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Alfredo Rodriguez(アルフレッド・ロドリゲス)&Pedrito Martinez(ペドリート・マルティネス)によるアルバム『Duologue』

Alfredo Rodriguez(アルフレッド・ロドリゲス)&Pedrito Martinez(ペドリート・マルティネス)アルバム『Duologue』

クインシー・ジョーンズに才能を認められて音楽を開花させるアルフレッド・ロドリゲス、ウイントン・マルサリス、チューチョ・ヴァルデス、スティング、ポール・サイモンほか、ジャンルの枠を超え、パーカッション及びヴォーカルで色彩感豊かな音楽をみせるペドリート・マルティネス。キューバが生んだ2 人のアーティストによる最高にエキサイティングで、クリエイティヴなエネルギーの交歓が結実した作品の登場!

双方ともにハバナ育ちにも関わらず、育った背景は異なっていた2人。アルフレッドは、ポピュラー・シンガーであった父親の元に生まれ、クラシック音楽を基礎にしてきたアーティスト。一方、ペドリートはハバナのストリートで自らを磨き、パーカッションや、ルーツとなるアフロ・キューバンの民族音楽や宗教的音楽を学んできたアーティスト。しかし、双方とも、キューバからアメリカ合衆国へ移住し、世界の音楽から影響を受け、それぞれが独自の方法で音楽の道を切り拓いてきたアーティスト。そして、ここに決定的な邂逅を果たします。

2017年2月、NYのクラブ“ジャズ・スタンダード”にデュオで出演し、ショート・ツアーを敢行。アルフレッドは、「ペドリートとのコラボレーションは始まりからとてもエキサイティングだった」と語っていますがに、そうしたヴァイブレーションは、音楽から自然にあふれ出します。

「ベニン、カメルーン、ナイジェリア、ブルキナファソ、ケープ・ベルデの音楽を聴いて自分の音楽にそれらのリズムやメロディを織り込んでみたかった」とアルフレッドが語るオープニングから、二人の才能のひらめきがあふれる展開。ペドリートがルーツ的な音楽を感じさせるようにバタ・ドラムで明示して仕立てていく展開に相性の良さを感じさせれば、M2は、リリカルなイントロに、大地を感じさせるようなヴォーカルが壮大な世界へといざないます。また、キューバの明るい色彩感を感じさせるバラードあれば、めくるめくメロディ・パターンに、祝祭感も湧き上がるリズムが交錯するナンバーあり、クインシーの薫陶を受けたアルフレッドらしい、キャッチーでソフィスティケートされたポップ・チューンも。大半のオリジナルは、アルフレッドがラフをつくり、詩とリズムをペドリートがつけて、LAで一週間のリハで固めていったとのこと。それを最終的に、クインシーが仕立て上げたとのことですが、どの曲にも、アーティストのアイディアがあふれつつ、洗練した演奏となっているのは、紛れもなくこの三者の才能による音楽といえます。

一方、カバー・ナンバーも極めつけの名演奏!!来日ライヴで会場を沸かせたクインシー・ジョーンズのシンボル的な楽曲“スリラー”をピアノ/ キーボードとパーカッションで華麗に描き上げれば、圧巻は“スーパー・マリオのテーマ”!!マリオのテーマを骨格に、マリオの歩きや、ジャンプ、コインをゲットする場面、ステージをクリアした局面など、思わず目に浮かぶように、モチーフを組み合わせていく演奏は、思わず笑みも漏れる( 爆笑?) 秀逸アレンジ。その展開力も見事なら、キーボードの音色のチョイスも絶妙としかいいようがありません!

クインシー・ジョーンズの絶大なバックアップを受けて成長を遂げてきたアルフレッド・ロドリゲスの才能の飛翔を感じさせてやまない一作。さらなるブレイクが必至です!

 

【収録曲】
1. Africa (3:25)
2. Estamos Llegando (3:29)
3. Thriller (2:59)
4. Cosas Del Amor (3:59)
5. Duologue (2:37)
6. El Punto Cubano (3:36)
7. Flor (4:07)
8. Jardín Soñador (3:12)
9. Super Mario Bros 3 (3:23)
10. Mariposa (4:31)
11. Yo Volveré (3:27)

【メンバー】
Alfredo Rodríguez(p, rhodes, keyboards, vocals)
Pedrito Martinez(all percussion, vocals)

掲載: 2019年01月31日 10:27