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恵比寿天窓.switch×Eggs Presents「スクランブル・エッグスVOL.3」ライブレポート

連載
eggs info
公開
2016/06/06   18:00

 


左上から中原くん、ちゃるけん、UEBO、macico

 

タワーレコード、NTTドコモ、レコチョクの3社によるインディーズ活動支援アプリ〈Eggs〉と恵比寿天窓.switchによるコラボ・イベント〈スクランブル・エッグス〉の第3回が5月20日に開催。4組中3組が男性シンガー・ソングライターだったが、個性的なアーティストが揃い、さまざまなステージで楽しませた。

 


中原くん

 

[中原くん]
トップを飾ったのは、27歳のシンガー・ソングライター中原くん。北海道の大学在学中から音楽活動を始め、昨年上京して東京を拠点にライブ活動を行っている。この日は黒いサングラスをかけて颯爽と登場すると、流暢なトークを交えた演奏で、1曲目から楽しさ全開のステージを展開した。そんな2.5枚目なキャラクターとは裏腹に、歌詞に出てくる主人公はとっても男前。昨年8月にリリースした初のフルアルバム『カラフルP0pきゃんでぃ』に収録の「さらば」や「遺書」など、アコースティックギター1本で男の切ない想いを熱唱した。 
 

 


ちゃるけん

 

[ちゃるけん]
2番手に登場したちゃるけんは、山口県出身の24歳の男性シンガー・ソングライター。幼馴染とのバンド活動を経て、2011年からソロで活動をスタートし、翌年上京。芯のある確かな歌声でありながらも、聴き手を優しく包み込むような響きが魅力で、じわじわとファンを増やしている注目のアーティストだ。この日は裸足のままでステージにあがると、渋いギターリフのロックナンバー「いばら」で観客の体を揺らし、バラード「さらり」ではうっとりと聴かせるなど、歌をしっかりと届けた。

 


UEBO

 

[UEBO]
3組目の男性シンガー・ソングライターはUEBO。彼は今年1月に放送された「歌王2016~今夜決定!奇跡の歌声グランプリ」(TBS系)のファイナリスト8名のうちの1人で、6月3日には渋谷duo MUSIC EXCHANGEでのワンマンライブも決まっている実力派。甘いルックスから放たれるセクシーな歌声が瞬く間にムーディな雰囲気を作り出すし、巧みなギターテクニックで幅広いジャンルの楽曲を聴かせる。この日も、ファンキーチューンの「Good Music Never Die」をループマシンを駆使しながら歌い、ブルージーにアレンジした「ルパン三世のテーマ」などで観客を魅了した。
 

 


macico

 

[macico]
この日のラストを飾ったのは、男女ポップス・デュオのmacico(マチコ)。昨年結成したばかりとは思えないほど完成されたmacicoワールドを繰り広げた。凛としつつもキュートな歌声のaya(Vo)と、ハスキーかつウィスパーな響きがホッとさせるtom(Vo&G)の歌声が美しく交わり、すばらしいハーモニーを聴かせた。ほのぼのとしたメロディをベースに、なにげない日常をほんわかと歌う。ayaは鉄琴、鍵盤、ピアニカ、タンバリンなど、さまざまな楽器を代わる代わる演奏し、ほっこりとした和やかなステージで楽しませた。

そして、なによりステージを盛り上げていたのは、このイベント自体を楽しもうと積極的に参加していた観客たち。中原くんとちゃるけんのステージでは黄色い歓声が飛び交い、UEBOとmacicoの歌と演奏は音楽を自身に染み込ませるようにじっくりと堪能。心温まる笑顔の絶えないイベントとなった。 

 

(写真:鎌倉真希)

☆インディーズ活動支援アプリ「Eggs」の詳細はこちら
https://eggs.mu/

☆各アーティストの公式サイト、ブログ、Twitterはこちら
■中原くん  http://nanoha-project.com/profile/profile2.html
■ちゃるけん http://challken-0301.jimdo.com/
■UEBO https://twitter.com/uebochan
■macico http://macico206.jimdo.com/