フォーマット |
SACDハイブリッド |
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構成数 |
1 |
国内/輸入 |
国内 |
パッケージ仕様 |
- |
発売日 |
2018年05月23日 |
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規格品番 |
PROC-2148 |
レーベル |
|
SKU |
4988031276594 |
※限定盤。世界初SA-CD化
※SA-CDハイブリッド盤
※リハーサル対訳付
※2018年最新マスタリング音源使用(英Classic Soundにて、本国のオリジナル・アナログ・マスターテープからダイレクトにDSD変換とマスタリングを行い、SA-CD層用のDSDマスターを制作。CD層用にはこのDSDマスターから44.1kHz/16bitにPCM変換を行いCDマスターを制作。アナログ・マスターテープはその経年劣化と保存状態に応じて、可能な範囲で入念な修復作業を行った後に変換作業を実施)
※オリジナル・ジャケット・デザイン使用(ブックレットに他のジャケットも掲載)
※通常ジュエルパッケージ仕様
※盤印刷面:緑色仕様
※解説:相場ひろ氏(新規序文解説、原語テキスト改訂&訳)他、解説書合計28ページ
デッカの一時代を支えたアンセルメのラスト・レコーディングとなった「火の鳥」全曲を、世界初SA-CD化として復刻します。従来の輸入盤CDでは、同時収録された「リハーサル風景(49分ほど収録)」は2枚目に収納されていましたが、国内盤CDではキング時代に特典盤としてこの「リハーサル」は1度リリースされただけで、ユニバーサル発売以降は復刻されたことがありませんでした。今回の再発では初めての試みとしまして、非圧縮によるSA-CD層の長時間収録のメリットを活かし、SA-CD層にのみこの「リハーサル」を収録しました。尚、この「リハーサル」の対訳は、今回の復刻に伴い言語テキストを一から見直し、一部を修正・改訂した相場ひろ氏による2018年最新のものをブックレットに掲載しております。本編の「火の鳥」全曲と合わせ、アンセルメ自身の肉声やオケの反応が、2018年最新SA-CD化により臨場感を伴ったリアルな当時の現場の雰囲気と合わせ、十全に堪能できるようになりました。
アンセルメはスイス・ロマンド管弦楽団とちょうど50年前に来日公演を行い、その7か月後に世を去ります。この「火の鳥」は亡くなる僅か3か月前に収録されました。組曲含めスイス・ロマンド管とは複数の録音があり、なかでも1955年盤は世界初の全曲盤の録音となった有名なアルバムですが、最晩年になり、アンセルメはより機能性に優れたニュー・フィルハーモニア管を起用して新たにステレオの決定盤を残そうとしたようです。録音的にもデッカはステレオ録音の最盛期を迎えており、優秀録音盤を数多く輩出していた時期にあたります。演奏はあえて機能性を重視したものではなく、落ち着いたテンポにより細部にまで目が届いた丁寧な指揮振りとなっており、それによりかえって心に長く刻まれる演奏となりました。慈しむかのような「火の鳥」の演奏はむしろ貴重とも言え、このアルバムが歴史的な録音であることに納得させられます。元々の素晴らしい録音に加え、今回の2018年最新のDSD化によって、よりこの演奏を間近で聴いているような実感が得られるようになりました。ハイファイ的な視点で好まれる傾向よりむしろ、音楽に温度感や情感がより顕著に感じられる復刻になったと思います。
当シリーズでは制作するにあたり、本国のオリジナル・アナログ・マスターテープの物理的なメンテナンスと修復を行った上で高品位デジタル化(DSD)を行い、本国のレーベル専任エンジニアがこのシリーズ用に綿密な工程で時間をかけてマスタリング作業を行いました。SA-CD層では、高精細なマスターサウンドをお楽しみいただけます。CD層も2018年最新のデジタル化とマスタリングを施していますので、従来盤の音質とは一線を画しています。
尚、このシリーズではオリジナル・ジャケット・デザインを採用し、解説書には新規で相場ひろ氏による序文解説を掲載しました。今回の「ヴィンテージSA-CDコレクション」第11弾は、計3タイトルを発売いたします。
構成数 | 1枚
1. イーゴリ・ストラヴィンスキー:バレエ《火の鳥》(1910年版)
2. 同:バレエ《火の鳥》-リハーサル(SA-CD層のみ収録)
【演奏】
ニュー・フィルハーモニア管弦楽団
エルネスト・アンセルメ(指揮)
【録音】
1968年11月18-22日 ロンドン、キングズウェイ・ホール
【原盤】
Decca
【Remaster】
DSD Remastered by Classic Sound, 3/ 2018
【Original Recordings】
Recording Producer: John Mordler、 Balance Engineer: Kenneth Wilkinson
【First Release】
SET468-468A (Stravinsky: The Firebird)
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1.[SACDハイブリッド]
アンセルメの意図が隅々まで聞こえる超優秀録音、最近のロト等、話題盤が多い曲だがSACD化で存在感が大いに増した。
演奏、録音ともに優れた圧倒的存在感のSACDです。
ティンパニーや金属打楽器の瞬発音や金管楽器の実在感は目を見張るばかりです。
更に、弦楽器や木管楽器は空気の淀みさえ感じられる実在感を覚えます。
会場の雰囲気まで伝える演奏は、従来のレコードやCDでは決して得られませんでした。
タワーレコードさんの優れた目利きと企画に称賛の念を禁じ得ません。
ウィルキンソンがキングスウェイホールで収録した伝説的な優秀録音のひとつである。手持ちCD(クラシックサウンドシリーズ外盤)と比べ再生情報量の増加は明らかであり、冒頭の管楽器の点滅やハープを聴くだけでプレゼンス、レゾリューション共に大きく改善していることが分かる。リハーサルの対訳がついているのも嬉しくタワーレコードはパッケージメディアに求められる消費者ニーズを良く把握していると思う。マストバイだ!
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