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ヴォックス・クラマンティス/ヘンリク・ウーデゴール作品集~グレゴリオ聖歌とノルウェー民謡の融合

ヴォックス・クラマンティス

エストニアの声楽アンサンブルが礼拝音楽の巧みなプログラムに挑むニュー・アルバム

エストニアの声楽アンサンブル、ヴォックス・クラマンティスがこのアンサンブルの創設者でもある指揮者ヤーン=エイク・トゥルヴェとともに今回新たに挑戦するのは、ノルウェーの作曲家ヘンリク・ウーデゴール(1955年生まれ)の礼拝合唱音楽による巧みなプログラムです。ウーデゴールの作品は繊細で巧妙な技術で、グレゴリオ聖歌とノルウェー民謡を織り交ぜています。オルガン奏者として、合唱指揮者として、ウーデゴールの音楽はいつも教会と密接に結びつき、礼拝が作曲のきっかけになることもありました。ウーデゴールの音楽のアイデアはグレゴリオ聖歌とノルウェー民謡という2つの重要な伝統に大きく影響を受けており、作品にはその両方のユニークな表現を見ることができます。2017年に作曲した8つのパートからなる『Meditations over St.Mary Magdalene’s feast in Nidaros』は、中世スカンジナヴィアの13世紀の写本に見られるアンティフォナを基にしたものです。ウーデゴールによる構成がこれらのアンティフォナを神々しいものとし、それがヴォックス・クラマンティスにより丁寧に明らかにされてゆきます。ヴォックス・クラマンティスはこれまでECMに、アルヴォ・ペルト、エリッキ=スヴェン・トゥールの作品、そして直近ではエストニアの作曲家キリルス・クレークの作品を録音しています。クレークの録音は『BBC』で「別の惑星の魔法」と評されました。今回のニュー・アルバムは2021年3月、エストニア、ハープサルのSt. Nicholas Dome Churchで録音されました。
(ユニバーサルミュージック/IMS)

CD収録予定
1) ヘンリク・ウーデゴール:イエス、甘美な思い出(2014/15)
2) グレゴリオ聖歌:アレルヤ、われらが過越の子羊
3) ヘンリク・ウーデゴール:子らよほめまつれ(2015/21)
4) グレゴリオ聖歌:キリエ
5)『「マドリードの写本」からのコンドゥクトゥス』より「主の祈り」
6-13) ヘンリク・ウーデゴール:Meditations over St.Mary Magdalene’s feast in Nidaros(2017)(I. Maria dilexit multum/II. 詩篇第62篇 [vul. 63]―アンティフォナ“Mihi osculum non desisti”/III. Canticum Trium Puerorum―アンティフォナ“Oleo caput meum non unxisti”/IV. 詩篇148-150篇―アンティフォナ“Ideoque dico tibi”/V. ベネディクトゥス―アンティフォナ“In diebus illis”/VI. 讃歌“Aterne Deus omnium”/VII. マニフィカト―アンティフォナ“O, Maria, mater pia”/VIII. Maria, tibi persolvum
【演奏】
ヤーン=エイク・トゥルヴェ(指揮)
ヴォックス・クラマンティス
【録音】
2021年3月、エストニア、ハープサル、St. Nicholas Dome Church

カテゴリ : ニューリリース

掲載: 2023年05月05日 10:00