フォーマット |
CD |
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構成数 |
1 |
国内/輸入 |
国内 |
パッケージ仕様 |
- |
発売日 |
2014年10月01日 |
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規格品番 |
PROC-1604 |
レーベル |
|
SKU |
4988005850621 |
※世界初CD化(2,3)、日本初CD化(1)
※オリジナル・ジャケット・デザイン使用(ブックレット中にも採用。各ジャケット裏も再現)
※オリジナル・マスターからのハイビット・ハイサンプリング(192kHz/24bit)音源をCDマスターに使用
※解説:渡辺謙太郎、遠藤勝彦氏
intoxicate (C)板倉重雄
ステレオLP初期を彩った『ます』の名演奏です。ピアノは当時30歳、「ウィーンの三羽烏」の一人、イェルク・デームス(1928~)、そして弦はシューベルト四重奏団という聞き慣れない団体によるものでした。丁度、LPの日本初発売時の1960年、ウィーン・コンツェルトハウス四重奏団が初来日した際、シューベルト四重奏団のメンバーが明かされました。それは彼らによる演奏だったのです。当時、彼らはイギリスのピアニスト、デニス・マシューズと『ます』を米ヴァンガードにステレオ録音したばかりでした。同じ『ます』の録音で「ウィーン・コンツェルトハウス四重奏団」の名を使うことができず、「シューベルト四重奏団」を名乗った、といのが真相でした。演奏はグラモフォン盤、ヴァンガート盤とも文字通り「自家薬籠中」のもので、彼らの流麗なフレージングや軽やかなリズム、ロマンティックな表情付けがすべて作品の情景にぴたりとはまった、素晴らしいものでした。日本ではなぜかヴァンガード盤が発売されずに終わり、グラモフォン盤のみ発売されたため、このシューベルト四重奏団盤が非常に愛されました。それは発売から約30年間、この録音が再発売を繰り返し、日本のカタログに残り続けたことでも証明できるでしょう。CD時代になってやや忘れられた感がありましたが、日本盤としては約30年ぶりに復活し、再評価を問う事となりました。今回のリマスタリングによって、まるで昨日録音したばかりのような鮮明で瑞々しい音質に蘇ったことも特筆されるでしょう。
カップリングはデームスが弾いたハイドンの『アンダンテと変奏曲』とシューベルトの『楽興の時』です。ハイドンは『ます』のLPの余白に入っていたもの。シューベルトの愉楽の世界のあとに物悲しいハイドンを加えた味のある組合せでした。『楽興の時』は別LPからのものですが、同時期の録音で、若きデームスのしなやかな感性が匂うような演奏です。
構成数 | 1枚
1. フランツ・シューベルト:ピアノ五重奏曲 イ長調 D667 『ます』
2. ヨーゼフ・ハイドン:アンダンテと変奏曲 ヘ短調 作品83 Hob.XVII:6
3. フランツ・シューベルト:楽興の時 作品94 D780
【演奏】
イェルク・デームス(ピアノ)
シューベルト弦楽四重奏団(ウィーン・コンツェルトハウス四重奏団員)(1)
【録音】
1958年4月15-21日 ハノーファー、ベートーヴェンザール(3)
1959年3月13日 ベルリン、イエス・キリスト教会(2)
1959年9月5-7日 ミュンヘン、ヘラクレスザール(1)
(ステレオ録音)
【原盤】
Deutsche Grammophon
-
1.[CD]
1950年代後期の破格のステレオ!
デームスとウィーンの名手による《鱒》ということで楽しみではあったが、1958〜59年の録音ということで音質に一抹の不安があった。
ところが、聴いてみてビックリ仰天!
まるで時空を超えて、つい先日録音したかのような新鮮さ、鱒がピチピチ跳ねるような音の若々しさに、古い録音であることをすっかり忘れ、ただただ美しいアンサンブルに身を委ねることが出来た。
これは数多ある《鱒》の中でも屈指の名盤ではあるまいか?
文句なしの星5つ!
ハイドンの珍曲(名曲)を聴ける貴重なアルバムですが、ウィーンの奏者たちのアンサンブルも素晴らしく、3羽烏(ウィーンのピアニスト)と云われたデームスの粒立ちの良いピアノ(隠れ名盤)は聴き応えあります。※アナログ録音、ルビジウム・クロック・カッティングCD。
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