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ミヒャエル・ザンデルリンク&ドレスデン・フィルによるベートーヴェン&ショスタコーヴィチの“交響曲第5番”!

ミヒャエル・ザンデルリンク

ドイツの名指揮者クルト・ザンデルリンクの三男で、現在ヨーロッパで熱い注目を集めている指揮者ミヒャエル・ザンデルリンクと手兵ドレスデン・フィルの、ソニー・クラシカルへの「ベートーヴェン&ショスタコーヴィチ:交響曲全曲録音プロジェクト」。
「西洋音楽の根幹の一つである交響曲の完成者と終結者」としての、この二人の作曲家の交響曲を組み合わせるシリーズ第4弾は両者とも最も有名な交響曲『第5番』の組み合わせとなります。

ベートーヴェンの交響曲第5番の「運命」は、正式な表題ではないものの、曲想に見事に合致しており、最初のスケッチは1803年に書かれ、これを何度も練り直すことによって、緻密な理論的構造の作品が形成されています。
ショスタコーヴィチの第5番は、彼の中期の新古典的作風に始まり、四面楚歌の作曲家を一躍国民的芸術家にした作品。平面的な書き方をしつつも全体は真剣誠実な悲劇であり、少しも権力や大衆に迎合したところはありません。この曲も「運命」と同じく、「革命」というタイトルは日本だけの呼称で、作曲者自身によるものではありません。

ミヒャエルの父、クルト・ザンデルリンクは四半世紀に及ぶソ連時代をムラヴィンスキーらと過ごしただけに、ショスタコーヴィチの作品に対して自信にあふれた表現をしていましたが、ミヒャエルもショスタコーヴィチでは「重厚」と「諧謔」の対比を見事に描いています。
一方ベートーヴェンでは、ミヒャエルはピリオド演奏スタイルを徹底的に貫くことで、父クルトの重厚なベートーヴェン解釈とは一線を画し、演奏しつくされてきたベートーヴェンの解釈の可能性を新たに提示しているかのよう。通常のシンフォニー・オーケストラの比較的大きな編成を使いながら、早めのテンポや軽めの響きで、各声部が織りなす綾を透明に浮かび上がらせる独自の解釈は、ベートーヴェン演奏の可能性をさらに拡げています。
(ソニーミュージック)
【収録予定曲】
1. ベートーヴェン:交響曲第5番 ハ短調 Op.67
2. ショスタコーヴィチ:交響曲第5番 ニ短調 Op.47
【演奏】
ミヒャエル・ザンデルリンク(指揮)
ドレスデン・フィルハーモニー管弦楽団
【録音】
2016年11月9-11日、ドレスデン、聖ルカ教会

カテゴリ : ニューリリース

掲載: 2018年04月17日 00:00