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Naxos~2018年1月発売予定新譜情報(13タイトル)

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今月はピアノ独奏版“春の祭典”、コダーイの“管弦楽のための協奏曲”グレインジャーの『吹奏楽のための作品全集 第1集』、アメリカの作曲家ダニエルプールの世界初録音となる“弦楽四重奏曲集”、イタリアの作曲家レニャーニのギター作品集(世界初録音)、世界的パーカッション奏者、エヴェリン・グレニーの新録音など多彩な13タイトルがリリースされます

コダーイ(1882-1967):管弦楽のための協奏曲、他
ジョアン・ファレッタ(指揮)バッファロー・フィルハーモニー管弦楽団

20世紀ハンガリーを代表する作曲家コダーイ。20代の頃に知り合ったバルトークとともにハンガリー民謡集を出版し、民謡の要素を取り入れた多彩な作品を数多く残しています。このアルバムに収録された4作はその中でも良く知られた作品ばかり。ブダペスト・フィルハーモニー協会創立80周年を記念して作曲された「ガランタ組曲」は、当時忘れられていた民謡「ヴェルブンコシュ」が使われています。同じく民謡を主題にした“「孔雀は飛んだ」による変奏曲”も有名。最近では吹奏楽編曲版が広く人気を獲得している名曲です。他にはもともとピアノ曲として書かれた「マロシュセーク舞曲」、シカゴ交響楽団の創立50周年記念のために書かれた「管弦楽のための協奏曲」を収録。ジョアン・ファレッタの活気ある演奏が作品を引き立てています。
(ナクソス・ジャパン)

ドビュッシー:海、ストラヴィンスキー:春の祭典(ピアノ独奏版)
ラルフ・ファン・ラート(ピアノ)

印象主義音楽を代表するドビュッシーの「海」、暴力的な音響と複雑なリズムで聴衆を圧倒するストラヴィンスキーの「春の祭典」。どちらもオーケストラの性能を極限まで生かした"20世紀音楽に最も影響を与えた作品"として知られています。しかし、これらの作品をピアノ1台で演奏するとどうなるのでしょうか?「海」を編曲したのはルシアン・ガルバン。彼はラヴェルの友人であり、「ラ・ヴァルス」など何曲かの編曲で知られ、一時期は出版社デュランの校正係を務めたほどスコアに精通していた人物で、この「海」も微妙な響きが見事にピアノへと置き換えられています。「春の祭典」はストラヴィンスキー自身のピアノ二重奏ヴァージョンをもとに、レイチキスが独奏版へと編曲したもの。ストラヴィンスキー自身のお墨付きももらったほどの見事な出来栄えです。現代音楽を得意とするラルフ・ファン・ラートは難解な作品を完璧に弾き切っています。
(ナクソス・ジャパン)

ロマン派のヴィオラ・ソナタ集
戸川ひより(ヴィオラ)、リリト・グリゴリャン(ピアノ)

オーケストラの中でも「地味な存在」と見做されてしまう楽器「ヴィオラ」。ソロ楽器として扱われることはほとんどなく、また響きもヴァイオリンとチェロの中間を担う役割であり、どうしても埋没してしまいがちです。20世紀になってヒンデミットを筆頭に、バルトーク、ウォルトンたちがヴィオラのための作品を書いたことでようやく注目を浴びるようになりました。しかし、19世紀にヴィオラのための名作がなかったわけではありません。15歳のメンデルスゾーンが書いた美しい「ヴィオラ・ソナタ」をはじめ、オンスロウのエレガントなチェロ・ソナタ(ヴィオラ用に編曲)、シンプルで落ち着いた旋律が魅力のカリヴォダの「夜想曲」。これら3曲はヴィオラの持つ音色の特性を活かした素晴らしい作品です。演奏しているのは、オーストラリアと日本の血をひくヴィオラ奏者戸川ひより。2014年に開催されたブラームス国際コンクールに入賞した逸材です。
(ナクソス・ジャパン)

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カテゴリ : ニューリリース

掲載: 2017年12月28日 00:00