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バンジャマン・アラール『J.S.バッハ:鍵盤のための作品全集Vol.9~ケ-テン、1717-1723~幸福なとき~』(2枚組)

バンジャマン・アラール

アラールのバッハ・シリーズ
ケーテン時代に到達!
華麗なるチェンバロの音色で聴く半音階的幻想曲とフーガ
小編成によるブランデンブルク協奏曲第5番も収録!


新世代を代表するチェンバロ・オルガン奏者、バンジャマン・アラールによるバッハのシリーズ、第9 巻の登場です。有名な《半音階的幻想曲とフーガ ニ短調 BWV 903》をはじめ、オケパートは総勢5 名(ヴァイオリン2、ヴィオラ1、通奏低音1、フルートで演奏された《ブランデンブルク協奏曲第5 番》まで、アラールの雄弁なチェンバロが華麗に響き渡る、怒涛の内容です。

ケーテン時代にバッハが仕えたレオポルト侯爵は、信仰の妨げになるとして音楽を制限したカルヴァン派だったため、この時期、教会カンタータは書かれず、ブランデンブルク協奏曲や、無伴奏ヴァイオリンのためのソナタとパルティータなど、世俗音楽が多数成立しています。

前作の第8 巻では、クラヴィコードが用いられていることでも話題になりました。《半音階的幻想曲とフーガ》について、アラールは、バッハの最初の妻マリア・バルバラの予期せぬ辛い死の余波の中で作曲された可能性が高いと述べ、この苦悩に満ちた性格はクラヴィコードにも適していると考えたけれど、最終的にヒエロニムス・アルブレヒト・ハス(Hieronymus Albrecht Hass) 作の素晴らしいチェンバロで演奏しています。結果、広い音域、そして様々なストップ(リュートストップなど) のおかげで、さまざまな色を聴くことができ、また、アラールの、よい意味でのけれんみも感じさせる演奏が非常に映えています。
イギリス組曲 BWV806-811 からは3曲を収録(イギリス組曲第1 番初稿、第2 番、第4 番は第3 巻に収録)。イギリス組曲は1719-1725 年に成立されたと考えられております。ラ・プティット・バンドでも演奏していたアラールは、彼らとのブランデンブルク協奏曲第5 番でも際立った演奏をして人々の印象にのこっていますが、ここでのアラールは、歌と華やかさが炸裂しています。アラールがまさに乗りに乗っていることを感じさせる、超充実の第9 巻です!
(キングインターナショナル)

輸入盤(2枚組)

 

国内仕様盤(2枚組)

[日本語帯・解説付き]

 

『J.S.バッハ:鍵盤のための作品全集Vol.9~ケ-テン、1717-1723~幸福なとき~』
【曲目】
J.S.バッハ(1685-1750):
[CD1]
・半音階的幻想曲とフーガ ニ短調 BWV 903
・イギリス組曲 第6番 ニ短調 BWV 811
・協奏曲 ハ長調 BWV 984(J.エルンスト公子のヴァイオリン協奏曲 ハ長調 op.1-4 の編曲)
・カンタータ《裏切り者なる愛よ》BWV 203(チェンバロ(通奏低音)のみの伴奏による、バス独唱用カンタータ。歌詞作者不詳)

[CD2]
・ブランデンブルク協奏曲 第5番 ニ長調 BWV 1050
・イギリス組曲 第3番 ト短調 BWV 808
・イギリス組曲 第5番 ホ短調 BWV 810

【演奏】
バンジャマン・アラール(チェンバロ/ヒエロニムス・アルブレヒト・ハス(Hieronymus Albrecht Hass)、1740年製、ハンブルク)

[CD1]マルク・モイヨン(バス[BWV 203])
[CD2]シーン・ユイブレヒツ(フラウト・トラヴェルソ)、アンヌ・ペッカ&パウル・モンテイロ(ヴァイオリン)、サマンサ・モンゴメリ(ヴィオラ)、ロナン・ケルノア(バス・ヴィオール)

【録音】
2023年4,5月

カテゴリ : ニューリリース

掲載: 2024年04月04日 00:00