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CPO レーベル~2018年3月発売予定新譜情報(7タイトル)

クルーク

知られざる名曲の発掘、古楽から現代まで幅広く揃えたコレクション、高品質の録音で人気を誇るドイツのCPOレーベル。今回も知られざる名曲の発掘、古楽から現代まで幅広く揃えたコレクション、高品質の録音で人気を誇るドイツのCPOレーベル。今回もリノス・アンサンブルによるアルノルト・クルーク:弦楽六重奏曲&ピアノ四重奏曲、オーストリアの作曲家ダーフィトの交響曲集第2集、アントン・エーベルルの2台、4手によるピアノ作品集、ドイツ・バロック時代の作曲家ヨハン・セバスティアーニのマタイ受難曲など、興味深い作品が揃っています!

アルノルト・クルーク(1849-1904):弦楽六重奏曲、ピアノ四重奏曲
リノス・アンサンブル

ハンブルクで生まれ、父親からピアノの手ほどきを受けたというクルーク。1868年からライプツィヒ音楽院に在籍し、カール・ライネッケの指導を受けた後、シュテルン音楽院でエドゥアルト・フランクに師事、そのままピアノ教師として後進の指導にあたり、1881年にはアルノルト・クルーク合唱協会を設立するなど、音楽教師、合唱指揮者として素晴らしい活躍をしました。その傍ら、彼はメンデルスゾーンやブラームスと言ったドイツ伝統の作風を汲む重厚な作品を書きましたが、残念ながらその作品はほとんど知られることはありませんでした。このアルバムに収録されている「弦楽六重奏曲」だけは、ドレスデン音楽院よりアルフレート・シュテルツナー賞を受賞、その時に審査員を務めていたフェリックス・ドレーゼケに絶賛されたという作品です。
(ナクソス・ジャパン)

ヨハン・セバスティアーニ(1622-1683):マタイ受難曲
ポール・オデット(指揮)、スティーヴン・スタッブズ(指揮)、ボストン古楽音楽祭声楽アンサンブル

ヨハン・セバスティアーニはドイツ・バロック時代の作曲家。ワイマールで生まれ、1650年頃にケーニヒスベルクに赴き活動を始め、1661年に大聖堂のカントール職に就きます。その2年後には宮廷楽長に任命され、亡くなるまでその職にあり、宗教曲を含む多数の作品を残しました。彼の作品の中で最も知られているのがこの「マタイ受難曲」であり、曲自体は1663年以前に書かれたようですが、1672年に再演され高い評価を受けました。彼は「オラトリオ受難曲(それまでは無伴奏であった受難曲に器楽を導入し、イタリア風のレチタティーヴォやコンチェルタート様式によって楽曲を構成する方式)」の最初期の作曲家の一人であり、また壮麗な合唱を組み込んだことでも知られています。2015年にグラミー賞を受賞したポール・オデットとスティーヴン・スタッブズの指揮によるボストン古楽音楽祭声楽アンサンブルの素晴らしい演奏で。
(ナクソス・ジャパン)

ヨハン・ネポムク・ダーフィト(1895-1977):交響曲集 第2集~第2番&第4番
ヨハネス・ヴィルトナー(指揮)、ウィーン放送交響楽団

既発売の第1集(777741)で、その独特な音楽語法を聴かせたオーストリアの作曲家ダーフィトの交響曲集第2集。ダーフィトの本職は音楽教師であり、作品はごく僅かしか残されていません。しかし、シェーンベルク譲りの和声法と、ブルックナーを思わせる厳格な対位法が混在する現代的な曲調を持つ作品は、とても魅力的であるとともに、交響曲第6番では第3楽章に「ウィンナ・ワルツ」が置かれるなど、ウィーン音楽の伝統もしっかり継承しています。第2集には第2番と第4番の交響曲を収録。どこかエレガントな風情を持つ曲を、ワルツの名演で知られるヴィルトナーが指揮しています。
(ナクソス・ジャパン)

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カテゴリ : ニューリリース

掲載: 2018年03月05日 00:00