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ヴォルフガング・サヴァリッシュ生誕100周年『フィリップス&ドイツ・グラモフォン録音全集』(43枚組)

サヴァリッシュ

生誕100周年。ドイツを代表する巨匠指揮者&ピアニストの録音を初集大成。CD43枚組ボックス・セット


ドイツ生まれの指揮者・ピアニスト、ヴォルフガング・サヴァリッシュが昨年2023年、生誕100周年を迎えました。それを記念してドイツ・グラモフォンより、サヴァリッシュがフィリップス&ドイツ・グラモフォンに行った録音が初めてすべてまとめて発売されます。CD43枚組ボックス・セット。限定盤。ハイドン、ベートーヴェン、チャイコフスキーの交響曲、そしてブラームス、メンデルスゾーンの交響曲全曲、ブラームス、メンデルスゾーン、シューベルトの合唱曲、珍しいオペラ録音とよく知られているバイロイト音楽祭のワーグナー録音、サヴァリッシュのピアノ伴奏によるディートリヒ・フィッシャー=ディースカウ、ヘルマン・プライ、ペーター・シュライアーの歌曲が収められています。
ヴォルフガング・サヴァリッシュが1957年にワーグナーの『トリスタンとイゾルデ』でバイロイト音楽祭デビューを果たした時にハンス・クナッパーツブッシュはたった一言「この若者は素晴らしい」と述べました。まだ34歳だったサヴァリッシュですが、ヘルベルト・ブロムシュテット、カルロス・クライバー、ベルナルト・ハイティンク、クリストフ・フォン・ドホナーニなど新世代の最も輝かしい指揮者たちの一人と見なされていました。
サヴァリッシュはミュンヘン生まれ。5歳からピアノを始め、10歳の頃にはコンサート・ピアニストになることを決心していました。そしてリヒャルト・シュトラウスとクナッパーツブッシュから大きな影響を受けています。アウクスブルク市立歌劇場(1947~53年)を経て、1971年にミュンヘンのバイエルン国立歌劇場の音楽監督となり、その後音楽総監督(1982~92年)となりました。1960~70年代にはウィーン交響楽団の首席指揮者、ハンブルク・フィルハーモニー管弦楽団の音楽監督、スイス・ロマンド管弦楽団の芸術監督も務めました。またNHK交響楽団、パリ音楽院管弦楽団、イスラエル・フィルハーモニー管弦楽団と定期的に演奏し、最後にフィラデルフィア管弦楽団の音楽監督(1993~2003年)でキャリアを締めくくりました。またピアニストとしての活動は主に室内楽や、シュヴァルツコップ、ヘルマン・プライ、トーマス・ハンプソンなどの歌手との歌曲のリサイタルに限定されていました。このセットのCD 38からCD 43まではサヴァリッシュがピアニストとして登場し、ディートリヒ・フィッシャー=ディースカウやヘルマン・プライなどの歌手と共演しています。ペーター・シュライアーとの素晴らしいリサイタルもあります。

ブックレットに掲載されているRémy Louisによるライナーノーツにはサヴァリッシュについて「彼は飛躍することなく現代的で、冷淡になることなく客観的で、魅力的なスタイルの鋭敏さをそなえている」と書かれています。オリジナル・ジャケット仕様。
(ユニバーサルミュージック/IMS)

