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『ハンス・シュミット=イッセルシュテット・エディション Vol.2』(15枚組)~フィリップス、マーキュリー、DG、アコールへの録音集成!

イッセルシュテット

【同時発売】シリーズVol.1 デッカ録音全集(14枚組) 特集ページはこちら>>>

ドイツの名指揮者がフィリップス、マーキュリー、DG他に行った録音を初集大成
CD15枚組ボックス・セット

シリーズVol.1のデッカ録音全集に続き、ドイツの指揮者ハンス・シュミット=イッセルシュテット(1900-1973)によるフィリップス、マーキュリー、ドイツ・グラモフォンとアコールへの録音集です。CD15枚組ボックス・セット。限定盤。1944年(ハインリヒ・ズーターマイスター)から彼の最後の録音となった1972年のモーツァルト(歌劇『恋の花つくり』)までが収録されています。モーツァルトはこの指揮者が誰よりも敬愛していた作曲家でした。「私たちはあまりにも親しい友人です…彼の音楽を聴いた時に何を感じるか、説明することさえできません。それは私の目を濡らし、私の息をのませます…人生の終わりには私はモーツァルトの音楽に完全に自分を溶け込ませたいと思っています」とシュミット=イッセルシュテットは語っていました。
ハンス・シュミット=イッセルシュテットはウィーン・フィルとのベートーヴェンの交響曲ツィクルスの録音で、1970年代多くのレコード・ファンに知られるようになりました。戦前のドイツで録音をしたり、ベルリンやハンブルクの歌劇場の指揮者の職など重要な地位に就いたりしていましたが、彼のキャリアは現在NDRエルプフィルハーモニー管弦楽団として知られるハンブルク北ドイツ放送交響楽団の創設者・指揮者として1945年以降新たな段階に入りました。リムスキー=コルサコフの『シェエラザード』の演奏はダイナミックで見事に準備されています。ブラームスの『ハンガリー舞曲集』全曲を彼らの演奏で聴くことができるのは珍しく、このセットの楽しみの一つです。大好評だったヴィルヘルム・バックハウスと共演したウィーン・フィルとのベートーヴェンのピアノ協奏曲ツィクルスはシュミット=イッセルシュテットがいかに好意的な伴奏者であるかを証明しました。このセットでは同様にラヴェルでモニク・アースを、ブラームスでアルフレッド・ブレンデルを、モーツァルトでヴォルフガング・シュナイダーハンを、ベートーヴェンでヘンリク・シェリングをきめ細かくサポートしています。北ドイツ放送交響楽団の評判とともに彼の国際的評価も上がり、ヨーロッパの著名なオーケストラから招かれるようになりました。1955年から64年までロイヤル・ストックホルム・フィルハーモニー管弦楽団の首席指揮者を務め、1962年に彼らとベルワルドの交響曲第1番と第3番を録音しました。シュミット=イッセルシュテットは特にイギリスとドイツの、多くの新作の初演を行いました。ヴォルフガング・フォルトナーによる『The Creation』はアメリカの詩人、ジェイムズ・ウェルドン・ジョンソンの詩による17分間の生き生きとした曲です。『天地創造』を現代的に再構成したもので、シュミット=イッセルシュテットは北ドイツ放送交響楽団とともにディートリヒ・フィッシャー=ディースカウの伴奏を行っています。1973年に心臓発作で亡くなる前の最後の録音となったのがモーツアルトのオペラ『偽の女庭師』のドイツ語版『恋の花つくり』で、フィリップスによりジェシー・ノーマン、ヘルマン・プライ、タティアーナ・トロヤノスなどオール・スターのキャストが集められました。セットにはもっとも初期の1940年代の録音があり、初CD化や初発売となっています。オリジナル・ジャケット仕様。オリジナル・カップリング。Peter Quantrillによるハンス・シュミット=イッセルシュテットと彼のキャリアについての新規エッセーを掲載。
※録音全集と謳っている商品の中にも、稀に音源が漏れているものもございますこと、予めご了承ください。
(ユニバーサルミュージック/IMS)

【曲目】
<フィリップス録音>
《CD 1》
ベートーヴェン
1-3) ヴァイオリン協奏曲ニ長調Op.61
4) ロマンス第2番ヘ長調Op.50
[演奏]
ヘンリク・シェリング(ヴァイオリン)
ロンドン交響楽団
[録音]
1965年7月、ロンドン

《CD 2》
1-3) ブラームス:ピアノ協奏曲第1番ニ短調Op.15
[演奏]
アルフレッド・ブレンデル(ピアノ)
ロイヤル・コンセルトヘボウ管弦楽団
[録音]
1973年5月、アムステルダム

