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『ハイフェッツ コルンゴルト:ヴァイオリン協奏曲 他』~グラミー賞の殿堂入りを果たした名盤を復刻!

ハイフェッツ

グラミー賞の殿堂入りを果たした名盤コルンゴルトのヴァイオリン協奏曲など、
モノラル時代のロス・フィルとの代表的録音を集めた1枚

1917年にアメリカ・デビューをカーネギーホールで飾ったハイフェッツは、1925年にアメリカの市民権を取得。東海岸を拠点に活動を展開しましたが、1940年にビヴァリー・ヒルズにスタジオ付きの住宅を建て、第2次大戦後はロサンゼルスに拠点を移します。このディスクには1953年から54年にかけて、ウォーレンスタインの指揮するロス・フィルと行ったRCA録音を復刻しています。
コルンゴルトのヴァイオリン協奏曲は1947年にハイフェッツが初演し、その後も繰り返し演奏しました。作曲者はこの曲について「終楽章こそ高度な技巧が必要だが、美しい旋律や抒情的なエピソードがたくさんあるから、パガニーニよりはカルーソー向きの曲だ。カルーソーとパガニーニを兼ね備える人物、すなわちハイフェッツに演奏してもらえるとは、なんと嬉しいことだろう」と語っています。当録音は大評判となり、作品を広める上で大きく貢献。2008年には遂にグラミー賞の殿堂入りを果たしました(ヴァイオリン協奏曲の録音としては、クライスラーのメンデルスゾーン、メニューインのエルガーに次いで史上3番目の殿堂入り)。圧倒的なテクニックの冴えが注目されるハイフェッツですが、コルンゴルトがカルーソーにたとえたように、メロディアスな旋律を時に朗々と時に甘美に歌いあげる歌心もたっぷりと味わえます。
カステルヌオーヴォ=テデスコのヴァイオリン協奏曲第2番は、ハイフェッツがトスカニーニ指揮ニューヨーク・フィルと共に初演した作品。3つの楽章には旧約聖書の3人の預言者の名前が充てられています。自身がヴァイオリニストだったシンディングの作品と、ヴァイオリンのヴィルトゥオーゾたちにインスパイアされた3曲も、ハイフェッツの緩急自在な技の冴えと歌い回しを堪能できます。
(ナクソス・ジャパン)

【曲目】
1-3. エーリヒ・ヴォルフガング・コルンゴルト(1897-1957):ヴァイオリン協奏曲 ニ長調 Op. 35
4-6. クリスティアン・シンンディング(1856-1941):古風な様式の組曲 Op. 10
7. ヨハネス・ブラームス(1833-1897):ハンガリー舞曲第7番 イ長調(ヨアヒム編)
8. ピョートル・イリイチ・チャイコフスキー(1840-1893):憂鬱なセレナード Op. 26
9. モーリス・ラヴェル(1875-1937):ツィガーヌ
10-12. マリオ・カステルヌオーヴォ=テデスコ(1895-1968):ヴァイオリン協奏曲第2番「予言者」 Op. 66

録音/初出レコード番号:
1953年1月10日 RCA Victor LM 1782…1-3
1953年12月9日 RCA Victor LM 1832…4-6
1953年12月9日 RCA Victor LSC 3232…7
1954年10月29日 RCA Victor LM 2027…8
1953年12月8日 RCA Victor LM 1832…9
1954年10月28&29日 RCA Victor LM 2050…10-12

【演奏】
ヤッシャ・ハイフェッツ(ヴァイオリン)
ロサンゼルス・フィルハーモニー管弦楽団
アルフレッド・ウォーレンスタイン(指揮)

復刻プロデューサー:Eric Wen
復刻エンジニア&マスタリング:Rick Torres

総収録時間:79分

カテゴリ : ニューリリース

掲載: 2023年11月27日 18:00