2008年、アフガニスタン。アメリカ軍特殊部隊で全ての作戦を犠牲者ゼロで遂行するクレイグの部隊は、''タリバン''のアジトへ潜入捜査を行っていたが、アジト内でなぜかCIAと遭遇。軍部からは作戦中止と撤退を命じられるも、潜入がバレて命の危機に立たされた仲間を救出したクレイグは軍を不名誉除隊させられたのだった…2012年、民間の傭兵となっていたクレイグにある仕事が舞込んだ。それは黒海に浮かぶ小さな島の住民からの依頼だった。その島は巨額の利益が見込める''レアメタル''の宝庫。諸外国、投資家ら利権を狙い様々な組織の武力攻撃により、無政府状態となっているのだった。なかでも独自武装で島を支配しているルポ大佐の組織により島はほぼ壊滅状態。しかも、その組織をサポートしているのがあのCIA関係者。彼に恨みを持つクレイグは、危機迫る島を救出するため、島民の考えた ''究極の作戦''を引き受けることに。その作戦とは超巨額の参加費で戦争体験希望者を募り、集めた参加費で武器を購入、島民組織の武器を補強するというものだった。クレイグに課せられたのは、このプランに応募した5人の富豪たちへの指導とサポートで、安心安全な戦争体験をさせるというもの。しかし、これまで全ての物事を金で解決してきた富豪たちは、軍事キャンプに女連れでくるは、夜中まで飲み明かすは、練習中でも携帯電話を手放さないはとわがまま放題。プログラムの目玉である実地体験として島へ武器輸送をする最中、ルポ大佐率いる武装組織の攻撃を受け、ボディーガードや島民の死を目の当たりにし、ようやく戦争の残酷さに気づいた富豪たちは、クレイグとともに悪の組織に立ち向かうことを決意した…。