《CD 3-5》
モーツァルト:歌劇『恋の花つくり』K.196
[演奏]
イレアナ・コトルバス(ソプラノ:セルペッタ)
ヘレン・ドナート(ソプラノ:サンドリーナ)
ジェシー・ノーマン(ソプラノ:アルミンダ)
タティアーナ・トロヤノス(メッゾ・ソプラノ:ドン・ラミーロ)
ヴェルナー・ホルヴェーク(テノール:ベルフィオーレ伯爵)
ゲルハルト・ウンガー(テノール:市長)
ヘルマン・プライ(バリトン:ナルド)
北ドイツ放送交響楽団・合唱団
[録音]
1972年6月、ハンブルク

<マーキュリー録音>
《CD 6》
モーツァルト:交響曲
1-4) 第39番変ホ長調K.543
5-8) 第41番ハ長調K.551『ジュピター』
[演奏]
ロンドン交響楽団
[録音]
1958年6月(1-4)、7月(5-8)、ロンドン

《CD 7》
シューベルト:交響曲
1-4) 第6番ハ長調D589
5-8) 第4番ハ短調D417『悲劇的』
[演奏]
ロンドン交響楽団
[録音]
1958年7月、ロンドン

<アコール録音>
《CD 8》
1-21) ブラームス:ハンガリー舞曲集WoO1(全曲)
[演奏]
北ドイツ放送交響楽団
[録音]
1962年9月、ハンブルク

《CD 9》
1-4) リムスキー=コルサコフ:シェエラザードOp.35
[演奏]
エーリヒ・レーン(ソロ・ヴァイオリン)
北ドイツ放送交響楽団
[録音]
1959年5月、ハンブルク

《CD 10》
ベルワルド:交響曲
1-4) 第1番ト短調『セリューズ』
5-7) 第3番ハ長調『サンギュリエール』
[演奏]
ストックホルム・フィルハーモニー管弦楽団
[録音]
1962年2月、ストックホルム

<ドイツ・グラモフォン録音>
《CD 11》
モーツァルト:ヴァイオリン協奏曲
1-3) 第4番ニ長調K.218
4-6) 第5番イ長調K.219
[演奏]
ヴォルフガング・シュナイダーハン(ヴァイオリン)
ベルリン・フィルハーモニー管弦楽団(1-3)
北ドイツ放送交響楽団(4-6)
[録音]
1960年12月、ベルリン(1-3)
1960年5月、ハンブルク(4-6)

《CD 12》
フォルトナー:
1-8) The Creation
9-14) 断章
15-17) ラヴェル:ピアノ協奏曲ト長調
[演奏]
ディートリヒ・フィッシャー=ディースカウ(バリトン)(1-8)
カール・ゼーマン(9-14)
モニク・アース(15-17)(ピアノ)
北ドイツ放送交響楽団
[録音]
1948年11月、ハンブルク

《CD 13》
1-11) ヴェルディ:歌劇『椿姫』(ハイライツ)
[演奏]
マリア・シュターダー(ソプラノ:ヴィオレッタ)
エルンスト・ヘフリガー(テノール:アルフレード)
ローレンス・ウィンターズ(バス:ジョルジョ・ジェルモン)
ウルスラ・ツォレンコフ(アルト:フローラ・ベルヴォワ)
ドロテア・フェルスター=ゲオルギ(ソプラノ:アンニーナ)
[録音]
1958年2月、ハンブルク

《CD 14》
ドヴォルザーク:
1-5) 弦楽セレナード ホ長調Op.22
6-9) 管楽セレナード ニ短調Op.44
[演奏]
北ドイツ放送交響楽団
[録音]
1963年12月、ハンブルク

<歴史的録音>
《CD 15》
モーツァルト:
1-3) 交響曲第38番ニ長調K.594『プラハ』*
4) 恋とはどんなものかしら(歌劇『フィガロの結婚』K.492より)(ドイツ語歌唱)**
5) ぶってよマゼット(歌劇『ドン・ジョヴァンニ』K.527より)(ドイツ語歌唱)**
6-9) チャイコフスキー:弦楽セレナード ハ長調Op.48*
10-12) ハインリヒ・ズーターマイスター:歌劇『ロメオとジュリエット』(抜粋)*
[演奏]
ローレ・ホフマン(4, 5)
クリスタル・ゴルツ(10-12)(ソプラノ)
ユリウス・カトナ(テノール)(10-12)
北ドイツ放送交響楽団(1-9)
ベルリン・ドイツ・オペラ管弦楽団(10-12)
[録音]
1948年6月(1-3)、1947年7月(4, 5)、1947年6月-7月(6-9)、ハンブルク
1944年7月、ベルリン(10-12)

*初CD化
**初発売

【演奏】
ハンス・シュミット=イッセルシュテット
ワルター・ジュスキント(CD 7: 5-8のみ)(指揮)

カテゴリ : ニューリリース | タグ : ボックスセット(クラシック)

掲載: 2023年08月31日 12:00