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特別版:全国のタワレコ音楽大好きマスターによるセレクト・アイテム〈マスターズチョイス〉2023年間ベスト編 Vol.4

2024年2月2日公開

マスターズチョイス

 

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今回は各マスターの2023年間ベストをご紹介!
ジャンル問わず本気で選出した至極の作品たちです!

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ドラッギーでトランシーな狂った怪作。北欧の突然変異ソロ3作目。

Fever Ray『Radical Romantics』

北欧スウェーデンの突然変異であり永遠の謎である唯一無二のアヴァン・エレポップ姉弟デュオ、ザ・ナイフの姉カリン・ドレイヤーによるソロプロジェクト、6年ぶりの3作目。これはエレポップなのか?奇妙でゴシックでサイケでエスノな多国籍ポップなのか?それとも究極的にエクスペリメンタルでアヴァンな実験音楽なのか?はたまた未知なる突然変異か?到底形容なんて出来ない。...わかることは、これがとにかくヤバいということのみ。ザ・ナイフ及びフィーバーレイ以外では体感も体験もしたことが無い音と空気はまさしく異次元。ゲストにはトレント・レズナー(!)ベッセル、アズマ...etc わかる人にはわかるヤバい人選も。2023年どころかエクスペリメンタル、アヴァンギャルド音楽史に残るであろう、唯一無二の狂才による恐るべき怪作。(武田)

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渋谷店:武田 晃

武田 晃
趣味
中華料理(作る/食べにいく)
好きなジャンル
NEW WAVE,POST PUNK,INDIE ROCK
私を構成する3枚

 

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活動40周年という重みよりも早速次作への期待が高まる軽みが魅力な大傑作!

カーネーション『Carousel Circle』

ブ厚いヒストリーがありながらも手なり感など皆無、今だ内なる衝動に突き動かされて(そうにちがいない!)生まれてくるアルバムは忖度ナシで前作越えを続けており驚くばかり。本作は活動開始の1983年から40年、19作目のオリジナルアルバム。メロディ、アレンジ、歌詞がロックの「予定調和」や「ありきたり」を見事にかわしていく!「そうくるか!」と。かといって奇を衒うあざとさはなくそこにはロックでしかない心地よさが。なんたる絶妙。全11曲42分のタイトさもいい。再生ボタンを押すとアルバム『Carousel Circle』のちょっとしたファンタジーの世界に誘われる思い。ロック・アルバムと言うアートのセンス・オブ・ワンダーが詰まっているのだ!(村越)

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新宿店:村越 辰哉

村越 辰哉
趣味
趣味趣味音楽
好きなジャンル
エコーがたっぷり効いたロカビリー
私を構成する3枚

 

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スタイリッシュなR&B、SOULを感じさせる一枚!

I Don't Like Mondays.『RUNWAY』

アイドラ通算5枚目アルバムにして最高傑作!とにかく2023年ハマった1曲、(7)「Mmm…」に象徴される90年代R&Bマナーを踏襲した雰囲気炸裂の楽曲多数、「ONE PIECE」主題歌「PAINT」がボートラ扱いも納得のR&B風味溢れる1枚!音楽性にこそ注目してほしい、まだまだ今後の作品を追いたくなるバンドです!(平林)

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仙台パルコ店:平林 大樹

平林 大樹
趣味
ランチ巡り
好きなジャンル
ソウルネス、ポップネス溢れる音楽
私を構成する3枚

 

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オリヴィア・ロドリゴに続く大器!新たなるクィアのポップ・アイコン誕生

Chappell Roan『The Rise and Fall of a Midwest Princess』

17歳の若さで名門アトランティックと契約し、'20年に発表したシングル(11)がヒットを記録するも、その後同レーベルから解雇。どん底を味わったからこそここまで美しく輝ける、4年を費やして完成させたデビューアルバムは“クィアのポップアイコン”誕生を確信する素晴らしい1枚。多彩な歌声は楽曲ごとに表情を変え、その世界観はロードやラナ・デル・レイ、フローレンス・ウェルチに匹敵。アイコンとしての存在感はマドンナ、レディー・ガガ、ケイティ・ペリーを自然と想起させる。若き日からプロデュースでサポートしてきたダン・ニグロは、同じく共同制作者としてオリヴィア・ロドリゴを世界的ブレイクに導いたばかり。そんなオリヴィアのツアーのサポートにも抜擢、快進撃という名の逆襲がここから始まる。(塚元)

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名古屋パルコ店:塚元 雄太

塚元 雄太
趣味
キャンプ、料理、食材探し
好きなジャンル
CLUB/TECHNO
私を構成する3枚

 

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UK天才ラッパー×敏腕プロデューサーの最強タッグ再び!

Little Simz『ノー・サンキュー』

リトル・シムズ通算5枚目となるスタジオアルバム。前作『Sometimes I Might Be Introvert』(英国最高峰の音楽賞であるマーキュリー賞にて、ベストアルバム賞を受賞)し、名実ともUKを代表するラッパーに登り詰め中、発表された本作は前作同様プロデューサーにSaultでの活動でも知られるInfloを迎え、ボーカルでCleo Solも参加。ゴスペル、ドゥーワップ、ハイライフ、サイケデリックなガレージ ロック、ダブ、ファンク等をビンテージな質感で独自の感性で唯一無二のサウンドに昇華したInfloのトラックの上をリトル・シムズのシャープなフローが冴えわたる!(清水)

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梅田NU茶屋町店:清水 真広

 

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2023年、最も驚愕した復活作!なんと30年ぶりの新作!!

