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MAYA|ビリー・ホリデイに捧ぐセルフプロデュース作品『Billie』

MAYA

自身が主宰するレーベル〈AMBIVALENCE〉第2弾は、ビリー・ホリデイに捧ぐセルフプロデュース作品。ジャズを唄うMAYA。これぞ彼女の真骨頂だ。

2インチテープ・ヴィンテージ機器による高音質アナログ録音。

国内 CD(Blu-spec CD)

国内LPレコード(180g LP)

口先や外見ではなく、心で歌い、心情を吐露するシンガー、MAYA。
この新作にはビリー・ホリデイの魂が色濃く投影されています。
---寺島靖国

諦め、虚しさ、寂寥。
これらは、ひとを、静かで、優しく、美しい人間にする。
私の中のビリー・ホリデイに捧ぐ。
---MAYA

------『Billie 発売に寄せて』------

私がビリー・ホリデイに惹かれているのは『自分の生きざまを歌にしている』と言う部分です。
一筋縄ではいかない個性を放ち、その存在感や歌の説得力、誰にも真似できないスタイルを確立したビリー・ホリデイ。彼女の人生を辿ると、やはり壮絶な過去があって、歌と人生はリンクしているのだと感じます。
ビリー・ホリデイは10代で母子家庭となった結果、母親は仕事で家を空け、ビリー本人も学校に行かず様々な仕事に従事し家計を支えてきました。黒人であるが故の差別を経験し、血の滲むような日々を過ごしてきました。ドラッグ、売春、虐待など苛酷な運命にもてあそばれた人生でしたが、同時にその強烈な生きざまを表現する並外れた音楽的才能を有していました。
心の中に渦巻く愛、憎しみ、悲しみ、怒りを独特のフレージングで表現したビリー・ホリデイの歌は時として聴く人を震えさせるほど壮絶なものがありました。

そんなビリー・ホリデイが自分の生まれ持った宿命を乗り越えることができた背景には、母親との絆がありました。最愛の母との間の、誰にも割って入ることのできない強い絆が、頽れそうな彼女の精神を支え、またマイナスをプラスに変えるエネルギーが増幅され、その結果、彼女は不滅のジャズシンガーとして後世に語り継がれることになったのです。それは同じく親子二人三脚で生きてきた私にとって、最も心に響く部分でした。
実は、私も10代の頃、両親の決別から母と2人で生きることとなり、波乱な日々を乗り越えてきた過去があります。詳細は控えさせていただきますが、父の存在を無くして生きるという覚悟でこれまでの日々をお互いに助け合って生きてきました。
ジャズシンガーとしてのビリー・ホリデイを知れば知るほど、心情的に重なる部分があり、いつしか彼女は自分にとって特別な存在となったのです。
決して口先だけで歌わない、魂の叫びのような真の説得力のある歌を聴く人に届ける。ビリー・ホリデイのスタイルであり、それは私の目指している歌手としてのスタイルでもあります。
それゆえ、私の中のビリー・ホリデイを歌いたいと思ったのです。
MAYA

Track listing:
01.What a little moonlight can do
02.You've changed
03.Feeling good
04.Do you know what it means to miss New Orleans?
05.Guilty
06.Lover come back to me
07.Left alone
08.Did I remember?
09.I’ll be seeing you
010.Good morning heartache


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タグ : アナログレコード

掲載: 2021年11月04日 14:49