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『激ロック』スペシャルコーナー【11月レコメンドアイテム】

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LAMB OF GOD / 『Omens』
GENRE:GROOVE METAL

混乱の続く世界に放たれる怒りの一撃!容赦なき“LAMB OF GOD節”が迫りくる最新作

LAMB OF GODが世界的なパンデミックの真っ只中で作り上げた最新アルバム。泣く子も黙る咆哮と獰猛極まりないヘヴィ・グルーヴ、といった容赦なきLAMB OF GOD節はまさに王者の風格を漂わせるものではあるが、「Denial Mechanism」で明確に示されたハードコア・パンク由来の攻撃性や、ラストを飾る6分の大作「September Song」における、練り上げられたドラマチックな楽曲構成などは、彼らが今も進化し続けているからこそ成し得たものであろう。非常に生々しい音像は、メンバーが同じスタジオに集まって一斉にレコーディングしたという背景はもちろん、現代社会への純然たる怒りの賜物である。2022年という時代に本作のようなアルバムが生まれたのは、紛れもない必然の結果なのだ。

井上 光一【ライター推薦】


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BLIND CHANNEL / 『Lifestyles Of The Sick & Dangerous』
GENRE:LOUDROCK

フィンランドのLINKIN PARK!?
“ヴァイオレント・ポップ”を掲げる6人組の日本デビュー作!

MÅNESKINが優勝したことで話題を呼んだ2021年の“ユーロヴィジョン・ソング・コンテスト”で6位入賞を果たし注目を集めたBLIND CHANNEL。ヨーロッパ各国でライヴを行い勢いに乗る彼らの日本デビュー作が本作だ。敬愛するLINKIN PARKや、BRING ME THE HORIZON、Post Maloneなどに影響を受けた音楽性は、“ヴァイオレント・ポップ”と名乗るだけあり、ヘヴィでありながらキャッチー。躍進の端緒となったTrack.2をはじめ、リンキンのファンなら気に入ること請け合いのTrack.3、メロウなサウンドが心地よいTrack.4、ハードなラップからアンセミックなコーラスに移ろうTrack.6など、粒揃いの楽曲を収録した、名刺代わりに相応しい作品と言える。

菅谷 透【ライター推薦】


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ORIANTHI / 『Rock Candy』
GENRE:HARD ROCK

ギターが主役&メロディも楽しめるハード・ロック好き必聴!
オーストラリアが生んだ天才女性ギタリスト、ORIANTHIの温故知新な最新アルバム!

故Michael Jacksonのバック・バンドに抜擢されたことで世界的に有名となった、オーストラリアが生んだ天才女性ギタリスト、ORIANTHIの最新作にして通算5枚目となるオリジナル・アルバム。本作はヘヴィ・メタルやハード・ロック系の大物たちの作品やライヴなどでも活躍しているマルチ・プレイヤー、Jacob Buntonが全面的にバックアップしており、温故知新なORIANTHI流ハード・ロックの魅力をうまく引き出している。ヘヴィなリフから泣きのソロ、ブルージーな香り漂う渋めのフレーズまで、惜しみなく披露される華麗なギター・プレイはもちろん、力強く色気のある彼女自身のヴォーカルも聴きどころだ。ギターが主役でメロディも楽しめるハード・ロックを聴きたい方であれば、間違いのない好盤。

井上 光一【ライター推薦】


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WE CAME AS ROMANS / 『Darkbloom』
GENRE:POST HARDCORE

WE CAME AS ROMANS、故Kyle Pavone(Vo/Syn)に捧げる想いが詰まった最新作完成

2018年にKyle Pavone(Vo/Syn)が急逝したWCAR。そんな彼らが、約5年ぶりとなるアルバムを発表した。繊細で心地よく響くKyleのクリーン・ヴォーカルが失われてしまったことで、音楽性が変わってしまうのではないか、という心配を抱えていたファンは多かったと思う。しかし、こうして彼らは5人で歩んでいくその姿勢を形にしたのだ。たしかにそこにKyleの声はないのだが、依然としてWCARたる音楽性がある。壮大なスケール感とヘヴィなサウンドを併せ持ち、そこに温かでエモーショナルなメロディを織り交ぜた、その美しい世界観に変わりはない。足りないピースを埋めるかのように、丁寧に重ねられた重厚なサウンドからは、Kyleに捧げるWCARの深い思いが感じられる。

山本 真由【ライター推薦】


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ALTER BRIDGE / 『Pawns & Kings』
GENRE:HARD ROCK, HEAVY METAL, ALTERNATIVE METAL

ALTER BRIDGEがネクスト・レベルへ!
過去最高にヘヴィなサウンドを前面に押し出した文句なしの快作!

