フォーマット |
SACDハイブリッド |
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構成数 |
2 |
国内/輸入 |
国内 |
パッケージ仕様 |
- |
発売日 |
2017年11月22日 |
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規格品番 |
PROC-2105 |
レーベル |
|
SKU |
4988031254059 |
※限定盤。世界初SA-CD化
※SA-CDハイブリッド盤
※歌詞対訳付
※2017年最新マスタリング音源使用(英Classic Soundにて、本国のオリジナル・アナログ・マスターテープからダイレクトにDSD変換とマスタリングを行い、SA-CD層用のDSDマスターを制作。CD層用にはこのDSDマスターから44.1kHz/16bitにPCM変換を行いCDマスターを制作。アナログ・マスターテープはその経年劣化と保存状態に応じて、可能な範囲で入念な修復作業を行った後に変換作業を実施)
※オリジナル・ジャケット・デザイン使用(ブックレットに8番の米盤ジャケットと大地の歌のジャケットも掲載)
※通常ジュエルパッケージ仕様(マルチケース)
※盤印刷面:緑色仕様
※解説:佐伯茂樹氏(新規序文解説)他、解説書合計28ページ
壮大なスケールを再現。オリジナル・アナログ・マスターから本国で新規マスタリング
前回第7弾で復刻しましたマーラー:交響曲第5,6,7番(PROC2079)に続き、ショルティ&シカゴ交響楽団とDECCAの名声が世界的に確立されたと言っても過言ではない、1971年録音の「マーラー:交響曲第8番」と翌年72年録音のショルティ1回目の「大地の歌」を世界初SA-CD化として復刻いたします。この第8番は、DECCAとして初録音となったばかりでなく、シカゴ交響楽団の欧州ツアー時に、ウィーンでの録音の本拠地であるゾフィエンザールで収録された名録音としても有名です。また、当時の豪華歌手陣を登用し、DECCAの録音技術の粋を集めた集大成的な録音でした。この録音でショルティによるマーラー交響曲全集が完成(LSO、RCO、CSO)、まさにレコードにおけるマーラー時代の到来となりました(この1971年には既に存在していたバーンスタインの他に、クーベリックとハイティンクによる交響曲全集も完成)。当時は稀少音源だった「第8番」にはその後多くの録音が生まれましたが、未だにこのショルティ盤があらゆる意味で君臨しています。録音技術はもちろん進歩が著しいとは言え、レンジが広く明晰な解像度を持ったDECCA録音に加え、シカゴ交響楽団の驚異的な技術力は、今聴いても近代オケの規範となる演奏であり、さらに活力あるショルティの指揮により、唯一無比の演奏として永遠に語り継がれる名盤となりました。「大地の歌」も1972から73年にかけて録音ラッシュがありました。バーンスタイン、ショルティ、そしてカラヤン盤全てに出演しているルネ・コロはまさに驚異的で、この1972年5月は、最初にショルティとこの盤を収録(5月8,9日)、すぐイスラエルに飛び、バーンスタインと5月18日から同じ曲の収録を行っているという状況です。翌年12月にはカラヤンとも録音を行い、当時の「大地の歌」の歌唱でも圧倒的な評価を得ていました。このショルティ盤はDECCAの収録ということあり、よりリアルな音像とダイナミックレンジの広い声質を今回の復刻では堪能できます。
当シリーズでは制作するにあたり、本国のオリジナル・アナログ・マスターテープの物理的なメンテナンスと修復を行った上で高品位デジタル化(DSD)を行い、本国のレーベル専任エンジニアがこのシリーズ用に綿密な工程で時間をかけてマスタリング作業を行いました。SA-CD層では、高精細なマスターサウンドをお楽しみいただけます。CD層も2017年最新のデジタル化とマスタリングを施していますので、従来盤の音質とは一線を画しています。
尚、このシリーズではオリジナル・ジャケット・デザインを採用(中のブックレットには大地の歌と、第8番の米盤初出時のジャケも掲載)し、解説書には新規で佐伯茂樹氏による序文解説を掲載しました。今回の「ヴィンテージSA-CDコレクション」第8弾は、計3タイトルを発売いたします。
構成数 | 2枚
グスタフ・マーラー:
<DISC1>
1. 交響曲 第8番 変ホ長調 《千人の交響曲》
<DISC2>
2. 交響曲《大地の歌》
【演奏】
ヘザー・ハーパー(ソプラノ1)/ルチア・ポップ(ソプラノ2)
アーリーン・オジェー(ソプラノ3)/イヴォンヌ・ミントン(アルト1)/ヘレン・ワッツ(アルト2)
ルネ・コロ(テノール)/ジョン・シャーリー=カーク(バリトン)/マルッティ・タルヴェラ(バス/黙想の教父)
ウィーン国立歌劇場合唱団(合唱指導:ヴィルヘルム・ピッツ/合唱指揮:ノルベルト・バラッチュ)
ウィーン楽友協会合唱団(合唱指導:ヴィルヘルム・ピッツ/合唱指揮:ヘルムート・フロシャウアー)
ウィーン少年合唱団 (以上、1)
イヴォンヌ・ミントン(アルト)/ルネ・コロ(テノール) (以上、2)
シカゴ交響楽団
サー・ゲオルグ・ショルティ(指揮)
【録音】
1971年8月30日-9月2日 ウィーン、ゾフィエンザール(1)
1972年5月8、9日 イリノイ、クラナート・センター(2)
【原盤】
Decca
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1.[SACDハイブリッド]
-
2.[SACDハイブリッド]
全曲のSACD化を切望いたします
『千人の交響曲』を初めて聴いたのは自分もこのショルティ盤です。その昔、造本がバラバラになるくらいに読んだ故・諸井誠さんの名著『交響曲名曲名盤100』での推薦盤が入口でした。高音質化されて響きの雑味が抜け、優秀録音の真価が表れたように思います。ショルティの明快かつ規範的な音楽作りを体験することで、さまざまな『千人』の個性や乱れっぷりの味わいなどが分かったような気がします。
千人の交響曲ブームの嚆矢となった名盤。高校生の時に購入して本当に擦り切れる程聴いた。発売当時2枚組の豪華なジャケットで4,600円しました。今まさにLPの音がよみがえった!! 再販のCDは数種ありますがいずれもレンジと拡がりがなく平板的な音質でSACD化を密かに切望していました。タワレコさん、ありがとう。
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