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『激ロック』スペシャルコーナー【8月レコメンドアイテム】

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7月のオススメはこちら

 

MUSE / 『Will Of The People』
GENRE:ALTERNATIVE ROCK, HARD ROCK, METAL

唯一無二のライヴ・バンド、MUSEの真骨頂!
モダン・メタルからバラードまで全方位に発展を遂げた、圧巻のロック・アルバム!

世界有数のライヴ・バンド MUSEの約4年ぶり9作目となる新作は、パンデミックで溜め込まれたフラストレーションをダイナミックに昇華したような、圧巻のロック・アルバムに仕上がった。バンドが得意とする様々な要素を全方位に発展させたかのようなサウンドは、新作でありながらベスト盤としても機能しうる内容で、長年のファンはもちろん、入門編としても大いにおすすめできる。大仰なグラム・ロックでカタルシスを生み出すTrack.1から、ダークなMUSE的ファンク・チューンのTrack.6、荘厳なピアノ・バラードのTrack.5など聴きどころ満載だが、まだMUSEを聴いたことがないという本誌読者は、強烈なメタル・チューンのTrack.4、Track.7だけでもぜひチェックしてもらいたい。

菅谷 透【ライター推薦】


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ARCH ENEMY / 『Deceivers』
GENRE:MELODIC DEATH METAL

進化を続ける“王道”の凄み――
2020年代に放たれるARCH ENEMY待望の最新作!

先行公開されていた「Handshake With Hell」を聴けばわかるように、前作に引き続き本作でもクリーン・パートを導入している。基本的にはグロウル中心ではあるが、Alissa White-Gluzの“美麗なソプラノ・ヴォイス”という、もうひとつの持ち味も生かす方向へと舵を切ったのだろう。サウンド面については今まで以上にクラシカルなヘヴィ・メタルへと接近しつつ、トレードマークのテクニカル且つ叙情性豊かなギター・フレーズがこれでもかと迫りくる、暴虐と哀愁とが交差するARCH ENEMY流儀のドラマチックなサウンドは健在である。鉄壁のリズム隊による緩急自在のヘヴィ・グルーヴもさすがのひと言。25年以上に及ぶキャリアの中で常に王道を歩みながらも、進化を続ける姿に拍手を送りたい。

井上 光一【ライター推薦】


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THE HALO EFFECT / 『Days Of The Lost』
GENRE:MELODIC DEATH METAL

IN FLAMESの歴代メンバーが集結!
メロディック・デス・メタルをリブートする衝撃のデビュー作!

IN FLAMESの創始者であるJesper Strömblad(Gt)をはじめ、現DARK TRANQUILLITYのMikael Stanne(Vo)など、バンドに関わりのあったメンバー5人がスーパー・グループを結成した。あの名曲を彷彿とさせるTrack.2を筆頭に、フォーキーなメロディが美しいTrack.3、疾走感溢れるTrack.4と、メロディ・センスと攻撃性を絶妙なバランスで構築したサウンドは絶品。クリーンVoが映えるTrack.5や、かねてよりIN FLAMESからの影響を公言していたTRIVIUMのMatthew Kiichi HeafyをゲストVoに迎えたTrack.9なども聴き応え十分だ。音楽活動を始めた当時の衝動を蘇らせ“メロデス”をリブートしたかのような快作。

菅谷 透【ライター推薦】


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ELECTRIC CALLBOY / 『Tekkno』
GENRE:ELECTRONICORE, POST HARDCORE

テクノカットで大暴走!?ELECTRIC CALLBOYとしてアクセル全開再スタート!

バンド名をESKIMO CALLBOYからELECTRIC CALLBOYに変更後、初めてリリースするアルバム。MVが驚異的に再生回数を伸ばしている「We Got The Moves」をはじめ、テクノ・サウンドに焦点を当てた、これまでよりディープなクラブ・ミュージックのノリが印象的な作品となっている。一方で、CONQUER DIVIDEがゲスト参加した「Fuckboi」など、ポップ・パンクのメロディとヒップホップをミックスさせた、トレンドっぽいサウンドも抑えている。日本盤には、ボーナス・トラックとして、前EP収録の人気曲「Hypa Hypa」と先行シングル「Pump It」というどちらもアゲアゲ感満載のナンバーがライヴ・バージョンで収録されている。こちらも嬉しいプレゼントだ。

山本 真由【ライター推薦】


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HOLLYWOOD UNDEAD / 『Hotel Kalifornia』
GENRE:LOUDROCK, RAP ROCK

ラップコア・シーン のダーク・ヒーロー、HOLLYWOOD UNDEAD!
攻撃性と繊細なメロディに彩られたニュー・アルバム!

デビュー・アルバム以来一貫してラップコアという音楽性にブレることなく、コンスタントに作品を発表し続けているHOLLYWOOD UNDEAD。ジャンルの可能性を広げ、シーンを牽引してきた彼らの功績は大きい。今作は、2000年代初頭のニューメタル・バンドの尖っていた感じと、ハードコアの硬派な雰囲気がありつつ、近年のロックに回帰したポップス、ヒップホップ・シーンのクロスオーヴァーなサウンドをきっちり捉えている。懐かしさもありつつ、今っぽくてクールな作品だ。時代が1周巡って、彼らに追いついてきたと言っていいだろう。もちろん、ヘヴィなラップ・ミュージックというだけでなく、彼らの大きな武器のひとつでもあるエモーショナルなメロディも、ジャンルにとらわれず普遍的な魅力を持っている。

山本 真由【ライター推薦】


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DANCE GAVIN DANCE / 『Jackpot Juicer』
GENRE:POST HARDCORE, MATH ROCK

プログレッシヴ且つエモーショナルなDANCE GAVIN DANCEの
集大成的サウンドを刻む、10枚目のオリジナル・アルバム到着!

