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バルビローリの“エロイカ”が復活!ワーナー・オリジナル・ジャケット・シリーズ全9作

ワーナー・オリジナル・ジャケット・シリーズ

バルビローリの“エロイカ”が復活!ワーナー・オリジナル・ジャケット・シリーズ(全9タイトル)
2018年2月16日発売予定


 

 

ジョン・バルビローリ、BBC交響楽団/ ベートーヴェン:交響曲第3番「英雄」

【収録曲】
ベートーヴェン:交響曲第3番 変ホ長調Op.55「英雄」

【演奏】
ジョン・バルビローリ(指揮) BBC交響楽団、

【録音】1967年5月、

それまでの、フルトヴェングラー、クレンペラー、トスカニーニなどのベートーヴェンの録音は、偉大なる名演としてそれぞれの指揮者の名高い功績でした。しかしこのバルビローリの「英雄は」非常に独特なものとして有名であり、バルビローリの指揮者としての芸術の最頂点というべき名盤です。その厳格な構築感と精神性、渋みを湛えた音色、テンポを押さえた重量級・・・、しかしながら、温かな音色、峻厳さよりも豊穣な響き、知的で入念な語りかけなど、ベートーヴェンが音楽の上昇と拡大の精神を私たちに引き付けるための暖かい人間的心溢れる、バルビローリ独自の美学で貫かれたものです。この音源は1968年に英EMIよりLPで発売されましたが、日本では発売されませんでした。1975年に比較的短い期間で廃盤となりましたが、1979年に日本国内盤セラフィム・シリーズで発売されましたが、CDの普及とともに廃盤。1995年に日本のみで一部店舗販売のために東芝EMIがCD化されていました。この音源を聴いたことがある方は意外と少ないようですが、このバルビローリの壮大で高貴な演奏を是非お聴き下さい。なおこの発売のために、オリジナル・マスターより24bit/96kHz リマスターを行っています。

エミール・ギレリス/ チャイコフスキー:ピアノ協奏曲第1&2番

【収録曲】
チャイコフスキー:
1) ピアノ協奏曲第1番変ロ短調Op.23、
2) ピアノ協奏曲第2番ト長調Op.44

【演奏】
エミール・ギレリス(ピアノ)、
ロリン・マゼール(指揮) ニュー・フィルハーモニア管弦楽団、

【録音】1972年

「鋼鉄のピアニズム」といわれて一世を風靡したギレリスお得意のチャイコフスキーです。機械のように正確な技巧と繊細な叙情性を併せ持った演奏は、日本でも多くのファンを獲得しました。情熱的で雄大はスケールのうちにも詩情豊かな味わいを持つ絶品のチャイコフスキー協奏曲です。過度な化粧や装飾をそぎ落とし、しっかりとした構成をベースに明確な輪郭を形成し、その内面をロマンティックな表情で固める彼の演奏の凛とした姿勢がここに示されています。サポートするマゼールの巧みさも必聴です。

リサ・バティアシュヴィリ/ ブラームス、バッハ、シューベルト:ヴァイオリン・ソナタ集

【収録曲】
1) ブラームス:ヴァイオリン・ソナタ第1番ト長調Op.78、
2) J.S.バッハ:無伴奏ヴァイオリンのためのパルティータ第1番ロ短調BWV.1002、
3) シューベルト:ロンド ロ短調 D.895, Op.70、

【演奏】
リサ・バティアシュヴィリ(ヴァイオリン)、ミラナ・チェルニャフスカ(ピアノ)

【録音】1999年10月、2000年9月、

リリースするアルバムが常に大きな話題となる1979年グルジアに生まれのヴァイオリニスト、リサ・バティアシュヴィリ初期の名演集。10代でコンクールの上位入賞を勝ち得、20歳初頭にイギリスのプロムス・コンサートに参加した彼女の、これはちょうどその時期に収録されたアルバムです。

