フォーマット |
CD |
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構成数 |
6 |
国内/輸入 |
国内 |
パッケージ仕様 |
- |
発売日 |
2014年09月17日 |
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規格品番 |
PROC-1570 |
レーベル |
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SKU |
4988005845726 |
※世界初CD化(15)、日本初発売(15)
※歌詞対訳、日本語訳付(リハーサル)
※ステレオ録音
※一部オリジナル・ジャケット・デザイン使用(第九のみ)
※オリジナル・マスターからのハイビット・ハイサンプリング(192khz/24bit)音源をCDマスターに使用一部(8,12-14を除く)
※解説:福島章恭氏、柴田龍一氏
2つのオケを振り分けたモントゥー最晩年の名盤が再復刻。人類の偉大な遺産とも言うべき巨匠の至芸を現代に蘇らせます。重要なトピックとして、これまで発売されてきた「ベートーヴェンの交響曲全集+序曲集、リハーサル付」に加え、幻の録音とされてきた「レオノーレ序曲第3番」を初収録しました。
この演奏は1959年にロンドン交響楽団と録音がされたものの、モントゥーの誕生日にDECCAからプレゼントされたLPにのみ収録されていた幻の音源です。その後、かなりの年月が経過したあと、海外の重量盤LPでライセンスを得てひっそりと初発売されておりました(RCA盤としてベートーヴェン:交響曲第4番とのカップリング。当初の「ジークフリート牧歌」との差し替えの形)。今回、DECCAのオリジナル・マスターを探しあて、DECCAレーベルとして世界初発売、そして世界初CD化として発売いたします。これは長年のモントゥー・ファンには衝撃的な出来事になるでしょう。
モントゥーの指揮は、手兵ロンドン響とウィーン・フィルを見事に描き分けてベートーヴェンを構築しており、それもこのBOXの聴きどころです。第九のリハーサルではモントゥーの音楽作りの一旦を垣間見ることができます(ブックレットに日本語訳付)。
そして、音源は従来のものではなく、今回も発売に際してあらたにオリジナルのマスターテープより、192kHz/24bitのハイサンプリング・ハイビットでのデジタル化を行い、CDマスターを制作しました。これまでより鮮明できめの細かいサウンドが、モントゥー最晩年の貴重の記録として現代に蘇ります。音質にも注目ください。このBOXはファンのみならず、没後50年の節目を象徴する永久保存盤となるでしょう。
謹告:発売日が変更になりました(9/3から9/17に変更)。これは<特別収録>のレオノーレ序曲第3番のマスターが当初mono音源しかありませんでしたが、捜索の結果、無事stereo音源が発見されたことによります。そのため音源の差し替えを行い、発売を2週間延期する事になりました。申し訳ございません。
尚、このレオノーレ序曲第3番は期待を上回る素晴らしい演奏です。モントゥーには珍しく、一部畳み掛けるような情熱的な表現や独特の流麗さもある演奏です。この曲の演奏史に加わる貴重な音源のひとつになるでしょう。必聴です。
構成数 | 6枚
ルートヴィヒ・ヴァン・ベートーヴェン:
<DISC1>
1. 交響曲 第1番 ハ長調 作品21
2. 交響曲 第2番 ニ長調 作品36
3. 歌劇《フィデリオ》序曲 作品72c
4. 劇音楽《エグモント》 作品84-序曲
5. 劇音楽《シュテファン王》 作品117-序曲
<DISC2>
6. 交響曲 第3番 変ホ長調 作品55《英雄》
7. 交響曲 第8番 へ長調 作品93
<DISC3>
8. 交響曲 第4番 変ロ長調 作品60
9. 交響曲 第7番 イ長調 作品92
<DISC4>
10. 交響曲 第5番 ハ短調 作品67《運命》
11. 交響曲 第6番 へ長調 作品68《田園》
<DISC5>
12. 交響曲 第9番 ニ短調 作品125《合唱》
<DISC6>
13. 交響曲 第9番 ニ短調 作品125《合唱》リハーサル
14. クロード・ジョゼフ・ルージェ・ド・リール(1760-1836):ラ・マルセイエーズ(フランス国歌) リハーサル
15. ルートヴィヒ・ヴァン・ベートーヴェン:《レオノーレ》序曲 第3番 作品72b(特別収録・世界初CD化)
【演奏】
エリザベート・ゼーダーシュトレーム(ソプラノ)、レジーナ・レズニック(アルト)、ジョン・ヴィッカース(テノール)、デイヴィッド・ウォード(バス)、ロンドン・バッハ合唱団(以上12)
ウィーン・フィルハーモニー管弦楽団(1,6,7,11)、ロンドン交響楽団(2-5,8-10,12-15)
ピエール・モントゥー(指揮)
【録音】
1957年12月2-3日(6)、1958年10月21-31日(11)、1959年4月15、22日(7)、1960年4月20-24日(1) ウィーン、ゾフィエンザール
1960年5月9-10日(2,3,5)、1962年6月(12-14) ロンドン、ウォルサムストウ・アッセンブリー・ホール
1959年5月23-27日(4,9,10)、10月15-16日(8,15) ロンドン、キングズウェイホール
【原盤】
DECCA, WESTMINSTER(第九、リハーサル)
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サブスクでも聴ける演奏なので、購入を躊躇っていましたが、サブスクとも既存の音盤とも段違いの音質で、演奏そのものへの評価が一変しました。買って大正解でした。
録音が1960前後とのことで、音質を心配したが、名録音で実績のあるDECCAの録音だけあって録音の古さは全く気にならないくらい良質で驚いた。他の方が高い評価をされていたが、演奏も素晴らしい。指揮者モントゥーの実力の凄さが正直に出ているに過ぎないと思われるが、音楽的に極めて自然な流れで違和感がない。古い録音であるが、最近の録音と遜色がないくらい新鮮な音が伝わってくる。モントゥーさん、本物の感動をありがとう!!
まだ全部聞いてないですが、4番5番6番7番9番を聞いています。もう買いそびれたと思った
CDが買えて、大変うれしいです。聞いたCDは最高級演奏です。他の曲もじっくり聞いてみます。本当に楽しみです。シミット・イッセルシュテットに負けてないですね。
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