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ヴィヴァルディとイタリア・バロックの協奏曲集<タワーレコード限定>
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5.0

在庫状況 について

商品の情報

フォーマット

CD

構成数

2

国内/輸入

国内

パッケージ仕様

-

発売日

2017年06月07日

規格品番

PROC-2068

レーベル

SKU

4988031228074

商品の説明

※オリジナル・ジャケット・デザイン使用(ブックレット内に他のジャケットも掲載)
※本国オリジナル・マスターからのハイビット・ハイサンプリング(192kHz、24bit)音源をCDマスターに使用(CD2)
※解説:矢澤孝樹氏(新規序文解説)、ラインハルト・ゲーベル氏(井上征剛氏訳)、戸口幸策氏、他、解説書合計16ページ

作品の情報
メイン
その他
商品の紹介
MAK復刻シリーズ第15弾。異なる録音年代の2枚のアルバムをイタリア・バロックの協奏曲というテーマで括った2枚組。詳細な解説も必読。新規序文解説とゲーベル氏による新訳(DISC1)を掲載

今回のリリースは、異なる年代の2枚のアルバム「ヴィヴァルディとイタリア・バロックの協奏曲集」2枚組を復刻します。DISC1の「イタリア・バロックの協奏曲集」は1992年に国内盤で発売されて以来、25年振りの再発。DISC2の「ヴィヴァルディ:室内協奏曲集」は1982年に国内盤LPで発売後、さらに2004年にSA-CDハイブリッド盤(別曲のカップリング付)で再発されて以来となります。今回の復刻では、DISC1は元々初発売時の輸入盤ブックレットに掲載されていたゲーベル氏自らのアルバム解説を初めて邦訳し掲載。4ページにわたるこの詳細な解説と、国内盤初出時の戸口幸策氏の解説により、ようやくこのアルバムの真意が明かされました(その分析と背景、より踏み込んだ補足は矢澤孝樹氏による序文解説を要参照)。作品における価値観を柔軟に突き崩すMAKの真骨頂とも言えるこのアルバムは、録音時ゲーベル氏自身が腕の故障でヴァイオリンを弾かず、指揮に専念していた点も含め、MAKの更なる新境地を開いた録音としてひとつの転換点ともなった盤と言えます。
1980年12月、アナログ録音末期の録音であるDISC2の「ヴィヴァルディ:室内協奏曲集」は、初期のMAKを代表する名盤として今回初出時の曲目に戻した上でカップリングしましたが、内容的にはヴィヴァルディの既成イメージを一新した意味も含め、まさに画期的なアルバムでした。特に、1回目の録音である「ラ・フォリア」は圧巻で、後の再録音(PROC1713で既発売)ともども、ぜひ聴いていただきたい演奏です。
ブックレットは16ページに及び、資料としての価値も高いCDです。また、アナログ録音であるCD2は、従来通りオリジナルのアナログ・マスター・テープからハイビット・ハイサンプリング(192kHz、24bit)で高品位のデジタル化を行った音源をCDマスターに使用しました。尚、今回のVintage+plus Vol.24は全7タイトルを発売します。
タワーレコード (2017/05/10)
収録内容

構成数 | 2枚

『ヴィヴァルディとイタリア・バロックの協奏曲集/ムジカ・アンティクヮ・ケルン』

【収録曲】
<CD1>
イタリア・バロックの協奏曲集
1. ジュゼッペ・トレッリ(1658-1709):4つのヴァイオリンのための協奏曲 ホ短調
2. ジョヴァンニ・モッシ(um 1700):協奏曲 作品4 第12番 ト短調
3. ジュゼッペ・ヴァレンティーニ(1680-1759):協奏曲 作品7 第11番 イ短調
4. ピエトロ・アントニオ・ロカテッリ(1695-1764):協奏曲 作品4 第12番 ヘ長調
5. レオナルド・レオ(1694-1744):協奏曲 ニ長調
<CD2>
アントニオ・ヴィヴァルディ:室内協奏曲集
6. 協奏曲 イ短調 RV108、
7. 協奏曲 ニ長調 RV84、
8. 協奏曲 ト長調 RV102、
9. 協奏曲 ニ長調 RV89、
10. ソナタ ニ短調 RV63 《ラ・フォリア》

【演奏】
グートルン・ヘインズ(リコーダー)(6)、
ヴィルヴェルト・ハーツェルツェト(フラウト・トラヴェルソ)(7-9)、
ラインハルト・ゲーベル、ハーヨ・ベス(ヴァイオリン)(10)
ムジカ・アンティクヮ・ケルン オリジナル楽器による
ラインハルト・ゲーベル(指揮)

【録音】
1980年12月2-4日 ハンブルク、フリードリヒ・エーベルト・ハレ(6-10)、
1991年1月 ケルン、ドイツ国営放送ホール(1-5)

【原盤】
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    • 1.
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カスタマーズボイス
総合評価
5.0
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投稿日:2023/09/30

ヴェルサイユ宮殿の鏡の間に施工されている鏡はサンゴバン社製の仏国産品であることを知ったのは、夫の勤務先企業の取引関連先の一つだったからだ。コルベ―ルが1665年に創設した王立鏡面ガラス建築製作所が起源で、当時ガラス・鏡製造の最先端だったヴェネチアから職人を集めて働かせた。ヴェネチアに「追いつけ、追い越せ」だったのだ。

実は、ヴェネチアについて、私は殆んど知らなかった。音楽史に触れるようになってから、ようやく都市の姿がぼんやりとだが現れるようになった。高校世界史程度では、人名や用語の暗記で止まっていて、本当に知っている水準ではなく、部分的断片的で、人間の移動や営みまで感じることができないままだった。

MAKの録音は、見つけたら購入することを課して来た。最初は、解説を読みながら聴いても、半分も理解出来ていないと思うし、作曲家も作品も知らないことばかりから始まり、しばらくしてから違う演奏家の録音が心に響きだすと、既にMAKで聴いていたという事が殆んどである。いつも、私の古楽鑑賞の基は、MAKから始まっていたと思うのだ。

本商品では既知の作曲家ばかりだが、解説を読むと理解の枠組みの仕切り直しをさせられる感がある。時間のかかる独学ゆえ、梗概のみに終始しており、何とかもっと上手に学べないものかと思う。23年にわたる古楽鑑賞歴で、カントの著作の方が読んでわかりやすいと思えるようになったことは、一種の効用か。

本録音の演奏は、勿論、宮廷音楽を顕現したもので、録音場所を問わず、城内の美しい豪奢な仕事を耳から入れてくれる高雅さ。やはり、古楽で聴きたいのは宮廷文化。

タワーレコードのこのシリーズ企画は、本当に嬉しい。

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