ウラディーミル・オフチニコフ/ プロコフィエフ:ピアノ・ソナタ全集

【収録曲】
プロコフィエフ:
《CD1》1) トッカータ ニ短調Op.11、2)『シンデレラ』からの3つの小品Op.95、 3) 『シンデレラ』による6つの小品Op.102、 4) ピアノ・ソナタ第1番 ヘ短調Op.1、 5) ピアノ・ソナタ第2番 ニ短調/
《CD2》1) ピアノ・ソナタ第3番 イ短調Op.28、 2) ピアノ・ソナタ第4番 ハ短調、 3) ピアノ・ソナタ第5番 ハ長調Op.135、 4) ピアノ・ソナタ第6番 イ長調Op.82/
《CD3》1) ピアノ・ソナタ第7番 変ロ長調Op.83、 2) ピアノ・ソナタ第8番 変ロ長調Op.84、 3) ピアノ・ソナタ第9番 ハ長調Op.103/

【演奏】
ウラディーミル・オフチニコフ(ピアノ)、

【録音】1991~1993年

ウラディーミル・オフチニコフは、1958年バシキール生まれ。モスクワ音楽院ではナセドキン教授に師事。1982年チャイコフスキー国際コンクール第2位(1位なし)、1987年リーズ国際コンクール優勝など入賞歴多数。ロシアの芸術家に対する最高位の称号である「ロシア国家芸術家」を授与。ロシア人民芸術家、現在モスクワ音楽院教授を務めています。このアルバムは、1994年に発売されましたが、完璧な演奏技巧に物を言わせて豪快で圧倒的と思わせる他の演奏に押され、大きくは宣伝されず、一部のマニアが購入し、ひっそりと廃盤となっていました。彼の演奏は、音色や弱音の美しさに対する繊細な感覚と超絶技巧とを巧みに両立させるタイプのヴィルトゥオーゾであり、今、新たなる解釈として見直されるべくアルバムです。

クリスタ・ルートヴィヒ、オットー・クレンペラー/ ブラームス、ワーグナー、マーラー:管弦楽付き歌曲集

【収録曲】
1-5) ワーグナー:『ヴェーゼンドンク歌曲集』、
6) ワーグナー:楽劇『トリスタンとイゾルデ』より「イゾルデの愛の死」、
7) ブラームス:『アルト・ラプソディ』Op.53、
8) ベートーヴェン:歌劇『フィデリオ』Op.72より「非道の者よ! どこへ急いで行くのか?」
9-10) マーラー:『少年の魔法の角笛』より「うき世の暮らし」「美しいトランペットの鳴りわたるところ」、
11-13) マーラー:『リュッケルト歌曲集』より「私はこの世に忘れられ」「真夜中に」「私は快い香りを吸いこんだ」、

【演奏】
クリスタ・ルートヴィヒ(メゾ・ソプラノ)、
オットー・クレンペラー(指揮) フィルハーモニア管弦楽団、

【録音】1962年、1964年、ロンドン、キングズウェイ・ホール,

20世紀を代表する名歌手クリスタ・ルートヴィヒと、クレンペラーが共演したソロ録音の全てを、1CDにまとめたアルバムです。ロマン派の重厚なプログラムを濃密な演奏で、ルートヴィヒの量感のある劇的な歌いまわしは妙味が滲み出で、クレンペラーの指揮も峻厳貴廻り無い圧巻の演奏といえましょう。

エリーザベト・シュヴァルツコップ、ディートリヒ・フィッシャー=ディースカウ、ジョージ・セル/ マーラー:子供の不思議な角笛

【収録曲】
マーラー:歌曲集『子供の不思議な角笛』

【演奏】
エリーザベト・シュヴァルツコップ(ソプラノ)、
ディートリヒ・フィッシャー=ディースカウ(バリトン)、
ジョージ・セル(指揮) ロンドン交響楽団、

【録音】1969年3月、ロンドン、キングズウェイ・ホール,

考えうる限りの豪華な顔合わせが実現した不滅の名盤。シュヴァルツコップ、フィッシャー=ディースカウ、セルという偉大な音楽家によるマーラーの真髄に触れることが出来る名演です。ドイツの民謡詩集からテキストをとった12曲の歌曲が、名演奏家たちの見事な語り口で堪能できます。2015年オリジナル・マスターより24bit/96kHz リマスター音源使用。