Drop Nineteens『Hard Light』

ボストンの学生バンドとして結成し、92年の1stアルバム『Delaware』はシューゲイザー名盤と謳われ当初USよりもUKで話題に!93年の2ndアルバム『National Coma』は路線を一転し、当時のUSオルタロックに同調した新機軸を打ち出したものの約5年という短い活動で解散してしまいました。そんな伝説のバンド化していたドロップ・ナインティーンズが奇跡の30年ぶりに新作を発表!メンバーである日本人ギタリストのモトヒロ・ヤスエがかき鳴らすノイジーで歪んだギターと、良い意味で陰鬱としたグレッグとポーラのボーカルは名盤1stアルバムの雰囲気をまとっていて鳥肌!2023年は90年代のシューゲイザーシーンを席巻したスロウダイヴの新作も発売され、英米シューゲイズの最高峰を聴くことができて狂喜乱舞です!(山口)

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なんばパークス店:山口 勝朗

山口 勝朗
趣味
バスフィッシング、山登り
好きなジャンル
ROCK/POP、SOUL/CLUB/RAP
私を構成する3枚

 

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前作以上の多彩なアレンジで歩みを進めた日本民謡珍道中!

民謡クルセイダーズ『日本民謡珍道中』

日本の民謡をラテンをはじめとした世界のリズムで料理するという過激なセンスで度肝を抜いた民クル6年ぶりのセカンド・アルバム。冒頭の「佐渡おけさ」が今までにないユルめの打ち込みで始まるという良い意味で聴く側の期待を裏切る展開がにくい!マーティン・デニー風味のエキゾチックなサウンドが心地よい「木曽節」、これぞ真骨頂といえるサルサでアレンジした「貝殻節 」など、めくるめく民謡ミーツ世界のリズムにあがりまくりです!(米山)

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金沢フォーラス店:米山 大紀

米山 大紀
趣味
音楽鑑賞、日本酒
好きなジャンル
ワールドミュージック、ハードコアパンク
私を構成する3枚

 

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90年代J-POP×ドリームロック、渾身のデビューアルバム!

Moon In June『ロマンと水色の街』

90年代J-POPの風味を色濃く感じさせる美しい旋律!東京結成5人組、渾身のデビューアルバム!スピッツやGalileo Galileiの影響を受けたソングライターによる絶品のメロディセンスが、欧米のドリームポップサウンドに見事に落とし込まれた2023年聴き逃せない傑作。浮遊感と同時にしっかりとした輪郭を伴った情景を放ち、聴き手に迫る郷愁的なバンドサウンド。冒頭ドラムの一音目から高鳴る展開でご飯三杯いけそうな(6)、NUMBER GIRLやSUPERCAR世代どストライクな(1)(9)、90s王道J-POPを独自の世界観で再構築した(5)(12)、秀逸なジャケットデザインとあいまってまるで映画のような表題曲(4)。あとLuminous OrangeやAsobi Seksuの様なシューゲイザー全開(2)(7)も最高で、とにかく全部良いです。(土井)

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あべのHoop店:土井仁志

土井仁志
趣味
スターウォーズ、相撲観戦
好きなジャンル
90~ゼロ年代ROCK、POP
私を構成する3枚

 

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ドラマ主題歌起用をきっかけに人々を魅了した作品

Mina Okabe『ベター・デイズ(+1)』

心地よい透明感のある歌声とナチュラルな佇まいが魅力の日系シンガー・ソングライター、ミイナ・オカベの日本デビュー作品。大ヒットした収録曲「エヴリー・セカンド」をはじめ、珠玉のアコースティック・ポップな名曲が満載で、長~く聴ける2023年の良作のひとつです。(頴原)

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アミュプラザ博多店:頴原 亮一

頴原 亮一
趣味
観光
好きなジャンル
J-ROCK
私を構成する3枚

 

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ずっと浸っていたい異世界の音響空間!来日切望!

King Krule『スペース・ヘヴィー(+1)』

デビューして10年経ち、毎回作品が出る度に、自分の中で“今最も信頼できる男“というポジションを確固たるものにしてくれるキング・クルールの4作目は、結果2023年最も浸った作品でした。世紀のモンド傑作にして怪盤ジョー・ミーク『I Hear a New World』のオマージュ?なジャケから放たれるのは、地底深く沈む、或いは浮世離れした異世界の音響空間。激渋のヴォーカルと朧げに浮遊するギター、時にメロウでブルージーでビザールで、どこを切っても出音一音から自分の耳が喜ぶのが分かりました。何より本質的な意味でのパンク精神を一貫して感じる、彼の最深部を体験できるオンリーワンの傑作!今年こそ来日お願いします!(巻本)

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オンラインMD企画・運営部:巻本

 

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オリジナル・ラインナップによる「くるり」の新たな名盤!

くるり『感覚は道標』

オリジナル・ドラマーであるもっくん参加のニュースを聞いて、妙に嬉しくて期待が高まり、その期待も軽く越えてきたことに嬉しさ倍増で生きてて良かったと感謝の1枚。伊豆スタジオのビンテージな音空間の中で響く原点回帰なバンドサウンドに加え、これまでの経験の中で培われた緻密で巧なポスト・プロダクションも冴えわたり、ある意味「くるり」の集大成的なサウンドがフレッシュで芳醇。くしゃみ&ストーンズ的なリフで始まる「happy turn 」、「老い」やそれに伴う苦み/喜びも包み込むような名曲「California coconuts」、怒りや苛立ちをニューオリンズ風なリズムでグルーブさせていく「世界はこのまま変わらない」など何度でも再生ボタンを押したくなる名盤!(狩野)

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商品本部 商品統括部:狩野 卓永

狩野 卓永
趣味
飲酒
好きなジャンル
ROCK
私を構成する3枚

 

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タグ : マスターズチョイス

掲載: 2024年02月02日 12:00