フォーマット |
CD |
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構成数 |
13 |
国内/輸入 |
輸入 |
パッケージ仕様 |
ボックス |
発売日 |
2018年04月27日 |
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規格品番 |
19075816372 |
レーベル |
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SKU |
190758163727 |
レナード・スラットキンがRCAに録音したほぼすべてのアメリカ音楽をCD13枚に集成したボックスセットです。父のフェリックスは、ヴァイオリニストで、ハリウッドボウル響の指揮者、母はハリウッド弦楽四重奏団のチェリストというロシア系の名門音楽一家に生まれたスラットキンは、ジュリアード音楽院で学び、まずピアニストとして、その後指揮者として活動を始めました。1968年からセントルイス交響楽団の副指揮者を務め、1979年に音楽監督に就任。1996年まで20年近くその地位を務め、当時文字通り世界最高であったゲオルク・ショルティとシカゴ響に続く米国第2位という評価を得、数多くの録音もRCAに行いました。また1996~2008年には「大統領のオーケストラ」と称されるワシントン・ナショナル交響楽団の音楽監督を務めています。CD1-11は、アメリカ近現代の作曲家による作品。CD12-13は、アメリカン・アルバムと題されたもので、アメリカ愛国心溢れる音楽のコレクションです。「リンカーンの肖像」のナレーションは、湾岸戦争で一躍時の人となった当時のアメリカ軍司令官ノーマン・シュワルツコップが担っています。
ソニー・ミュージック
構成数 | 13枚
合計収録時間 | 00:00:00
[CD1]
ルロイ・アンダーソン:
1. 舞踏会の美女,
2. ファントム・レジメント,
3. 春が来た,
4. そり滑り,
5. プリンク、プレンク、プランク
6. ブルー・タンゴ
7. 忘れられた夢
8. トランペット吹きの休日
9. ペニー・ウィッスル・ソング
10. クラリネット・キャンディ
11. 馬と馬車
12. トランペット吹きの子守歌
13. フィドル・ファドル
14. ジャズ・ピチカート
15. ジャズ・レガート
16. シンコペイテッド・クロック
17. サンドペーパー・バレエ
18. タイプライター,
19. ワルツィング・キャット
20. プロムナード
21. サラバンド
22. セレナータ
23. 小さなバラード
24. アリエッタ
25. ホーム・ストレッチ
[CD2]
バーンスタイン:
1. ソングフェスト(6人の歌手とオーケストラのためのアメリカの詩による連作)
2. 7つの記念(タリー=クーセヴィツキーの追悼に)
ヴァレーズ:
3. アルカナ
[CD3]コープランド:
1. オルガンと管弦楽のための交響曲
2. 舞踏交響曲
3. 交響曲第2番「短い交響曲」
[CD4]コープランド:
1. 映画音楽「赤い子馬」組曲
2. 映画音楽「我等の町」組曲
3. 映画音楽「女相続人」組曲
4. 映画のための音楽
5. 平原の日記(ラジオのための音楽)
[CD5]
コープランド:
1. 交響曲第3番
2. 大都市のための音楽
[CD6]
コリリアーノ:交響曲第1番
[CD7]
コリリアーノ:
1. トーナメント
2. オスティナートによるファンタジア
3. エレジー
4. ピアノ協奏曲
[CD8]
アイヴズ:
1. ニューイングランドの3つの場所
2. 「ケンタッキーの我が家」による行進曲第3番
3. 答えのない質問
4. 宵闇のセントラルパーク
5. 4調によるフーガ「輝く岸辺」
5. 交響曲第3番「キャンプの集い」
[CD9]
ウィリアム・シューマン:
1. アメリカ祝典序曲
2. ニューイングランド三部作
3. 交響曲第10番「アメリカのミューズ」
4. アイヴズ:アメリカ変奏曲(W・シューマン編)
[CD10]
ピストン:
1. バレエ音楽「不思議の笛吹き」組曲
2. ニューイングランドの3つの情景
3. 交響曲第6番
[CD11]
ジョセフ・シュワントナー:
1. ベロシティーズ
2. パーカッションと管弦楽のための協奏曲
3. 新たなる時代への黎明「自由への夜明け」
[CD12]
1. コープランド:市民のためのファンファーレ
2. モートン・グールド:アメリカ組曲
3. スーザ:ワシントン・ポスト
4. ウィリアム・シューマン:チェスター
5. アイヴズ:アメリカ変奏曲
6. モートン・グールド:シンフォネッテ第2番「パヴァーヌ」
7. ヴィクター・ハーバート:おもちゃの行進曲
8. ジョアン・タワー:ファンファーレ・フォー・ジ・アンコモン・ウーマン第1番
9. コープランド:ホーダウン
10-11. ヴァージル・トムソン:『平原を耕す鋤』より「プレリュード」「パストラール」
12. グローフェ:『グランドキャニオン』より「山道を行く」
13. キャサリン・グラッドニー・ウェルス:マイナー・リフレクション
14. キャサリン・リー・ベイツ:アメリカ・ザ・ビューティフル
15. スーザ:星条旗よ永遠なれ
16. 民謡:タップス
17. ジョン・スタフォード・スミス:星条旗、
[CD13]
1. コープランド:市民のためのファンファーレ
2. ウィリアム・シューマン:喜びあれ、アメリカ
3. ダドリー・バック:アメリカ国歌「星条旗」による祝典序曲
4. エドウィン・ユージン・バッグリー:行進曲「国民の象徴」
5. ヴァージル・トムソン:「ヤンキードゥードゥル」による管弦楽のためのフーガとコラール
6. ヴィクター・ハーバート:アメリカン・ファンタジー
7. スーザ:行進曲「エル・カピタン」
8. ウィリアム・ステッフ:リパブリック讃歌
9. リチャード・ヘイマン:サーヴィスメン・オン・パレード
10. コープランド:リンカーンの肖像
【演奏】
レナード・スラットキン(指揮)
セントルイス交響楽団(CD6,CD11を除く)、
ワシントン・ナショナル交響楽団(CD6、CD11)、
エヴェリン・グレニー(パーカッション:CD11)、
バリー・ダグラス(ピアノ:CD7)、
ノーマン・シュワルツコップ(CD13)
【録音】
1989~1996年
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1.[CD]
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13.[CD]
「自由」だの「正義」だのとナレーターが叫ぶ教条主義的で政治臭い作品もあれば、ひたすら楽天的で能天気な作品もある…というアメリカン・クラシック特有の世界観が広がるセットだ。ヴァレーズやアイヴスの作品は流石に素晴らしいが、これらは既に他の指揮者による名盤が多数出ており、どうしてもスラットキンでなければ…というほどではない。今回、個人的に強い感銘を受けたのが、コリリアーノの交響曲第1番だ。エイズ交響曲などと呼ばれることもあって、テーマ的には重いし、実際、怒りのエネルギーを噴出させる作品なのだが、第1楽章と第4楽章においてアルベニスのタンゴが非常に効果的に使われているなど、全体としてたいへん楽しめるエンタメ作品に仕上がっている。スラットキンの指揮もピカイチである。
現代アメリカの作品を集めまくった貴重なセットで、アイヴスは当然としても何とルロイ・アンダーソンからコリリアーノまでと無茶苦茶に作風の幅が広いBOXではある。まあ聴き終わって正直印象にのこるのは、ヴァーレーズ、アイヴス、コリリアーノ、シュワントナーといった所か。その中でも殆ど知られてない人だが、シュワントナーは中々インパクトのある作曲家だ。クラムがあれば更に面白いのだけど。
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