ジョルジュ・プレートル/ プーランク:人間の声

【収録曲】
1) フランシス・プーランク:モノオペラ「人間の声」、
2) ジャン・コクトー:「冷淡な美男子」、

【演奏】
ドゥニーズ・デュヴァル(ソプラノ)、
ジョルジュ・プレートル(指揮)パリ・オペラ・コミーク管弦楽団[1]/
エディット・ピアフ(朗読)[2]/

【録音】1959年4月[1]/1955年[2](モノラル)

この「人間の声」は、1人の女性が電話の相手に心情をぶつけるモノオペラで、密やかな囁きから. 大絶叫まで、受話器に向かってひたする独唱する難曲です。オペラの台本はコクトーが書いた戯曲全てではなく、作曲家のプーランクと初演時に唯一人の登場人物を演じたソプラノ歌手、ドゥニーズ・デュヴアルが検討を重ねてカットしたもの。その台本によるオペラの初演の時、コクトーは演出と舞台装置を担当していました。プレートルはこの時の初演を指揮し、プーランクから厚い信頼をよせられといいます。その初演時と同じメンバーによる歴史的名盤です。ジャン・コクトーがエディット・ピアフのために書き下ろした戯曲「冷淡な美男子」の、ピアフによる朗読も収録。

サイモン・ラトル/バーンスタイン:『ワンダフル・タウン』より

【収録曲】
バーンスタイン:ミュージカル「ワンダフル・タウン」より
序曲 / クリストファー・ストリート / オハイオ / コンカリング・ニューヨーク / 100通りの抜け道 /何と言う無駄 / ちょっと恋して / パス・ザ・フットボール / カンヴァセーション・ピース / もの静かな娘 / コンガ! / 間奏曲 / マイ・ダーリン・アイリーン / スウィング! / 静かなできごと / オハイオ / イッツ・ラヴ / バレエ・アット・ヴィレッジ・ヴォーテックス / 音の狂ったラグタイム / イッツ・ラヴ /

【演奏】
キム・クリズウェル、トーマス・ハンプソン、オードラ・マクドナルド、ブレント・バーレット、ロドニー・ギルフリー、カール・デイモンド、ティモシー・ロビンソン、ロバート・ファーデル、リントン・アトキンソン、マイケル・ドア、シモーヌ・ソウファノー、メラニー・マーシャル、キンバリー・コッブ、他、
ロンドン・ヴォイセズ、バーミンガム・コンテンポラリー・ミュージック・グループ、
サイモン・ラトル(指揮)、

【録音】1998年6月、ロンドン、アビイ・ロード第1スタジオ,

ヴィレッジの街角、アメリカン・ドリームを夢見てNYにやってきた姉妹の物語。若きバーンスタインの躍動感あふれる音楽がラトルの棒で弾けスウィングする。ビッグ・バンド・ジャズの醍醐味とブロードウェイ・ミュージカルの魅力満載のアルバム。トーマス・ハンプソンやオードラ・マクドナルドなどをキャストに迎え、サイモン・ラトルが指揮をし、バーンスタインのミュージカルを華麗に再現。

ギドン・クレーメル/ ピアソラ:ブエノスアイレスのマリア

【収録曲】
ピアソラ:タンゴ・オペリータ「ブエノスアイレスのマリア」

【演奏】
ギドン・クレーメル(ヴァイオリン)、ラシオ・フェレール(語り) 、クレメラータ・ムジカ、

【録音】1997年8~9月、1998年4月、

「ブエノスアイレスのマリア」は、68年初演、オラシオ・フェレール台本によるタンゴ・オペリータ(小オペラ)。不思議な高揚感を共有させ、器楽も声楽も語りも、そのすべてが主人公マリアとともに悲しみ、慟哭する、クレーメルのもとに集った音楽家たちの、ピアソラへ寄せる深い愛情が演奏全体に漲った、衝撃の音楽体験をさせてくれる演奏です。

カテゴリ : ニューリリース

掲載: 2017年12月15日 16:14