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新進気鋭のソプラノ、アスプロモンテとオノフリ&イル・ポモ・ドーロによる17世紀バロック・オペラのプロローグ集(SACDハイブリッド)

オノフリ②

バロックオペラお決まりの慣習「プロローグ」。オペラ本編には登場しない神話の中の人物や、ありとあらゆるものが擬人化されたキャラクターが登場し、その後に続くオペラ本編の前置きとなる歌を披露することで観客を物語の世界に導きます。このディスクは、モンテヴェルディからスカルラッティまで、17世紀バロックオペラのプロローグだけを集めたものです。

当ディスクに収録されたプロローグの登場人物は「ヴィーナス」や「キューピッド」などキャラクターとしてわかりやすいものから「音楽」「悲劇」果ては「ローマ」や「和声」の擬人化まで様々。オペラの1部分でありながらも1 つの小さな物語としての独立性を持つプロローグが集められたこのCD は、抜粋集ではなく統一性を持ったミニオペラ集のような趣を持つディスクとなっています。途中ストラデッラの器楽曲を「幕間の間奏曲」のように挟むなど、曲目構成の演出も粋です。

歌手のフランチェスカ・アスプロモンテは、20代にしてカーネギーホールをはじめとする世界的なホールに立ち、著名な指揮者と共演を重ねる新進気鋭のソプラノ。特にバロック、古典派を強みとし、世界中の聴衆を魅了しています。共演はエンリコ・オノフリが率いるバロック・古典派のスペシャリスト集団「イル・ポモ・ドーロ」です。素晴らしいチームによる「プロローグ」。バロックオペラの世界を新たな角度から楽しめる1枚です。
(キングインターナショナル)

『プロローグ』
【曲目】
1.クラウディオ・モンテヴェルディ(1567-1643):「オルフェオ」よりトッカータとプロローグ『愛するペルメッソ川のほとりから』(音楽)(7’21”)

2.ジュリオ・カッチーニ(1551-1618):「エウリディーチェ」よりプロローグ『深い溜息と涙をむさぼる私が』(悲劇)(3’59”)

3.フランチェスコ・カヴァッリ(1602-1676):「ディド」よりシンフォニアとプロローグ『トロイアは滅びた』(イーリス)(4’03”)

4.フランチェスコ・カヴァッリ(1602-1676):「エリトリア」よりプロローグ『アリマスペの洞窟』(イーリス)(3’29”)

5.ステファノ・ランディ(1587-1639):「聖アレッシオ」よりシンフォニアとプロローグ『私はローマ』(ローマ)(9’54”)

6.ルイージ・ロッシ(1597-1653):「魔法をかけられた宮殿 または恋人の戦士」よりプロローグ『きれいな川』(絵)(3’22”)

7.フランチェスコ・カヴァッリ(1602-1676):「オルミンド」よりシンフォニアとプロローグ『私はオリュンピアの生まれではない』(和声)(7’24”)

8.アントニオ・チェスティ(1623-1669):「黄金のリンゴ」よりシンフォニアとプロローグ『アモーレとイメネオ』(オーストリアの栄光)(6’12”)

9.アレッサンドロ・ストラデッラ(1639-1682): バスと2 台のヴァイオリンのためのシンフォニア(6’42”)

10.アントニオ・チェスティ(1623-1669):「アルジア」よりシンフォニアとプロローグ『ゴシックの輝きの』(キューピッド)(5’03”)

11.アレッサンドロ・ストラデッラ(1639-1682):「縛られた平和」より縛られた平和が寝て、目覚めて、かく言う『悲しい眼ともに』(9’19”)

12.アレッサンドロ・スカルラッティ(1660-1725):「恋の勘違い、またはロザウラ」よりシンフォニアとプロローグ『やめなさい、稲妻よ』(ヴィーナス)(7’35”)

(タイトル後の丸カッコ内は登場人物名)

【演奏】
フランチェスカ・アスプロモンテ(ソプラノ)
エンリコ・オノフリ(指揮)
イル・ポモ・ドーロ
【録音】
2016年12月19日-22日、テアトロ・デッレ・ヴォーチ・ストゥーディオ(トレヴィーゾ)

カテゴリ : ニューリリース | タグ : 高音質(クラシック) SACDハイブリッド(クラシック)

掲載: 2018年06月05日 00:00