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フォーマット |
CD |
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構成数 |
1 |
国内/輸入 |
国内 |
パッケージ仕様 |
- |
発売日 |
2007年12月05日 |
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規格品番 |
PROA-164 |
レーベル |
|
SKU |
4988005499028 |
パイネマンは知る人ぞ知るドイツの女流ヴァイオリン奏者。マインツに生まれた彼女は、父親に手ほどきを受けた後、歴史的名手マックス・ロスタルに師事しました。ロスタルのもとで研鑽を積んだパイネマンは、1956年に開催されたミュンヘン国際コンクールに出場、見事ヴァイオリン部門第1位という栄冠に輝きます。その後1965年、カーネギーホールにおいて、巨匠ジョージ・セル率いるクリーヴランド管とベートーヴェンの協奏曲を演奏、これが彼女の華々しいオーケストラ・デビューとなり、以降ミュンシュ、ショルティ、小澤征爾、カラヤンといった錚々たる指揮者たちとの共演がスタートしたのです。
セルとの共演はこの後も続き、バルトークやブラームスの協奏曲を演奏しました。このように並々ならぬ実力を持つパイネマンですが、何故か正規録音は極めて少なく、その名手がDGに唯一残した録音を今回完全復刻しました。ラヴェルの「ツィガーヌ」はこれがインターナショナル初CD化となる貴重音源です。伴奏を務めるペーター・マーク&チェコ・フィルのいぶし銀の響きにも是非ご注目ください!
構成数 | 1枚
録音 | ステレオ (---)
アントニン・ドヴォルザーク:ヴァイオリン協奏曲 イ短調 作品53
モーリス・ラヴェル:ツィガーヌ(ヴァイオリンと管弦楽のための狂詩曲)
【演奏】
ペーター・マーク(指揮)、チェコ・フィルハーモニー管弦楽団
エディット・パイネマン(ヴァイオリン)
【録音】
1965年7月 プラハ
-
1.[CD]
パイネマンというバイオリニストを全く知らず、指揮者がペーターマークだから、という理由だけで普段なら手を伸ばさないドボルザークのバイオリン協奏曲を手に取った。お会計の時に消費税5%(2007年当時)なので1000円でなく、1043円だったので、思わずよほど売れていないんだと笑ってしまったが、これは買わない方が悪いんですね。セルに寵愛されたのにセルが死んでしまって不遇を託ったバイオリニスト、アンセルメの弟子だったばかりに実力の割に評価が低くなったペーターマーク、チェロ協奏曲に隠れて目立たなくなってしまったドボルザークのバイオリン協奏曲、三者三様に少し不遇な組み合わせのこの盤は思っていたより遙かに聞き応えのある演奏でした。ピアノ協奏曲よりはよほど良い。期待値が低かった分、甘い点数といわれるかもしれないが、十分星五つの価値はあります。
最近豪DGで協奏曲のみ発売されていたが今回は私家版を除けばオリジナルの形での初?CD化。長らく再発売されぬ幻の名盤で中古LPは「高値の花」だったので、CD化には深く感謝。ソロはタイトな音色から緊張感と熱気が漲る。オケも悠然としたテンポで明るく艶やかな響きで支える。
協奏曲の第2楽章が秀逸。ソロの技術的レベルは非常に高く、細身の音で端整だが冷たくない。全体にオケは(当時の)いつもの演歌調ドヴォルザークをやりたそうな感じなのに曲の進行に連れてソリストが主導権を取る様になる。録音は当時のG.ヘルマンスによるものとしてはバランスが良くない、あるいはデジタルマスタリングの問題かもしれない。
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