Pat Metheny（パット・メセニー）、Jaco Pastorius（ジャコ・パストリアス）、John Abercrombie（ジョン・アバークロンビー）｜〈Hi Hat〉から貴重ライヴ音源計5タイトルが一挙リリース

パット・メセニーは、ジャコとモーゼスとの共演、グループでのスタジオ・ライヴ、ジョン・スコとの共演、のアーカイヴ3タイトル、ジャコ・パストリアスは83年東京公演音源、アバークロンビーは、ホランドとデジョネットとのライヴ・アーカイヴ！計5タイトルが、輸入盤国内仕様CD〈日本語帯、英文ブックレット対訳付き〉で一挙登場！

Pat Metheny、Jaco Pastorius、Bob Moses / Live 1974

1950年代にモダン・ジャズが誕生して以来、様々なジャズ・ミュージシャンが挑戦ともいえる創作活動を通してこの音楽は発展を遂げ続ける。そんな中でパット・メセニーは様々な方向性を持つ作品を創り、この音楽に最も大きな貢献を行ったアーティストの一人であることは間違いない。パット・メセニーは1974年12月にドイツのスタジオで、ジャコ・パストリアスとボブ・モーゼスと共にレコーディングした『Bright Size Life』でソロ・デビューを飾り、またこれはジャコ・パストリアスの初のアルバム・デビュー作品にもなった。その初期の頃の姿をとらえた貴重なライヴ・アーカイヴがついに登場！1974年にボストンのプーズ・パブで行われたパフォーマンスを収録した本作では、セット・リストがアルバム『Bright Size Life』の収録楽曲を中心に選曲されており、翌年1976年発表のジャコ・パストリアス自身初のソロ・アルバム『Jaco Pastorius』収録曲やジャズ・スタンダード・ナンバーも披露した貴重なアーカイヴとなっている。

【収録曲】
01. Bright Size Life
02.There Is No Greater Love
03. Unity Village 04. Improvisation (Pat & Bob)
05. Jaco Solo
06. Continuum
07. Pat Solo
08. Unquity Road
09. Wrong Is Right
10. Untitled
11. Ida Lupino
12. All The Things You Are
13. Missouri Uncompromised

John Scofield、Pat Metheny / Live In Stuttgart Germany 1994

1980年代前半にマイルス・デイヴィス・グループに参加し、その後は自身のファンク・バンドを展開するなどして、不動の地位を獲得して行ったレジェンド・アーティストのジョン・スコフィールド。そしてソロ・プロジェクトとパット・メセニー・グループの双方の活動で、人気ジャズ・ギタリストへと駆け上ったパット・メセニー。共にコンテンポラリー・ジャズ・ギターの牽引者となって、人気を二分していった。そんな二人が1994年に行った共同ツアーのアーカイヴが登場！1994年の共演アルバム『I Can See Your House from Here』リリースに伴い行われたツアーの中で、1994年6月29日にドイツのシュトゥットガルトで行われたパフォーマンスを収録した本作は、リズム隊はレコーディング・メンバーでもあるベースのスティーヴ・スワロウとドラムのビル・スチュワートというラインアップ。セット・リストは全て『I Can See Your House From Here』から選曲されており、それぞれのソロ・シーンや超絶的ギター・プレイも存分に堪能できるファン必聴のアーカイヴである。ボーナス・トラックには、同年7月12日にイタリアで行われたジャズ・フェスティヴァルのステージから一曲を追加収録。

【収録曲】
1. The Red One
2. You Speak My Language
3. No Matter What
4. Everybody's Party
5. No Way Jose [Umbria Jazz, Giardini del Frontone, Perugia, Italy 12th Jul 1994](ボーナストラック)

