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バレンボイムが故郷で行ったヒナステラとサルガン生誕100周年記念音楽祭の映像が登場!『アルゼンチンの夕べ~コロン劇場』

バレンボイム2

 

ダニエル・バレンボイムが故郷ブエノスアイレスのテアトロ・コロンで行った音楽祭「Festival de Música y Reflexión」からの映像が発売されます。
この音楽祭は2016年7月後半から2週間開催、延べ9公演が行われました。ブエノスアイレスのコロン劇場は、イタリアのミラノ座やパリのオペラ座と並んで、世界3大劇場のひとつ。座席数は2487席で、立ち見を含めた人数はなんと約4000人も収容できる大劇場ですが、ひとたびバレンボイムが公演を行うとなると満員となり、本公演も例外なく会場の熱気が伝わってきます。
この音楽祭はアルゼンチンの偉大な作曲家2人の生誕100年を祝うものでした。ひとりはアルベルト・ヒナステラ。「南米のバルトーク」ともいわれ、アルゼンチンの民謡を取り入れ、さらに高度な作曲技法を用いた作風です。ここで演奏されたヴァイオリン協奏曲も、卓越した技巧が求められる楽曲。演奏するのは、ダニエル・バレンボイムの息子ミヒャエル。彼はウェスト=イースタン・ディヴァン管弦楽団のコンサートマスターも務めており、その演奏技術には定評があります。
そして、もうひとりの作曲家は、アルゼンチン・タンゴの大家オラシオ・サルガン。サルガンは1916年生まれ、この公演が行われた時は存命でありましたが、2016年8月19日死去。6月に100歳の誕生日を迎えたばかりでした。サルガンはピアノの名手として知られていましたが、400曲近い作曲・編曲も残しており、本公演でも彼の代表作が演奏されました。1960年に結成した伝説のタンゴ楽団キンテート・レアルの中核としても活躍、2004年に引退を表明したあとは、息子のセサル・サルガンが後を引き継ぎ、本公演でも登場しています。
2組の才能溢れる音楽家親子の共演となった本公演。アルゼンチンに脈々と伝わる音楽魂を存分に堪能できる一夜の映像となっています。
(キングインターナショナル)

『アルゼンチンの夕べ~コロン劇場』
【曲目】
ヒナステラ:ヴァイオリン協奏曲Op.30
プグリエーセ(オラシオ・サルガン編):レクエルド
スカルピーノ&カルダレージャ(サルガン編):パリのカナロ
ロベルト・フィルポ(サルガン編):夜明け
サルガン:ドン・アグスティン・バルディ/あの田園調のタンゴ/とろ火で
モーレス&タボアダ(サルガン編):エル・フィルレーテ
【演奏】
ウェスト=イースタン・ディヴァン管弦楽団
ダニエル・バレンボイム(指揮)
ミヒャエル・バレンボイム(ヴァイオリン)
キンテート・レアル
セサル・サルガン(ピアノ)
【収録】
2016年7月、コロン劇場、ライヴ
映像監督:ティロ・クルーゼ

【ブルーレイ】

画面:16:9 ,1080i,Full HD
音声:PCM ステレオ、DTS-HD MA5.1
リージョン:All
65分

【DVD】

画面:16:9 ,NTSC
音声:PCM ステレオ、DTS5.1、DD5.1
リージョン:All
65分

カテゴリ : ニューリリース

掲載: 2018年04月06日 00:00