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「ゴーティエ・カピュソン財団」第1弾!キム・ベルナール/ショパン、ラヴェル、ドビュッシー:ピアノ作品集

キム・ペルナール

チェリストのゴーティエ・カピュソンが、新進音楽家がプロのキャリアを確立する手助けを目的として発足した「ゴーティエ・カピュソン財団」。その録音の第1号として選ばれたのがピアニスト、キム・ベルナール。その録音をワーナーよりデビュー・アルバムとしてリリース

チェリストのゴーティエ・カピュソンは、新財団をアラン・アルティノグリュ(指揮)、フランク・ブラレイ(ピアノ)とともに主導する新財団「ゴーティエ・カピュソン財団(Fondation Gautier Capuçon)」を、新進音楽家がプロのキャリアを確立する手助けを目的として発足。また財団を通して、新人音楽家は著名音楽家との共演機会や、ワーナークラシックスとの録音制作への道も開けるようにも援助していきます。
その録音の第1号として選ばれたのがピアニスト、キム・ベルナール。キム・ベルナールは、1999年にフランスのイエールで生まれ、5歳からピアノを学びました。2008年の初めからベルナール・ダスコリ、セリメーヌ・ドーデらに、若いピアニストへの非営利高等教育機関「ピアノ・カンタービレ」で師事。そこで2011年わずか12歳で満場一致で特賞を受賞。2012年モンロン・レ・バン国際コンクールで17歳未満のカテゴリーで最優秀賞を受賞。2か月後、イル・ド・フランス国際コンクールで「若手ピアニスト」賞を受賞し、8月にはエク. サン・プロヴァンスで開催された「ヌイツ・ピアニスティックス・コンクール」で最優秀賞、また2018年「シフラ・ピアノコンクール」3位などの多くの賞を受賞しています。
「最も刺激を受けた作曲家はバッハ、オスカー・ピーターソン、エロル・ガーナー、チャールズ・ミンガスのファンで、ジャズが好き、でもラヴェルの作品には様々な世界を思い起こさせる」と語る彼ですが、そのとおりにそれらが演奏に通じているかのようで、柔らかいタッチでピアノを存分に歌わせるのが特徴。技巧的な曲では鮮やかなタッチを重用し、ゆったりとした曲では溢れる歌心を披露しています。
冒頭のショパンの「バラード第4番」から刻々と変化する楽想に合わせ、美しい音色で聴き手を夢の世界へといざないます。そのままゆったりと子守歌、舟歌と続き、ドビュッシーの「喜びの島」では、ジャズ好きのベルナールらしく、鮮やかなリズム処理が耳に残ります。「映像」でもたっぷりと歌わせる「水の反映」や「ラモー賛歌」と流動的な「運動」と対照的な作品を並べ、得意とするラヴェルでは変幻自在、圧巻の演奏。アーティキュレーションとソノリティを持ったクリスタルのような研ぎ澄まされたタッチは、特にここで演奏されるラヴェルやドビュッシーの魂、雰囲気を脈々と受け継がれる貴重なフランスの音楽的遺産として再現されています。
(ワーナーミュージック・ジャパン)

キム・ベルナール / ショパン、ラヴェル、ドビュッシー:ピアノ作品集

【収録予定曲】
ショパン:
バラード第4番 ヘ短調Op.52
子守歌 変ニ長調 Op.57
舟歌 嬰ヘ長調 Op.60
ドビュッシー:
喜びの島 L.106
映像第1集 L.110 ~「水の反映」「ラモー賛歌」「運動」
ラヴェル:
クープランの墓 M.68

【演奏】
キム・ベルナール(ピアノ)

【録音】
2022年1月24-29日、パリ、Studio de Meudon

カテゴリ : ニューリリース

掲載: 2022年04月28日 12:00

更新: 2022年05月13日 00:00