Pat Metheny Group / Live In Boston 1991

パット・メセニー・グループが1991年に行ったスタジオ・ライヴを収録したアーカイヴが登場！グループがひとつの頂点に達したとも言える1989年リリースの名盤『Letter From Home』から2年後の1991年夏にボストンで行われたライヴを収録した本作。参加したメンバーは『Letter From Home』と同じくパット・メセニーとライル・メイズ、べーシストのスティーヴ・ロドビー、ドラマーのポール・ワーティコ、パーカッションのアルマンド・マーシャル、そしてギター、パーカッション、スティール・ドラム、マリンバなどマルチ・プレイヤーでもあるペドロ・アズナールという最強ラインアップだ。往年の名作アルバムからの楽曲から選曲された正にベスト・オブ～的セット・リストとなっており、グループ絶頂期の圧巻のパフォーマンスを堪能できる貴重なアーカイヴだ。

【収録曲】
01. Opening
02. Have You Heard
03. Last Train Home
04. The First Circle
05. Are You Going With Me?
06. Letter From Home
07. Half Life Of Absolution
08. The Road To You
09. Third Wind
10. Letter From Home (Reprise)
11. Minuano (Six Eight) [Yomiuriland Open Theatre East, Japan 25th Jul 1992](ボーナストラック)

Jaco Pastorius / Live In Tokyo 1983

正式なスタジオ・アルバムはわずか2枚しか残さず、35歳の若さで生涯を閉じた天才ベーシスト、ジャコ・パストリアス。1970年代半ば以降在籍していたウェザー・リポートを1982年に一本立ちすると、1981年にリリースしたセカンド作『Word Of Mouth』の楽曲を演奏するためにワード・オブ・マウス・ビッグ・バンドを結成し、1983年には来日ツアーを行う。全8カ所に渡って行われた来日公演の中で、最終日のパフォーマンスの模様を完全収録したアルバムが登場！1983年5月22日の新宿厚生年金会館で行われたパフォーマンスを収録した本作では、当初ギタリストとして参加予定だったマイク・スターンのスケジュールが合わず、マイク・スターンの推薦により渡辺香津美が急遽ギタリストを務め、大きな話題となった。セット・リストはスタジオ・アルバムからの選曲に加えアルバム未収録曲や、テープ・エコーやループを多用したジャコ・パストリアスの魅力全開のソロ・パートも披露したファン必聴の貴重アーカイヴである。

【収録曲】
CD1
1. Dania
2. Bass Solo
3. New York City Groove ＞ Beaver Patrol (Part 1 - A Tease!)
4. The Chicken
5. New Reggae
6. Amerika
CD2
1. Beaver Patrol (Part 2 - Full Blown!)
2. Fannie Mae (incl. Why I Sing The Blues & Kansas City)
3. Promise Land
4. Black Market ＞ Clean Up Woman ＞ Beaver Patrol (Reprise)

John Abercrombie、Dave Holland、Jack DeJohnette / Germany 1983

多彩なプレイスタイルで30作品以上のアルバムを発表し、名実共にレジェンド・アーティストとなったECMを代表するジャズ・ギタリスト、ジョン・アバークロンビー。1975年にはデイヴ・ホランド、ジャック・ディジョネットと共にトリオ・バンド"ゲイトウェイ"を結成。ジャズ・ロックの域を脱しオリジナルな演奏を実現し大きな話題を呼ぶ。その後も様々なグループやソロ・キャリアを築き上げ精力的に活動を続けるが2017年には心不全のためこの世を去ってしまう・・・そんな彼のグループ、ゲイトウェイの超貴重なライヴ・アーカイヴが登場！1983年6月21日にドイツのブレーメンで行われたパフォーマンスを収録した本作では、ゲイトウェイ名義でリリースしたアルバムの収録曲やメンバーそれぞれのソロ・アルバムからの楽曲がフィーチュアされており、ジャック・ディジョネットのピアノ・プレイも堪能することができる。

【収録曲】
CD1
1. M
2. May Dance
3. Silver Hollow
4. Jumpin' In
5. Ralph's Piano Waltz
CD2
1. Back-Woods Song 2. Blues In AB 3. Four Winds 4. Conference Of The Birds

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