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フジロック便り(4)――インキュバス、スティーヴ・アオキ、アタリ・ティーンエイジ・ライオットなど

連載
bounce編集部のイマココ。
公開
2011/08/02   00:10
更新
2011/08/02   00:15
テキスト
文/土田真弓

 

〈フジロック〉不参加の無念を晴らすべく(!?)、
コンゴトロニクス@渋谷CLUB QUATTROに行ってまいりました!

こんばんは、なかの人です。

リズム+リズム+リズム+リズム……なトライバル・ビートに誘われて、
もうフロア全体がお祭り騒ぎ。
ピョンピョン飛び跳ねては踊りまくるフアナ・モリーナにも萌えました~。

そんなわけで、〈フジロック〉が終了しましたね。

現地の加藤からの便りは、
2日目の夜に写真が2点送信されてきて以降、パッタリと途絶え、
本日、残りのアレコレが隣りの席から到着しました。

では、早速。

 

INCUBUS1_fujirock

 

〈また縦(笑)〉というコメント付きで2日目の夜に届いた写真です。
いや、別に縦でもよいのですけれど、顔は写さないというのが加藤の身上なのでしょうか。
インキュバスです。言われないとわかりませんよね。

 

INCUBUS2_fujirock

 

そして、もうコメントすらない状態で2枚目のインキュバス。
なかの人もコメントしようがありません……。

 

ATARI_fujirock

 

これはアレです。
アタリ・ティーンエイジ・ライオットの開演前のオーディエンスらしいです。

始まる前からこれぐらい血気盛んだったことを伝えたいのでしょうが、
もっと凄かった開演後の写真は、デジカメのバッテリー切れのため、ないそうで……。
計画性のなさに涙を禁じ得ません。

 

看板_fujirock

 

何かの看板ですね。
恐らく、「ウサギだ! カワイイ~」的なノリで撮ったものと思われます。
どこの看板か、どなたか教えてください。

そんなこんなで、〈加藤のフジロック便り〉の〈その4〉を以下に貼り付けますよ~。

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あたりまえですが、もう帰京しております。
すっかり〈フジロック〉のご報告を2日目の後半以降サボッてしまいました。

理由はいろいろあるんですが、
いちばんは「どうせ、ルックスのことしか書いてない私の戯言を読んだって、
あとヘタクソなライヴ写真とか微妙なフード写真を無理やり見せられたって、
みんなおもしろくないでしょ!」と勝手にブータレたことが原因です。

しかしこんな形で終わらせるのはいち社会人としてみっともないと思ったので、
スピードが命のこの時代ですが、
チャッチャと私的ハイライトをおさらいしたいと思います。

とりあえず……2日目のパトリック・スタンプまで書きましたね。

この日はやっぱり〈WHITE STAGE〉のインキュバス!

リリースされたばかりの新作『If Not Now, When?』からの楽曲も含みつつでしたが、
やはりここはベスト盤的なセットリストでいってくれました!

彼らのライヴは絵に描いたようなクールさが持ち味ですが、
冒頭の“Megaromaniac”“Wish You Were Here”“Consequence”とすっかりヒットパレードな展開で、
オーディエンスも随所でシンガロングしたりなどそれはそれは盛り上がるわけです。

でもメンバーは特にアジテートもしないし、
〈みんなキャンプしてんの?〉みたいにMCも他愛ない(思えばこれくらいしかまともに喋ってない)。

しかしなぜにみんなステージに釘付けなのか……それは、
レスリング状態なタンクトップも見事に着こなすヴォーカル、ブランドンのせいです……これ以上はやめておきます。

終演後、私の近くにいた女子が〈抱かれてもいいわ〉と言ってました。
なぜ上から目線なのでしょうか?

それはともかく、私がいちばん聴きたかった“Are You In?”を演ってくれなかったことが悔やまれてなりません。
このセットリストならやって当然だろ!と思いましたが……無念。
おかげで想像妊娠しないで済みました。

それから、予想以上にぶっ飛ばされたのが、
〈PLANET GROOVE〉に登場した笑い飯の西田……ではなくスティーヴ・アオキ。

わかっちゃいたけどめちゃめちゃ激熱なステージで、初っ端から容赦なくブチアゲまくり!
どこかでクールダウンさせるという意向はまったくないようで、
パーティーなんて生易しいものじゃない暴動風味のステージングで完全に会場をロックしておりました。

気付けばすごい人だかり!
ダイヴせんばかりにステージの最前線でシャウトしまくり、
セットによじ登るスティーヴは完全にパンクスでしたね。

最後にこんなおもしろい状況になるとは……とウハウハで2日目を終えました。

さて最終日。

また自己嫌悪に陥るほどの重役出勤です。
どうして苗場に来てまで二度寝してしまうのでしょうか……。

朝イチのユアソンも、GOMAも……ライヴを観た人々から感動のエピソードを聞いては心を傷めながらも、
気を取り直してティナリウェンの〈砂漠のブルース〉を堪能しながらジェラートやハチミツ&バターを塗ったカンパーニュ、
〈鶏(ケイ)ちゃん〉というどこかのB級グルメ(ビールに合う!)に舌鼓を打ったり、
エイジアン・ダブ・ファウンデーションの人だ!と(友人が)声をかけたら
まったくの別人だった(似すぎなんだよ!)りと最終日を満喫しておりました。

3日目のハイライトは問答無用にアタリ・ティーンエイジ・ライオットですな。

始まる前から、飢えた野獣のように血気盛んな人々がステージ前で震えて待っていましたが、
その鬼気迫る状況にこちらも震えた次第。

スタートするやいなやビギビギジルジルバビバビドンスコドンスコ!と
永遠に続くデジタル・ハードコア・ウルフ・ギャング・キル・ゼム・オール!っぷりにさっそくノックアウトです。

完全に頭に血が昇っている汗だくのダイヴァーたちが最前線へと戻る通り道にポジショニングしてしまったため、
容赦なく突き飛ばされたり踏まれたり……(号泣)。
アタリのカリスマ=アレック・エンパイアのなすがままにライオット状態の会場でゼーゼー言ってました。
いや~降参!

……ということで……え!? ここで締めるのって? もちろんまだまだいっぱい観ましたよ。

観ましたけど、ここで言うのもったいないからまた今度にします。
後日〈フジロック〉の総括特集で、懺悔を含めた話をしますから!

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ということで、近々〈フジロック〉のプレイバック特集を掲載します。

そちらはキッチリとしたレポートをお届けしますので、どうかご安心くださいね……(誰に? なにを?)。