豪華ゲスト！スティーヴィー･ワンダー、プラシド・ドミンゴ、アリアナ・グランデ＆ファレル・ウィリアムズ、アル・ジャロウetc. キューバ出身のスーパー・トランぺッター、アルトゥーロ・サンドヴァル（Arturo Sandoval）の究極のデュエット・アルバム

ディジー・ガレスピーに師事し、2019年には70歳を迎えるキューバを代表するトランペット奏者、アルトゥーロ･サンドヴァル。本作はジャンルを超えたゲストが多数参加した超豪華な究極のデュエット集。

10回にわたるグラミー受賞の他、アカデミー賞、エミー賞、ビルボード･ミュージック賞など数え切れないほどの賞を受賞。もともとはチューチョ・バルデス率いるキューバン・ジャズ・バンドIrakereのバンドの創設メンバーで、1981年には独立しソロ活動を開始。ジャズ･トランペッターながら、クラシックの交響楽団とも演奏会を行い、映画音楽も数多く手がけ、ピアニストとしても知られる幅広い活動歴を持つ大ベテラン。

本作に参加しているアーティストはジャズ、ポップス、R&B、クラシック、サルサなど多岐にわたるジャンルの重要アイコンばかりで、スティーヴィー･ワンダー、ジョシュ・グローバン、プラシド・ドミンゴ、アリアナ・グランデ＆ファレル・ウィリアムズ、ダヴィッド・ビスバル、アル・ジャロウ、セリア・クルースら。

収録内容はバーブラ・ストライサインドの大ヒット作『ファニー・ガール』の劇中歌“ピープル”をスティーヴィー･ワンダーの歌唱+ハーモニカとサンドヴァルのトランペットで、サンドヴァル自身の曲“アルトゥーロ・サンドヴァル”ではアリアナ・グランデ＆ファレル・ウィリアムズ、今は亡きアル・ジャロウとは1984年のメロウ路線のナンバー“アフター・オール”を、そして三大テノールの一人ドミンゴとは代表曲“グラナダ”を披露するなど、次から次へと飛び出す豪華競演が圧巻。中でも2018年に35年ぶりに新曲制作を発表したアバのメンバー、アンニ＝フリッド・リングスタッドが参加していることも特筆すべき点だ。

まさにドリーム・プロジェクト、サンドヴァルのトランペットもいつになく冴えわたる。

トラックリスト（曲目/演奏者）
1. Don't You Worry 'Bout A Thing / Arturo Sandoval, Prince Royce
2. Corazón Partio / Arturo Sandoval, Alejandro Sanz
3. People / Arturo Sandoval, Featuring Stevie Wonder
4. Granada / Arturo Sandoval, Plácido Domingo, Featuring Vicente Amigo
5. Arturo Sandoval / Arturo Sandoval, Pharrell Williams Featuring Ariana Grande
6. Solo Esta Soledad / Arturo Sandoval Featuring Josh Groban
7. La Bilirrubina / Arturo Sandoval, Juan Luis Guerra
8. Andante, Andante / Arturo Sandoval, Anni-Frid Lyngstad
9. El Ruido / Arturo Sandoval, David Bisbal
10. After All / Arturo Sandoval Featuring Al Jarreau
11. Quimbara / Arturo Sandoval, Celia Cruz