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タカーチ=ナジ&ヴェルビエ音楽祭室内管/ベートーヴェン:交響曲全集(5枚組)

ガボール・タカーチ=ナジ

「ヴェルビエ音楽祭ゴールド」レーベルからの初リリース。CD5枚組
ヴァイオリニストからの指揮者として、"弦楽四重奏曲の精神から生まれた交響曲"

スイスのヴェルビエで毎年夏に開催されるヴェルビエ音楽祭とドイツ・グラモフォンが提携し、新たにできた「ヴェルビエ音楽祭ゴールド」というレーベルからの最初のリリースになります。ハンガリー出身のガボール・タカーチ=ナジが、音楽監督を務めているヴェルビエ祝祭室内管弦楽団と演奏したベートーヴェンの交響曲全集です。CD5枚組。

2009年から2022年まで13年間以上、ガボール・タカーチ=ナジはヴェルビエ祝祭室内管弦楽団とともにベートーヴェンの9曲の交響曲を通して精神的な旅をともにしました。その結果として完成したこのツィクルスは、どの曲も自発性と洞察力、そして喜びをもって取り組まれ、これら傑作の自由で斬新な演奏が捉えられています。有名なベートーヴェンの伝記作家ヤン・スワフォードの言葉にあるように「私たちが聞くのは誠実さです。ロマンティックな心地よさでも、自尊心でもなく、むしろそれぞれが持つ言葉で各曲の真実が語られる感覚です。個々のそして全体としての作品のヴィジョンが示される、オーケストラと指揮者の間の親密なコミュニケーションの感覚があります」。

このアルバムは「弦楽四重奏曲の精神から生まれた交響曲」と言えるでしょう。伝説のタカーチ弦楽四重奏団の設立者であり名前の由来であるガボール・タカーチ=ナジは室内楽のアプローチをとっています。17年間、世界の舞台で第1ヴァイオリニストとしてベートーヴェンの弦楽四重奏曲全曲を演奏し続けた後、体に取り込んだベートーヴェンの本質とともに今度は指揮者としてこの交響曲全曲に取りかかりました。

44ページのブックレットにはヤン・スワフォードによる各交響曲の興味深い紹介が掲載されています。またスワフォードはガボール・タカーチ=ナジとも語り合っています。鑑識眼のある二人の会話は機知に富み、刺激的で、その会話の中ではこの指揮者がいかに好奇心を大切にし、子供のように驚く気持ちと鋭い洞察力に満ちた偉大な博愛主義者であるかが明らかにされています。
(ユニバーサル・ミュージック/IMS)

【曲目】
ベートーヴェン:交響曲
《CD 1》
1-4) 第1番ハ長調Op.21
5-8) 第3番変ホ長調Op.55『英雄』

《CD 2》
1-4) 第2番ニ長調Op.36
5-8) 第4番変ロ長調Op.60

《CD 3》
1-4) 第5番ハ短調Op.67『運命』
5-9) 第6番ヘ長調Op.68『田園』

《CD 4》
1-4) 第7番イ長調Op.92
5-8) 第8番ヘ長調Op.93

《CD 5》
1-5) 第9番ニ短調Op.125『合唱』

【演奏】
ユリア・マリア・ダン(ソプラノ)(第9番)
エマ・ニコロフスカ(メッゾ・ソプラノ)(第9番)
AJ グルッカート(テノール)(第9番)
ミハイル・ペトレンコ(バス)(第9番)
ミュンヘン・バッハ合唱団(第9番)
ガボール・タカーチ=ナジ(指揮)
ヴェルビエ祝祭室内管弦楽団

【録音】
2009年8月(第1番)、2014年7月(第3番)、2011年7月(第4番)、2012年7月(第5番)、2021年7月(第7番、第8番)、2022年7月(第9番)、ヴェルビエ(ライヴ)
2021年12月(第2番)、2022年12月(第6番)、ドイツ、エルマウ城(ライヴ)

カテゴリ : ニューリリース | タグ : BEETHOVEN 2020 ボックスセット(クラシック)

掲載: 2023年04月25日 00:00