャパン)

イムレ・セーチェーニ(1825-1898):管弦楽のための舞曲全集
ヴァレリア・チャーニ(指揮)MAVブダペスト交響楽団

ハンガリーの貴族の家系に生まれたイムレ・セーチェーニ。本業の外交官、大使としてキャリアを重ねながら、平行して作曲も続けていました。様々な作品を書きましたが、このアルバムに収録されているのはシュトラウス・ファミリーから影響を受けた一連の舞曲集。3曲が1セットとなったこれらの曲集は当時高い人気を誇り、セーチェーニの友人であったヨハン・シュトラウス2世が自身のコンサートで取り上げたこともあったほどでした。現在では全く演奏されることのない一連の舞曲はどれも世界初録音という貴重なもの。ユーモアたっぷりのマズルカとロマンティックなポルカのコレクションは、21世紀の聴き手を完全に魅了します。
(ナクソス・ジャパン)

イギリスのヴァイオリン協奏曲集~パターソン、レイトン、ジェイコブス
クララ・ホーウィック(ヴァイオリン)
グラント・ルウェリン(指揮)BBCスコティッシュ交響楽団

イギリス近現代、3曲のヴァイオリン協奏曲集。エルガーやウォルトン作品に比べると、作風は簡潔であり、伴奏のオーケストラには室内楽的な響きが求められています。パターソンは王立音楽院で学んだ作曲家。「セレナード」という副題を持つこの協奏曲は、アルバムの演奏者ホーウィックに捧げられています。活発なトッカータ楽章で始まりますが、第2楽章にはうっとりとするハープの調べに導かれた美しい音楽が置かれています。レイトンは3曲の交響曲をはじめとした100以上の作品で知られる作曲家。とりわけ合唱作品が有名ですが、このヴァイオリン協奏曲は、イタリアの詩人ネグリの言葉「私はあなたを探したが見つけることができなかった…」が添えられた、深刻さと熱狂的な曲想を併せ持っています。もう一人の作曲家ジェイコブスもイギリスを代表する作曲家の一人。ヴァイオリンが技巧的で印象的なメロディを歌う抒情的な作品です。
(ナクソス・ジャパン)

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カテゴリ : ニューリリース

掲載: 2017年12月05日 00:00