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エズラ・コレクティヴ(Ezra Collective)、日本限定盤『Chapter 7 + Juan Pablo: The Philosopher』

Ezra Collective

勢いが止まらないロンドン地下ジャズシーンよりもたらされる、新たなジャズ体験。
森林を抜けると飛行場があり、河の向こうにはダンスフロアがあった。

スピリチュアルでいてストリート。ヒップホップ、レゲエを吸収したロンドンでしか成し得ない、アフロフューチャリズムとベースミュージックの交差点がちょうど、こんなジャズだった。

まだまだ無名の新人でありながら、NYクイーンズを代表するレジェンド、Pharoahe Monchのバックバンドを務めたり、Boiler Roomで観客を沸かせたりと、従来のジャズバンドとは一線を画するその存在感でめきめきと頭角を現してきたロンドンの5人組。ドラム、ベース、キーボード、サックス、トランペットが織り成すオーガニックなアンサンブルは、荒削りなグルーヴと計算されたポリリズムを確かな演奏能力で描き出し、まるでジェットコースターの様にスリリングな展開を見せてくれます。

デビューEP『Chapter 7』ではヒップホップやレゲエに根差した野性味溢れるグルーヴィーな演奏でバンドの体力をアピール。持ち前の緩急の鋭い展開力でジャズの可能性を拡張しています。2作目の『Juan Pablo: The Philosopher』ではスピリチュアルな音像を突き詰め、よりダンサブルな方向性を追及。常にこだわりを感じさせる音響面でも、アビーロード録音+ロンドンの誇る音の匠 Sam ShepherdことFloating Pointsがミキシングを担当するという、これ以上無い程の力の入れ様です。

この度、バンドによる自主リリースのみで発表された名作EP 2作をコンパイルした日本限定CDがインパートメントよりリリース。同レーベルから今年リリースされた同じくロンドン新世代ジャズシーンの顔、Alfa Mistによる『Antiphon』と肩を並べる充実の楽曲群は、彼らを支持するジャイルス・ピーターソンの秘密兵器Zara McFarlaneの包み込むような歌声をフィーチャーしたソウルフルな歌ものから、バンドが敬愛するSun Raの名曲「Space Is The Place」をフロア仕様に再構築した圧巻のカヴァーまで、幅広いファンにアピールする自由度/完成度の高いものばかり。

 

収録曲「Enter The Jungle」ライヴ映像

掲載: 2017年12月28日 17:52