CD収録予定
《CD 1》
ベートーヴェン:1-5) 交響曲第6番ヘ長調Op.68『田園』、6)『フィデリオ』序曲Op.72c
【演奏】ロイヤル・コンセルトヘボウ管弦楽団
【録音】1960年9月、アムステルダム
《CD 2》
ベートーヴェン:1-4) 交響曲第7番イ長調Op.92、5) 劇音楽『シュテファン』Op.117より序曲
【演奏】ロイヤル・コンセルトヘボウ管弦楽団
【録音】1962年1月、アムステルダム
《CD 3》
ブラームス:1-4) 交響曲第1番ハ短調Op.68、5-8) 交響曲第3番ヘ長調Op.90
【演奏】ウィーン交響楽団
【録音】1962年12月(1-4)、1961年1月(5-8)、オーストリア
《CD 4》
ブラームス:1-4) 交響曲第2番ニ長調Op.73、5-8) 交響曲第4番ホ短調Op.98
【演奏】ウィーン交響楽団
【録音】1959年1月(1-4)、1963年2月(5-8)、オーストリア
《CD 5》
1-7) ブラームス:ドイツ・レクイエムOp.45
【演奏】ヴィルマ・リップ(ソプラノ)、フランツ・クラス(バリトン)、ウィーン楽友協会合唱団、ウィーン交響楽団
【録音】1962年2月、ウィーン
《CD 6》
ブラームス:1) 大学祝典序曲Op.80、2) 悲劇的序曲Op.81、3) 運命の歌Op.54、4) アルト・ラプソディOp.53、5) ハイドンの主題による変奏曲Op.56a
【演奏】アーフェ・ヘイニス(コントラルト)(4)、ウィーン楽友協会合唱団(3, 4)、ウィーン交響楽団
【録音】1961年1月(1)、4月(2)、1959年11月(5)、オーストリア、1962年2月(3, 4)、ウィーン
《CD 7》
ハイドン:1-4) 交響曲第94番ト長調Hob.I:94『驚愕』、5-8) 交響曲第100番ト長調Hob.I:100『軍隊』
【演奏】ウィーン交響楽団
【録音】1961年、ウィーン
《CD 8》
1-4) ハイドン:交響曲第92番ト長調Hob.I:92『オックスフォード』、5-8) シューベルト:交響曲第1番ニ長調D82
【演奏】ウィーン交響楽団
【録音】1963年4月、ウィーン
《CD 9》
1-4) ハイドン:交響曲第101番ニ長調Hob.I:101『時計』、5-8) シューベルト:交響曲第5番変ロ長調D485
【演奏】ウィーン交響楽団
【録音】1962年(1-4)、1962年10月(5-8)、ウィーン
《CD 10》
1-2) シューベルト:交響曲第8番ロ短調D759『未完成』、3-6) メンデルスゾーン:交響曲第4番イ長調Op.90『イタリア』
【演奏】ウィーン交響楽団
【録音】1959年10月(1-2)、4月(3-6)、ウィーン
《CD 11》
1-4) シューベルト:交響曲第9番ハ長調D944『ザ・グレイト』
【演奏】ウィーン交響楽団
【録音】1961年2月、ウィーン
《CD 12》
メンデルスゾーン:1-4) 交響曲第1番ハ短調Op.11、5-8) 交響曲第3番イ短調Op.56『スコットランド』
【演奏】ニュー・フィルハーモニア管弦楽団
【録音】1967年6月、ロンドン
《CD 13》
メンデルスゾーン:1-10) 交響曲第2番変ロ長調Op.52『讃歌』、11) 『ルイ・ブラス』序曲Op.95
【演奏】ニュー・フィルハーモニア管弦楽団
【録音】1967年6月、ロンドン
《CD 14》
メンデルスゾーン:1-4) 交響曲第4番イ長調Op.90『イタリア』、5-8) 交響曲第5番ニ短調Op.107『宗教革命』
【演奏】ニュー・フィルハーモニア管弦楽団
【録音】1966年6月、ロンドン
《CD 15-16》
メンデルスゾーン:オラトリオ『エリヤ』Op.70
【演奏】エリー・アーメリング、レナーテ・クラーマー(ソプラノ)、アンネリース・ブルマイスター(メッゾ・ソプラノ)、ギゼラ・シュレーター(コントラルト)、ペーター・シュライアー(テノール)、テオ・アダム、ヘルマン=クリスティアン・ポルスター(バス)ライプツィヒ放送合唱団、ライプツィヒ・ゲヴァントハウス管弦楽団
【録音】1968年6月、ライプツィヒ
《CD 17》
1-6) シューベルト:ミサ曲第5番変イ長調D678
【演奏】ヘレン・ドナート(ソプラノ)、インゲボルク・シュプリンガー(メッゾ・ソプラノ)、ペーター・シュライアー(テノール)、テオ・アダム(バス)、クリストフ・アルブレヒト(オルガン)、ライプツィヒ放送合唱団、シュターツカペレ・ドレスデン
【録音】1971年6月、ドレスデン
《CD 18》
1-6) シューベルト:ミサ曲第6番変ホ長調D950
【演奏】ライプツィヒ放送合唱団、シュターツカペレ・ドレスデン
