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キタエンコ&ケルン・ギュルツェニヒ管~ラフマニノフ“鐘”&タネーエフ“聖イオアン・ダマスキン”

キタエンコ

ラフマニノフの合唱交響曲『鐘』は、1913年に作曲された合唱作品。アメリカの詩人エドガー・アラン・ポー(1809-1849)の詩をロシアの詩人、コンスタンチン・バリモントがロシア語に訳したものを自由に用いながら、4つの場面「そりのベル=若さ」「結婚」「激動の幕開け」「弔い」を象徴する鐘の音を通して人生の機微を描いています。ラフマニノフが好んだ「怒りの日=ディエス・イレ」の旋律も効果的に使われた中期の傑作の一つです。
かたやタネーエフの「聖イオアン・ダマスキン」は宗教的なカンタータ。7~8世紀に実在した聖人(ダマスコのヨハネ)の祈祷文をトルストイが翻案したテキストの中から、タネーエフは16行を選択、感動的な作品に仕上げました。タネーエフ初の成功作品としても知られ、いかにもロシアの合唱曲らしい荘厳な雰囲気を持っています。

キタエンコは、その特徴とも言える重低音を強調した響きを、30年以上に渡り彼と演奏を続けているケルン・ギュルツェニヒ管弦楽団から引き出し、メリハリのある音楽を作っていきます。また、チェコで作曲家としても活躍するペトル・フィアラが指導するチェコ・フィルハーモニー合唱団ブルノの力強く、清冽なハーモニーも聴きどころです。
(ナクソス・ジャパン)

【曲目】
ラフマニノフ(1873-1943): 合唱交響曲『鐘』Op.35
1. Allegro ma non tanto
2. Lento
3. Presto
4. Lento lugubre

タネーエフ(1856-1915): 聖イオアン・ダマスキン Op.1
5. Adagio ma non troppo
6. Andante sostenuto
7. Allegro

【演奏】
アンナ・サムイル(ソプラノ)
ドミトロ・ポポフ(テノール)
ヴラジスラフ・スリムスキー(バリトン)
チェコ・フィルハーモニー合唱団ブルノ
(ペトル・フィアラ…合唱指揮)

ドミートリー・キタエンコ(指揮)
ケルン・ギュルツェニヒ管弦楽団

【録音】
2019年6月14-19日
コンサート・ホール、ケルン・フィルハーモニー

カテゴリ : ニューリリース

掲載: 2020年06月16日 00:00