フォーマット |
CD |
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構成数 |
2 |
国内/輸入 |
国内 |
パッケージ仕様 |
- |
発売日 |
2010年09月03日 |
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規格品番 |
PROC-1075 |
レーベル |
|
SKU |
4988005629432 |
ハイティンクのマーラー録音の中でもこの2曲は現在それぞれ6種類の録音(ライヴ、映像含む)がありますが、ハイティンクが80年代に最初にデジタル録音した2曲をまとめました。それぞれの録音数からハイティンクはこの2曲を自家薬籠中のものとしていることが予想できますが、それだけハイティンクのこの2曲の演奏が優れているともいえます。またマーラー演奏の長い伝統をもつロイヤル・コンセルトヘボウ管の演奏も上手く作用し、第4番の多彩な表現はデジタル録音のよさも手伝い、優れた演奏になっています。
構成数 | 2枚
マーラー:
[CD1]
交響曲第4番 ト長調
1)第1楽章:Bedachting. Nicht eilen - Recht gemachlich
2)第2楽章:In gemachlicher Bewegung. Ohne Hast
3)第3楽章:Ruhevoll ( Poco adagio )
4)第4楽章:Sehr behaglich: "Wir geniessen die himmlischen Freuden"
交響曲第7番 ホ短調 《夜の歌》
5)第1楽章:Lagsam - Allegro
[CD2]
1)第2楽章:Nachtmusik ( Allegro moderato )
2)第3楽章:Scherzo
3)第4楽章:Nachtmusik ( Andante amoroso )
4)第5楽章:Rondo - Finale ( Allgro ordinario - Allegro moderato ma energico )
【演奏】
ベルナルト・ハイティンク(指揮)
ロイヤル・コンセルトヘボウ管弦楽団
ロバータ・アレグザンダー(ソプラノ)(1)
【録音】
1982年12月(2)
1983年10月(1)
-
1.[CD]
-
2.[CD]
コンセルトヘボウの音で聴くマーラー:
ACOのマーラー第7番にはシャイー盤という決定的名盤があるが、此れは其の約10年前の録音。当時ハイティンクは壮年期で晩年の様な「深み」こそ無いが、此の録音がPhilipsから発売された時は美しいジャケットも相俟って「これぞマーラーオケのACOだ」と感じたものである。
其の後余りタワーレコードが再発する迄、余り顧みられる事の無かったCDであるが、指揮者の個性が出ないにも拘わらずオケが「鳴りきっている」演奏で、若い頃は「可も無く不可も無い・あっても無くても良い演奏」と評されたハイティンクが実は「ACOの音」を大切にしていたことが分かります。第5楽章の13:20のワルツ等、実に美しく、フィナーレの楽器総動員でも決して「煩く」ありません。ベストではありませんが、「第7」を初めて聴こうとする方には一番お勧めかも知れません。
クレンペラー盤で聴いてしまうと、指揮者の個性が強すぎてマーラーの意図した「音楽」が後退してしまうからです。(決してクレンペラー盤が「ダメ」という意味ではありません。其の「素晴らしさ」を理解するには、此のハイティンクACO盤が必要なのです。)
喧騒な印象になるマーラーの7番フィナーレを実にしっとりと、落ち着いた感じに仕上げている。奇をてらった感じはまったくない。だが結果としてきわめてユニークな7番となった。マーラーの7番のファンはクレンペラーとともにこれもぜひとも一度は聞いてみてほしい演奏である。威風堂々たるフィナーレに新しい魅力を感じるはずである。
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