【録音】1971年6月、ドレスデン
《CD 19》
シューベルト:1-4) 交響曲第1番ニ長調D82、5-8) 交響曲第2番変ロ長調D125、9) イタリア風序曲第1番ニ長調D590、10) イタリア風序曲第2番ハ長調D591
【演奏】シュターツカペレ・ドレスデン
【録音】1966年10月(1-4)、1967年(5-10)、ドレスデン
《CD 20》
シューベルト:1-4) 交響曲第3番ニ長調D200、5-8) 交響曲第4番ハ短調D417『悲劇的』
【演奏】シュターツカペレ・ドレスデン
【録音】1967年、ドレスデン
《CD 21》
シューベルト:1-4) 交響曲第5番変ロ長調D485、5-6) 交響曲第8番ロ短調D759『未完成』、7-8) 交響曲第6番ハ長調D589(第1楽章&第2楽章)
【演奏】シュターツカペレ・ドレスデン
【録音】1967年、ドレスデン
《CD 22》
シューベルト:1-2) 交響曲第6番ハ長調D589(第3楽章&第4楽章)、3-6) 交響曲第9番ハ長調D944『ザ・グレイト』
【演奏】シュターツカペレ・ドレスデン
【録音】1967年、ドレスデン
《CD 23》
J.シュトラウス2世:1) 美しく青きドナウOp.314、2) 南国のバラOp.388、3) 酒・女・歌Op.333、4) 皇帝円舞曲Op.437、5) 芸術家の生活Op.316、6) 春の声Op.410、7) ウィーンの森の物語Op.325、8) ウィーン気質Op.354
【演奏】ウィーン交響楽団
【録音】1961年12月、ウィーン
《CD 24》
J.シュトラウス2世:1) トリッチ・トラッチ・ポルカOp.214、2) ウィーンのボンボンOp.307、3) 新ピッツィカート・ポルカOp.449、4) 加速度円舞曲Op.234、5) チク・タク・ポルカOp.365、6) 雷鳴と電光Op.324、7) 朝刊Op.279、8) 常動曲Op.257、9) レモンの花咲くところOp.364、10) 狩りOp.373
【演奏】ウィーン交響楽団
【録音】1965年12月、ウィーン
《CD 25》
1-4) チャイコフスキー:交響曲第5番ホ短調Op.64
【演奏】ロイヤル・コンセルトヘボウ管弦楽団
【録音】1962年1月、アムステルダム
《CD 26》
1-19) バルトーク:歌劇『青ひげ公の城』Sz.48
【演奏】ユリア・ヴァラディ(メッゾ・ソプラノ)、ディートリヒ・フィッシャー=ディースカウ(バリトン)、バイエルン国立管弦楽団
【録音】1979年4月、ミュンヘン
《CD 27》
1) ニコライ:歌劇『ウィンザーの陽気な女房たち』序曲、ロルツィング:歌劇『密猟者』より2) 序曲、3) アリア「ほがらかで陽気」、4-9) マスカーニ:歌劇『カヴァレリア・ルスティカーナ』(抜粋)
【演奏】マリアンネ・シェヒ(ソプラノ)(4-9)、ホルスト・ギュンター(3)、ジェイムズ・ピース(4-9)(バリトン)、バイエルン国立歌劇場合唱団(4-9)、バンベルク交響楽団
【録音】1953年10月、ミュンヘン
《CD 28》
ワーグナー:1) 歌劇『さまよえるオランダ人』序曲、2) 歌劇『リエンツィ』序曲、3) 歌劇『タンホイザー』(パリ版)より「ヴェーヌスベルクの音楽」、4) ジークフリート牧歌
【演奏】ウィーン交響楽団
【録音】1959年11月(1, 2)、1961年1月(3)、1960年4月(4)、ウィーン
《CD 29》
ワーグナー:1-2) 楽劇『ニュルンベルクのマイスタージンガー』より(第1幕への前奏曲/第3幕への前奏曲)、3-4) 歌劇『ローエングリン』より(第1幕への前奏曲/第3幕への前奏曲)、5-6) 舞台神聖祝典劇『パルジファル』より(前奏曲/聖金曜日の奇跡)
【演奏】ウィーン交響楽団
【録音】1963年5月、ウィーン
《CD 30-31》
ワーグナー:歌劇『さまよえるオランダ人』
【演奏】アニア・シリア(ソプラノ)、レス・フィッシャー(メッゾ・ソプラノ)、ゲオルク・パスクーダ、フリッツ・ウール(テノール)、ヨーゼフ・グラインドル、フランツ・クラス(バス)、バイロイト祝祭管弦楽団・合唱団
【録音】1961年8月、バイロイト
《CD 32-34》
ワーグナー:歌劇『タンホイザー』
【演奏】アニア・シリア(ソプラノ)、グレース・バンブリー(メッゾ・ソプラノ)、ヴォルフガング・ヴィントガッセン、ゲルハルト・シュトルツェ(テノール)、エーベルハルト・ヴェヒター(バリトン)、ヨーゼフ・グラインドル、フランツ・クラス(バス)、バイロイト祝祭管弦楽団・合唱団
【録音】1962年7月、バイロイト
《CD 35-37》
ワーグナー:歌劇『ローエングリン』