カリフォルニア州サクラメントのポスト・ハードコア・バンド、DANCE GAVIN DANCEの約2年ぶり10作目となるオリジナル・アルバム。彼らならではのプログレッシヴ且つエモーショナルなサウンドは本作でさらなる飛躍を見せており、DON BROCOのRob Damiani(Vo)が参加した「Synergy」や、ポップな面に振った「For The Jeers」など、コロナ禍で培われたクリエイティヴィティを18曲1時間超に凝縮。バンドとしての臨界点に達したような作品だ。本作リリース直前にはTim Feerick(Ba)が急逝、ヴォーカルのTilian Pearsonもバンドから離脱と困難な状況に置かれているDGDだが、本作には彼らの集大成的サウンドが刻み込まれている。

菅谷 透【ライター推薦】


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TABOO / 『Taboo』
GENRE:HARD ROCK, ALTERNATIVE ROCK

Ken Hammer(PRETTY MAIDS)&Christoffer Stjerne(H.E.R.O.)による新ユニット!
モダンさと懐かしさを併せ持つハード・ロック・サウンド鳴らすデビュー・アルバム!

北欧デンマークから新たなユニットが誕生! 同国を代表するHR/HMバンド PRETTY MAIDSの結成メンバーであるギタリストのKen Hammerと、日本でもお馴染みH.E.R.O.のフロントマン Christoffer Stjerneがタッグを組んだ“TABOO”が、セルフ・タイトルのデビュー・アルバムを発表した。モダンさと懐かしさを併せ持ったハード・ロック・サウンドを軸に、美しいメロディを紡ぐChrisのエモーショナルなヴォーカルと、Kenの流麗でメロディックなギターが融合した、世代を問わず楽しめること間違いなしの作品だ。あの“ワイルド・スピード”の名曲「See You Again」を胸打つロック・バラードに仕立てたTrack.8も必聴。

菅谷 透【ライター推薦】


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FELLOWSHIP / 『The Saberlight Chronicles』
GENRE:MELODIC POWER METAL

イギリスの新鋭シンフォニック・パワーメタル・バンド、FELLOWSHIP!
現実世界を生き抜くすべての勇者を鼓舞するデビュー盤をドロップ!

イギリスはハリッジの地より、新たに冒険の旅を始める4人組が、その第1歩目となるアルバム『The Saberlight Chronicles』を世に放った。歌詞に“仲間同士”や“友情”などの意味を持つバンド名“Fellowship”が登場するオープニング・トラック「Until The Fires Die」を始め、正統派メロディック・パワー・メタル・サウンドにMatthew Corryの力強くもクセのないハイトーン・ヴォーカルを乗せた楽曲たちは、ハイ・ファンタジーの壮大な世界観を描くと同時に、自己肯定もテーマにしており、様々な困難が立ちはだかる現実世界の中を生き抜くすべての勇者を鼓舞する。なお、公式サイトでは本作の物語をさらに掘り下げる小説も公開されているので、併せてチェックされたし。

内堀 文佳【ライター推薦】


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DREAM THEATER / 『Lost Not Forgotten Archives: Live In Berlin (2019)』
GENRE:PROGRESSIVE METAL

2019年ベルリン公演の未発表音源を収めたDREAM THEATER公式ブートレグ第12弾!

公式ブートレグ第12弾は、2019年のツアーよりベルリン公演の未発表音源を収めたライヴ・アルバム。「Untethered Angel」、「Pale Blue Dot」など当時の最新アルバム『Distance Over Time』の楽曲を中心にしつつ、重厚長大な「A Nightmare To Remember」や、後にライヴ作品化された同ツアーのロンドン公演では演奏されていない「Peruvian Skies」、「Lie」といった渋いチョイスも光るセットリストで、パンデミックにより残念ながら中止となってしまったツアー日本公演に想いを馳せることもできる作品と言えるだろう。待望の来日となった“DOWNLOAD JAPAN 2022”の復習(?)としてもチェックしておきたい。

菅谷 透【ライター推薦】

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【激ロック】
ラウドミュージックに特化したフリーマガジン、ポータルサイトの運営、そして国内外のバンドを招聘してのライブイベント、13年間続くROCK DJパーティーの企画、運営を行っている。さらには渋谷宇田川町に位置する「Music Bar ROCKAHOLIC」と同じく宇田川町にあるロックファッション・ショップ&通販サイト「GEKIROCK CLOTHING」の運営など、クロスメディアを超えたクロスカルチャー展開をシーンに仕掛けるラウドミュージック専門のクリエイティブ集団である。

http://gekirock.com/

タグ : PUNK/EMO ハードロック/ヘヴィメタル(HR/HM)

掲載: 2022年08月22日 19:13