時代の流行りなどはどこ吹く風、ファンの誰もが望む“ALTER BRIDGEらしさ”はそのままに、さらなる進化を遂げた通算7枚目となる最新作。Myles Kennedy(Vo/Gt)の卓越した歌唱力によるアンセミックなメロディ、鉄壁のバンド・アンサンブルが生みだす重厚なモダン・ハード・ロックといった基本軸に、一切のぶれはないのだが、過去の作品と比べても、明らかにヘヴィなサウンドが全面に押し出されていることは強調しておきたい。練りに練ったソングライティングの妙は、8分超えの長尺曲であるTrack.7「Fable Of The Silent Son」で頂点に達し、彼らがネクスト・レベルへと足を踏み入れたことをリスナーは理解するであろう。文句なしの見事な快作!

井上 光一【ライター推薦】


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NOTHING MORE / 『Spirits』
GENRE:HARD ROCK, ALTERNATIVE METAL

テキサスのオルタナティヴ・ へヴィ・ロック・バンド、NOTHING MORE!
よりアグレッシヴ且つ複雑に変化した5年ぶりのニュー・アルバムをドロップ!

グラミー賞に3度ノミネートされた経験を持つ、テキサスのオルタナティヴ・ へヴィ・ロック・バンド NOTHING MOREの5年ぶり6作目となるニュー・アルバム。ロックダウンやここ数年の社会情勢を色濃く反映した楽曲はこれまで以上にアグレッシヴ且つ複雑で、ラウドロック~オルタナ・メタルのリスナーまで幅広く受け入れられるであろう作品へと変化している。哲学者のアラン・ワッツやカール・ユングの思想まで引用した歌詞も興味深く、今を生きていくことを歌ったエモーショナルな「Best Times」や、叙情的ながら親密さのある「You Don't Know What Love Means」、ストリングスを取り入れた壮大な「Dream With Me」、強靭なリフとヴォーカルが炸裂する「Spirits」など聴きどころ満載だ。

菅谷 透【ライター推薦】


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HIGHLY SUSPECT / 『The Midnight Demon Club』
GENRE:ALTERNATIVE ROCK

米マサチューセッツ州発ロック・バンド、HIGHLY SUSPECT!
多彩な曲で悲しみを乗り越えるリスナーに寄り添う、約3年ぶりのアルバム到着!

“悲しみを乗り越え、改めて自分らしく、人生の次の章を楽しんで生きる”ということをテーマに据えた、HIGHLY SUSPECT約3年ぶりのアルバム。そのテーマを、シネマチックなMVも公開されている「Natural Born Killer」をはじめ、弾き語りにストリングスが合わさった「Wild Eyed Son」、ヘヴィなバンド・サウンドと激しいシャウトを前面に押し出した「Pink Lullabye」、ダンサブルなロック・チューンの中でラップがアクセントになっている「New California」、メッセージを語りでストレートに伝える「Cool Kids」など、実にバラエティに富んだ12曲で表現している。何度聴いても飽きることなく、自信をなくしたときや、心の支えが必要なときに寄り添ってくれるはずだ。

内堀 文佳【ライター推薦】


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DREAM THEATER / 『Lost Not Forgotten Archives: Old Bridge, New Jersey (1996)』
GENRE:PROGRESSIVE METAL

DREAM THEATER公式ブートレグ第15弾は
熱のこもった演奏で魅せる96年のニュージャージー公演ライヴ音源!

公式ブートレグの第15弾は、4thアルバム『Falling Into Infinity』の制作を一時中断して1996年に突発的に行われたツアーよりニュージャージー公演のライヴ音源だ。1stアルバム~3rdからの選曲だけでなく、前年に発表したミニ・アルバム『A Change Of Seasons』からの抜粋や、『Falling Into Infinity』収録曲の初期バージョン(公式ブートレグ第10弾のデモ音源も合わせてチェックしたい)など、レーベルとの摩擦により制作が難航していた鬱憤を晴らすかのように、熱のこもった演奏を展開している。歌っている途中になぜか笑いがこみあげてしまうJames LaBrieなど、ライヴならではのアクシデントも注目ポイントだ。

菅谷 透【ライター推薦】


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【激ロック】
ラウドミュージックに特化したフリーマガジン、ポータルサイトの運営、そして国内外のバンドを招聘してのライブイベント、13年間続くROCK DJパーティーの企画、運営を行っている。さらには渋谷宇田川町に位置する「Music Bar ROCKAHOLIC」と同じく宇田川町にあるロックファッション・ショップ&通販サイト「GEKIROCK CLOTHING」の運営など、クロスメディアを超えたクロスカルチャー展開をシーンに仕掛けるラウドミュージック専門のクリエイティブ集団である。

http://gekirock.com/

タグ : PUNK/EMO ハードロック/ヘヴィメタル(HR/HM)

掲載: 2022年11月15日 19:48