【演奏】アニア・シリア、アストリッド・ヴァルナイ(ソプラノ)、ジェス・トーマス(テノール)、ラモン・ヴィナイ、トム・クラウゼ(バリトン)、フランツ・クラス(バス)、バイロイト祝祭管弦楽団・合唱団
【録音】1962年7月、バイロイト
《CD 38》
ブラームス:1-18) ワルツ集『愛の歌』Op.52、19-33) ワルツ集『新・愛の歌』Op.65、34-36) 3つの四重奏曲Op.64
【演奏】エディット・マティス(ソプラノ)、ブリギッテ・ファスベンダー(コントラルト)、ペーター・シュライアー(テノール)、ディートリヒ・フィッシャー=ディースカウ(バリトン)、カール・エンゲル(ピアノ)
【録音】1981年9月、ベルリン
《CD 39》
シューベルト:歌曲集『冬の旅』D911
【演奏】ヘルマン・プライ(バリトン)
【録音】1973年、ミュンヘン
《CD 40》
ブラームス:1) ねえ、美しい羊飼いのお嬢さん(『49のドイツ民謡集』第1集WoO33より第1曲)、2) 緊張(『5つのロマンスとリート』Op.84より第5曲)、3) お姉さん、私たちはいつ家に帰るの(『49のドイツ民謡集』第3集WoO33より第15曲)、4) どうしたら戸があけられるのか(『49のドイツ民謡集』第5集WoO33より第34曲)、プロコフィエフ:5-7) 3つの子供の歌Op.68、8) みにくいアヒルの子Op.18、シューマン:9-24) 歌曲集『詩人の恋』Op.48、25) くるみの木(歌曲集『ミルテの木』Op.25より第3曲)、26) ブラームス:子守歌(『5つのリート』Op.49より第4曲)
【演奏】ペーター・シュライアー(テノール)
【録音】1984年6月、ミュンヘン
《CD 41》
R.シュトラウス:1-4)『最後の花びら』からの8つの歌Op.10より(第1曲:献呈/第2曲:何もなく/第3曲:夜/第8曲:万霊節)、5) セレナードOp.17 No.2、6-10) 素朴な歌Op.21、11) 明日Op.27 No.4、12) ひそやかな誘いOp.27 No.3、13) たそがれの夢Op.29 No.1、14) 夜の散歩Op.29 No.3、15) ぼくは愛を持ち歩くOp.32 No.1、16) 私はおまえを愛するOp.37 No.2、17) 解き放たれてOp.39 No.4、18) 道楽者Op.41 No.4、19) 懐かしい面影Op.48 No.1、20) きみの青い瞳でOp.56 No.4
【演奏】ヘルマン・プライ(バリトン)
【録音】1976年、ミュンヘン
《CD 42》
R.シュトラウス:1-6)『最後の花びら』からの8つの歌Op.10より(第2曲:何もなく/第3曲:夜/第4曲:ダリア/第5曲:待ちわびて/第6曲:もの言わぬ花/第7曲:サフラン)、7) 冬の夜Op.15 No.2、8) 帰郷Op.15 No.5、9) セレナードOp.17 No.2、10-15) 6つのリートOp.19、16-20) 素朴な歌Op.21、21-22) 2つのリートOp.26、23) 憩え、わが心Op.27 No.1、24) ひそやかな誘いOp.27 No.3、25) 明日Op.27 No.4、26) たそがれの夢Op.29 No.1、27) 夜の散歩Op.29 No.3
【演奏】ディートリヒ・フィッシャー=ディースカウ(バリトン)
【録音】1981年10月、ミュンヘン
《CD 43》
R.シュトラウス:1) 静かな散歩Op.31 No.4、2-6) 5つのリートOp.32、7) ばらの花輪Op.36 No.1、8) 熱愛Op.36 No.4、9) 幸せに満ちたりてOp.37 No.1、10) きみを愛すOp.37 No.2、11) 春よOp.37 No.5、12) 祝婚歌Op.37 No.6、13) 若者の誓いOp.49 No.4、14) 見いだしぬOp.56 No.1、15) 夕暮れの船旅Op.56 No.3、16) 旅人の心は憩いOp.67 No.6、17) かわらぬものOp.69 No.3、18) 森を行くOp.69 No.4、19) ひどいあらしの日Op.69 No.5、20) 近づく老年Op.87 No.1、21) それが最後だったOp.87 No.3、22) 明るい陽のなかでOp.87 No.4
【演奏】ディートリヒ・フィッシャー=ディースカウ(バリトン)
【録音】1983年9月、ベルリン

【演奏】
ヴォルフガング・サヴァリッシュ(指揮[CD 1-CD 37]、ピアノ[CD 38-CD 43])

カテゴリ : ニューリリース | タグ : ボックスセット(クラシック)

掲載: 2024年03月03日 10:00