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スペインのコンポーザー・ピアニスト、アルベルト・ギノバルトの自作自演ピアノ作品集!『言葉のない詩』

アルベルト・ギノバルト

スペインを代表する個性的なピアニスト・作曲家アルベルト・ギノバルトによる、自作のピアノ作品集第2弾

スペインを代表するピアニスト・作曲家として活躍するアルベルト・ギノバルト。ソニークラシカルは2014年以来、この独創的な音楽家のアルバムを定期的に発売しています。2018年にリリースした自作のピアノ作品アルバム《ノクターン》は、Spotifyで50万回以上のストリーミングを記録しました。
その続編となる今回のソロアルバム《Poems Without Words=言葉のない詩》は、世界的なコロナ禍やロシアによるウクライナ侵攻で私たちの生活が恐怖と悲しみに陥ってしまったこの時代に、より明るい未来への希望と自信の光を灯したいという作曲者の思いから生まれました。
アルバムの中心にある「24の前奏曲」は、ギノバルトが1日1曲、SNSに投稿した作品を集めたもので、聴く者を慰め、力を与え、困難な時代にこれまで以上に美しさが必要であることを思い出させてくれます。
既発売アルバムの《ノクターン》からの作品に加え、新録音となるのは、エミリー・ディキンソンの詩に基づく「ピアノのための5つの詩」で、スペインのエッセイストでもあるフアン・アンヘル・ベラ・デル・カンポは、この作品について「このアルバムの白眉。時代の異なる2つの感性が寄り添い詩と音楽の対話が繰り広げられる様は感動的であると同時に刺激的。音楽だけではなく、文学や詩というジャンルの垣根を飛び越えている。3分しかない小さな作品には、永遠の音楽が宿っている」と称賛しています。
アルバムの最後は、家族にあてた3つの「子守歌」です。
ギノバルトはこのアルバムの演目を6月にニューヨークのカーネギー・ホールでも演奏する予定です。
(ソニーミュージック)

【曲目】
アルベルト・ギノバルト:
「ピアノのための5つの詩」
「ピアノのための24の前奏曲」
「5つの夜想曲」
「3つの子守歌」

【演奏】
アルベルト・ギノバルト(ピアノ)

【録音】
2021年10月7-8日、バルセロナ、AGEスタジオ

<アルベルト・ギノバルト>
1962年バルセロナ生まれ。バルセロナ市立音楽院やロンドンでピアノと作曲を学び、ピアニストとしてはロマン派やトゥリーナ、グラナドス、アルベニスなどのスペイン音楽に定評があり、またマリア・バヨやフローレスらの伴奏なども務めている。作曲者としてはクラシック作品から映画音楽やミュージカル音楽を数多く作曲し、カタルーニャ語で書かれた「海と空」、2003年と2013年の世界水泳選手権の公式音楽を制作。またグラナドスのスペシャリストとしても知られており、クラシックから自作のピアノ演奏まで、圧倒的な人気を得ている。

カテゴリ : ニューリリース

掲載: 2023年04月14日 15:30