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ベンヤミン・シュミット弾き振り!『ジャズ・ヴァイオリン・コンチェルト』~ベルガー、グルダ、ハンク


[Gramola KlassikhausWien 公式チャンネルより]

ベンヤミン・シュミットはクラシックだけでなく、ジャズや即興演奏にも強い関心を抱き、以前にも少年時代から憧れていたというステファン・グラッペリにインスパイアされたアルバムを出すなど、幅広い活動をしています。
このアルバムでは、スウェーデンの室内オーケストラ「ムジカ・ヴィーテ」と共に、オーストリアの3人の作曲家のジャズ・コンチェルトを演奏。
ヘルベルト・ベルガーの「メトロポール組曲」は、本来のクロマティック・ハーモニカの独奏部を今回の録音のためにヴァイオリンへとアレンジ。
ジャズ・ピアニスト、ザビーナ・ハンクの「見捨てられた天使のための3つの歌」はシュミットのために書かれた作品です。
また、フリードリヒ・グルダの「ウィングス=翼」は4つのセクションから成る18分ほどの曲で、シュミットによればツィガーヌ風、バロック風、グルーヴ風のセクションがあり、最後にリディア旋法(リディアンスケール)を強く意識した即興的な部分があり、彼はここでオリジナルの即興演奏を加えているそうです。
(ナクソス・ジャパン)

『ジャズ・ヴァイオリン・コンチェルト』
【曲目】
1-4. ヘルベルト・ベルガー(1969-):メトロポール組曲
(ヴァイオリンと弦楽オーケストラのための協奏曲)
1. I. Insomnia
2. II. El largo Adiós
3. III. À la minute
4. IV. Avenida

5-8. フリードリヒ・グルダ(1930-2000):Wings ウィングス
(独奏ヴァイオリン、弦楽オーケストラとパーカッション(リズム・セクション)のための小協奏曲)
5. I. Liberamente sempre
6. II. Lento
7. III. Liberamente
8. IV. Allegro assai. Solo Improvisations

9-12. ザビーナ・ハンク(1976-):Three Songs for an Abandoned Angel 見捨てられた天使のための3つの歌
(独奏ヴァイオリン、弦楽オーケストラとパーカッション(ドラムス)のための協奏曲)
9. I. Dauntless departure
10. II. Soul’s Concealment
11. III. free solo Cadence
12. IV. Breakthrough

【演奏】
ベンヤミン・シュミット(ヴァイオリン&指揮)
ムジカ・ヴィーテ管弦楽団
クリスティアン・レットナー(ドラムス)

【録音】
2020年10月24-25日…9-12
2021年8月15-19日…1-4
2021年9月14日…5-8
Nygatan 6、Växjö (スウェーデン)

ベンヤミン・シュミット

カテゴリ : ニューリリース

掲載: 2023年08月09日 00:00