岡崎耕治＆岡崎悦子『シューマン：幻想小曲集、交響的練習曲』

シューマンの傑作が並ぶ 聴き入るプログラム

ロマン派ならではの抒情性をたたえる甘美な「幻想小曲集」に、難易度高くピアノの傑作として知られる「交響的練習曲」など、屈指の名作が並ぶ、シューマンをメインとしたプログラム。

50年来アンサンブル活動を続ける、ファゴット界の重鎮 岡崎耕治とわが国屈指のピアニスト岡崎悦子による演奏は、精緻で大きなスケール感を伴い地味深い。

岡崎耕治は、デトモルト音楽大学を首席で卒業。NHK交響楽団首席ファゴット奏者および東京藝術大学招聘教授を経て、現在、武蔵野音楽大学教授、日本ファゴット協会理事長。岡崎悦子は東京藝術大学を経て、デトモルト音楽大学留学。ソリストとしてはもとよりアンサンブル活動も盛んに行うかたわら、長年に亘り武蔵野音楽大学教授を勤め、現在も非常勤講師として後進の指導を続ける。
（マイスター・ミュージック）

【曲目】
1-3 R.シューマン:幻想小曲集作品73
4-21 R.シューマン:交響的練習曲作品13(ピアノ独奏)
22 S.ラフマニノフ:ソナタト短調 作品19 第3楽章「アンダンテ」
23 R.シューマン:素晴らしく美しい五月に作品48-1
24 R.シューマン:春の宵作品39-12

【演奏】
岡崎 耕治（ファゴット）
岡崎 悦子（ピアノ）

【録音】
2023年5月26日 王子ホールにてライヴ・レコーディング